新型コロナウイルスの影響で外出の機会が減ってから、2年以上がたちました。「気がつけば、洋服をずっと新調していなかった」「着るものがなくて慌てる」といった声も。そろそろオシャレがしたいですよね!
パリマダムのおしゃれとは
そこで、大人女性のおしゃれアイデアを、パリ在住のフリーアナウンサー・中村江里子さんに聞きました。中村江里子さんのパーソナルマガジン『セゾン・ド・エリコ』最新号では、春夏のおしゃれアイデアが紹介されていますが、すべて私物だというからオドロキ。
大好きでどちらも長年着ているスカートとニットの組み合わせ。パイピングとタッセルがポイントの新調したバレリンで大人のかわいさをプラスして
中村さん自身は、「スタイリストやデザイナーといったファッションのプロというわけではないので、洋服は、その日、自分が着たいと直感で選んだものを着ているだけ。そんな私のスタイリングでいいのかしら……」と謙遜。過去の秋冬ファッション特集も含め、「もう、クローゼットのすべての服を出し切った感じです」と笑います。
『セゾン・ド・エリコ』Vol.15
パリで磨かれた美意識に、働くママの視点や、体形や体調などの変化を知る、大人ならではのファッションとは?中村さんに聞きました。
気に入った服は10年、15年と着ています
──オール私物での素敵なコーディネート。まず、その持ち数の多さに驚きます(笑)。シーズンごとに購入しているのでしょうか。
個性的なオールインワンに合わせて。個性×個性。でも同系色なので決してうるさくなりません。品よくまとまってキュートな感じ!
「とんでもない(笑)。シーズンごとに必ず新調する、なんてことはありません。ただ、私自身、洋服が好きだったり、夫も以前、ファッション関係の仕事をしていたおしゃれ大好きな人間なので、折に触れ服や小物をプレゼントしてくれたりします。また、『私服でお願いします』といわれるお仕事も多いので、どうしても数は増えてしまって……。
さらに、私の場合、好きで10年、15年、それ以上と長年着ている洋服が多くて、それが大きな要因かと思います。年齢を重ねた分だけ、服も小物類も増殖している感じです(笑)」