日本にはたくさんの方言がありますが、その中でもかわいいと言われることが多いのが山形弁です。そんな山形弁でするかわいい告白を見てみましょう。また、「山形弁」の中にも様々な種類があります。そんな豆知識もぜひ楽しんでみてください。
山形弁女子のかわいい告白の例文5選一覧
山形弁女子のかわいい告白の例文①おめのこど、ずっと好きだったんだにゃー
山形弁女子のかわいい告白の例文1つ目は、「おめのこど、ずっと好きだったんだにゃー」です。これは標準語に直すと「あなたのことがずっと好きでした」です。標準語で考えると「おめ(お前)」というのは偉そうに聞こえるかもしれませんが日常的に使われる言葉です。語尾の「にゃー」も広くよく使われます。
山形弁女子のかわいい告白の例文②好きだず、付き合ってけろ
山形弁女子のかわいい告白の例文2つ目は、「好きだず、付き合ってけろ」です。これは標準語で「好きです、付き合ってください」です。山形弁では確定的な事柄に関してはいわゆる「ズーズー弁」と言われる「です」という意味の「ず」が、お願い事をする時には「ください」という意味で「けろ」もしくは「けれ」が付きます。
山形弁女子のかわいい告白の例文③おめといるど、どっかどする
山形弁女子のかわいい告白の例文3つ目は、「おめといるど、どっかどする」です。これは標準語で言うと「あなたといると、安心する」です。「どっかど」は元々「どっかりとする」という言葉から来ており、「どっかりとする」が短縮され「どっかとする」になり転じて「安心感がある」という意味で使われるようになりました。
山形弁女子のかわいい告白の例文④おらの彼氏になってけれ
山形弁女子のかわいい告白の例文4つ目は、「おらの彼氏になってけれ」です。標準語に直すと「私の彼氏になってください」です。「おら」と言うと男性的な言葉にも聞こえますが、東北地方においては男女関係なく使える一人称表現です。こういった中性的にも聞こえる表現が山形弁の魅力のひとつです。
山形弁女子のかわいい告白の例文⑤好ぎさなってもらえるようまっきる
山形弁女子のかわいい告白の例文5つ目は、「好ぎさなってもらえるようまっきる」です。これは「好きになってもらえるようがんばる」です。山形弁は「~に」という助詞を「~さ」と表現します。「まっきる」は「ネジを巻きすぎて切れる」という意味が転じて「(それぐらい)がんばる」という意味になったと言われています。
山形弁男子のかっこいい告白の例文は?
山形弁男子のかっこいい告白①おらがいっから安心すろ
山形弁男子のかっこいい告白1つ目は、「おらがいっから安心すろ」です。これは標準語にすると「俺がいるから安心しろ」です。一人称が「おら」になるのは男女関係なくよくあるということは女性の告白で述べましたが、山形に限らず東北地方ではよく「する」を「す」の一文字にしてしまう使い方が多く見られます。
山形弁男子のかっこいい告白②おめはおらが幸しぇにするんだず
山形弁男子のかっこいい告白2つ目は、「おめはおらが幸しぇにすんだず」です。これを標準語に変換すると「あなたは俺が幸せにする」です。山形県ではサやセの音が「しゃ」や「しぇ」になることが多々あります。例えば「先生」は「しぇんしぇい」になったりしますが、これはふざけているわけではありません。
山形弁男子のかっこいい告白③しょすいけど、本気で好ぎなんだず
山形弁男子のかっこいい告白3つ目は、「しょすいけど、本気で好ぎなんだず」です。これは、標準語では「恥ずかしいけど、本気で好きです」です。「しょすい」が「恥ずかしい」とは知らなければ想像もつきませんが、これは「笑止」という言葉から派生したと言われています。
【番外編】山形県の名物といえば?
山形県の名物①玉こんにゃく
山形県の名物1つ目は、玉こんにゃくです。その名の通り玉のように丸い4cmほどのこんにゃくが串に複数刺されて醤油辛く味付けされていてまるでみたらし団子のような見た目です。山形県は全国一のこんにゃく消費量を誇っており、この玉こんにゃくは「玉こん」と呼ばれSAなどでも気軽に変えるほど親しまれています。
こんにゃくは自炊で使うにしても下茹でや保存方法など分からないことが多い人の多い食べ物です。そんな中でダイエットに効果絶大と言われる「氷こんにゃく」というものがあるというのをご存知でしょうか。
山形県の名物②だだちゃ豆
山形県の名物2つ目は、だだちゃ豆です。これは枝豆の一種で、枝豆の中でも希少で旨味と甘味の詰まった香ばしい高級枝豆として知られています。山形で江戸後期に森屋初という女性に発見されて以来ずっと改良を重ねながら農産されており、他地域で量産しようとしても何故か味が落ちてしまうという山形が誇る特産品です。
山形県の名物③芋煮
山形県の名物3つ目は、芋煮です。青森を除く東北地方の各県がそれぞれの個性を持って郷土愛を表す芋煮は、「秋の芋煮会」という春の花見と並ぶ位にメジャーで外せないイベントが催されスーパーには芋煮の材料だけでなく専用の鍋なども無料貸出されるほど愛されています。山形の芋煮は牛肉が入り醤油で甘辛くなっています。
山形県の名物④ひっぱりうどん
山形県の名物4つ目は、ひっぱりうどんです。元々は納豆に醤油を混ぜてつけダレとし、そこにうどんをつけて食べていたことからそのネバネバに由来してその名になったと言われています。現代ではそこにさらにサバ缶や生卵、ネギなどをプラスして食べるのが定着しているようです。簡単で主婦の味方だと言われています。
山形県の名物⑤冷やしラーメン
山形県の名物5つ目は、冷やしラーメンです。冷やされた中華の汁に中華麺が浸されているのなら冷やし中華ではないのかと思うかもしれませんが、山形の冷やしラーメンは温かいスタンダードの醤油ラーメンに氷を入れてそのまま冷やしたと思ってもらえれば一番わかり易いでしょう。酸味はなく程よい醤油だしが箸の進む味です。
今時はメジャーな食べ物にちょい足しをすることで自分だけが一番美味しく食べられる方法を模索する時代です。