謝らない人の心理・性格・特徴②謝ったら負けだと思っている

「いったん謝ってしまったら、こっちの負け」、そう思い込んでいるのが理由で、謝らない人もいます。
ちょっと悪いことしたかな、という自覚はあっても、謝ったらどんどん付け込まれて状況が不利になってしまうのでは?という不安から謝ることができません。

謝ってほしい側からすれば、一度自分の非を認めてくれて反省してくれたらそれでいいのに、と思っていても、謝らない人は「それ以上に何か要求されるのでは?」「立場がなくなってしまう」と不安で謝れないのです。

この場合も、謝らない人に困っているのなら「今後どうしてほしいか」にポイントを絞って冷静に話すのが賢い対処法です。謝ってもらうことそのものではなく、良くない状態が解決すればまずは一段落のはず。

仕事でお客さんを怒らせている、といった深刻な状況でなければ、謝ってもらうのは二の次でよいでしょう。具体的な解決策を、冷静に話し合って模索しましょう。

謝らない人の心理・性格・特徴③そこは譲れない

謝らない人の中にも、普段は謝れるけれど、「そこは譲れない!」という状況になったら決して謝らない人もいます。意見が対立したら、絶対に曲げたくない人ですね。また、その時限り何かこだわりがあって、嫌われることになってでも折れたくない、謝らない、と強情を張っているのかもしれません。

それまではどうだったかを思い出して、今回限り謝ってこないようなら、その人にとってそれが大事なこだわりポイントだという理由が考えられます。

謝らない人の心理・性格・特徴!なぜ謝れないの?
(画像=『Lovely』より引用)

この場合も、謝るかどうかを問題とするのではなく、対立している問題をどう解決するかを先に探っていきましょう。なぜそこで折れることができないのか、お互いに、喧嘩にならないように筋道立てて話し合います。

感情的になってしまいそうなら、中立的な第三者に話の流れを見てもらい、助言してもらうのも一つの手ですね。

問題が片付いて、「あの時は言いすぎたな」と反省すれば、謝らない人もその時になって謝ってくれるかもしれません。落ち着いた話し合いと、時間が解決してくれるはずですよ!

謝らない人の心理・性格・特徴④自分が正しいと思っている

常に「自分が正しい」と思っているため謝らない人もいます。子供の頃から場の中心にいることが多かった人や、多少のわがままを許されて育ってきた人、ちやほやされてきた人にこのタイプが多いです。自分のすることで反対されることがなかったため、「自分が間違っていることもある」というのを想像できないのです。

ちやほやされてきた立場上、プライドもあって謝れない、という理由も考えられます。
周りで見ている立場からすれば、自己愛コンプレックスか何か、あるいは病気なの?というくらいナルシストな振る舞いに、イラッとさせられることも多いでしょう。

謝らない人の心理・性格・特徴!なぜ謝れないの?
(画像=『Lovely』より引用)

このタイプの人とまともに向き合って、ぶつかり合うのも時間の無駄です。イライラやモヤモヤを抱えているのもエネルギーの無駄。「一種の病気みたいなものだからしょうがない」「甘やかされてきたんだ、かわいそうに」ぐらいの気持ちで受け流すのがいいでしょう。

問題ない時はつい褒めたりおだてたりしたいオーラが出ているこのタイプの謝らない人。でも、おだてすぎて増長させるのは禁物です。謝らなくて困る時は嫌がらせでない程度にちょっと冷淡に振る舞って「このままでは嫌われるかも…」と危機感を覚えさせるのも一つの手段です。

謝らない人の心理・性格・特徴⑤威厳を保つため

肩書のある役職など、ポジションが高いところにいるも慣れず、威厳を保つ理由で謝らない人もいます。「謝ったら下の人間に付け込まれるんじゃないか」「苦労して得たポジションを奪われるんじゃないか」といった不安な心理があるため、謝らない人をあえてやっています。

謝らない人の心理・性格・特徴!なぜ謝れないの?
(画像=『Lovely』より引用)

本当に名実ともに偉い人なら、場の雰囲気や部下のモチベーション維持のため、素直に頭を下げることができます。
「うわー、あの人、偉くなったら謝らなくなった」そんな人がいるなら、その人は内心、不安を抱えているのかもしれません。

謝らない人の心理・性格・特徴!なぜ謝れないの?
(画像=『Lovely』より引用)