大人のカジュアル、次に大事なのは小物づかい
「先ほどお話しした靴には、もう少し前振りがあって……(笑)。あるとき、ナツエがとてもかわいいサンダルを履いていました。若い人のブランドなので、手頃な価格で気の利いたキュートさもあります。履きやすく使い勝手もよさそう。『それかわいい! ママも買おうかしら』と言ったところ、『ママ、この間買ったあの靴があるでしょう! あれは一体いつ履くの!』となり、前述の話につながった次第です。たしかに、このバイカラーのミュールサンダルは若者には履きこなせないかな(笑)。大人の特権!」
──お子さんたち、鋭い指摘ですね。
Tシャツ+エルメスのスカーフで新たな装いが
色合いが美しく、結びやすいエルメスのアンティークスカーフ。カジュアルにもエレガントさを添えるアイデア
「ええ。反省しました。また、いま次女のタカエがちょうどバンダナを楽しむ年齢になりました。カウボーイ巻きなどを上手にしていて、『わあ、懐かしい、かわいい!』と。でも、私がバンダナでこれをしてもたぶんかわいくない(笑)。
そこで、クローゼットのエルメスのスカーフで真似をしてみたところ、シルクの風合いや色合いが白いTシャツをランクアップしてくれて……。ころんとかわいいバッグを持てば、ホテルのショッピングギャラリーでも十分通用する装いに。カジュアルファッションも靴やバッグ、ピアスや時計などアクセサリーや小物類にちょっとこだわること、上質の物を持ってくることで、大人の女性ならではの余裕、こなれたエレガンスが生まれるように思いました」
ファッションが好きなパリマダム、中村さんならではの納得のお話。『セゾン・ド・エリコ』の特集では他にも、洋服のお直しのこだわりや、息子さんのお下がりのハットを使っての小物使いのアイデアなどが紹介されています。新しい季節の洋服を買いに行く前に、クローゼットを見直してみましょう。
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<中村江里子 文/女子SPA!編集部> 中村江里子 本名:エリコ・バルト/1969年東京生まれ。フジテレビのアナウンサーを経て、フリーに。2001年にバルト氏(化粧品会社経営)と結婚、パリに暮らす。現在は3児の母で、パリと東京を往復しながら各メディアで活躍中。ライフスタイルブック「セゾン・ド・エリコ」シリーズ、近著『パリのおうち時間』 Instagram:eriko.nakamuraofficial
提供・女子SPA!
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