ヨガインストラクターはサプリメントなどには手を出さないナチュラル思考の人が多いと思われているようですが、そんなことはありません。

むしろ私の周りのインストラクターは、みんな自分の体に合うサプリメントを選んで愛用しています。

サプリメントの必要性や適切な使い方にまで気を使えるのが、ヨガインストラクターならでは!

ここではヨガのインストラクターが愛用している人気のサプリメント成分を詳しくご紹介。

ヨガインストラクターたちが愛用するサプリメント5選

『yoganesss』より引用
(画像=『yoganesss』より引用)

インド好きなインストラクターから大人気の「クルクミン」

『yoganesss』より引用
(画像=『yoganesss』より引用)

カレーなどのインド料理やアジアン料理で有名なスパイスである、ターメリックの主成分である「クルクミン」。

高い抗酸化作用を持つポリフェノールの一種でもあり、アンチエイジングに役立ちます。

クルクミンも、クルクミンの原料であるターメリックもアーユルヴェーダの施術でよく用いられますが、それはクルクミンに抗炎症・抗酸化・免疫調整・血糖値上昇抑制などさまざまなエビデンスが豊富だからです。

特によく知られている機能性が、肝臓への作用

肝臓は体内の解毒に関わる臓器ですから、疲れや老廃物が溜まりやすい臓器。

クルクミンの適切な摂取で、肝臓の解毒作用を高めてくれることが報告されています。

肝臓は肌の状態とも密接に関与しているので、肌荒れが気になる方にもクルクミンはおすすめ。

近年は脳機能の活性作用など新たな機能も確認されています。

クルクミンを食品から摂りたい人は、ターメリックがたっぷり使われたカレーを積極的に食べるようにしたり、ビンに入ったターメリックやウコンパウダーを持ち歩いて食事の際に振りかけて摂取すると良いでしょう。

有効成分の一つである「クルクミン」だけを摂取したいのであれば、サプリメントが最も手軽です。

インドでは「若返りの薬」と呼ばれる「アシュワガンダ」

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(画像=『yoganesss』より引用)

高麗人参と似た滋養強壮効果があるとされるアシュワガンダ。

ナス科の常緑低木で抗ストレス作用や安眠作用が、最もよく知られる機能です。

日本では医薬品指定されている成分でもあり、効果はパワフル。

その見た目から「インド人参」とも呼ばれ、アーユルヴェーダでは「若返りの薬」として知られ、100年以上も前から人々に摂取されてきた歴史のある成分です。

ストレスの緩和や安眠作用の他に、免疫力向上、疲労回復、体力増強作用も報告されています。

アシュワガンダには、「アダプトゲン」が含まれていることもよく知られています。

アダプトゲンとは「適応促進成分」と呼ばれる天然成分で、何千種類もある薬草の中でもアダプトゲンが含まれていることが確認されているのはわずか20種類程度とされています。

アダプトゲンが含まれている有名な薬草はアシュワガンダの他に、ホーリーバジル、高麗人参、冬虫夏草、オウギ、リコリス(甘草)、霊芝、抹茶などがあり、いずれもアーユルヴェーダや漢方でよく用いられる薬草です。

アダプトゲンを摂取するとトラウマや不安、ストレス、心身の疲労などに対する抵抗能力を高めてくれるとされており、ストレス社会に生きる私たちにこそふさわしい成分と言えるでしょう。

サプリメントが苦手な人でも愛用者多数の「ローハニーorマヌカハニー」

『yoganesss』より引用
(画像=『yoganesss』より引用)

市販の精製された蜂蜜ではなく、生の蜂蜜(ローハニー)もヨガインストラクターに大人気。

ローハニーには腸内環境の調整、免疫力の向上、疲労回復、安眠作用、美肌作用、殺菌作用、などの効果が期待されます。

ローハニーと黒胡麻のペーストは、白髪予防や美肌効果が期待できます。

さらにちょっと風邪気味かなと思った時により、殺菌効果が高いマヌカハニーのキャンディやスプレーを使うインストラクターも多いです。

精製された蜂蜜とは異なり、ビタミンやミネラルなどの栄養価が高いだけでなく、白砂糖とは違いゆっくりと血糖値が上がっていくので、ダイエット中にもおすすめです。

唇に塗ってリップパックをするなどの使い方もできます。

なるべく医薬品を頼りたくないというナチュラル思考の人ほど、ローハニーと上手に付き合えるはず。

ご自身だけでなく家族のちょっとした不調にもローハニーは役立ちますし、特に風邪の季節には切らさずに常備しておきたい一品です。

『yoganesss』より引用
(画像=『yoganesss』より引用)