いつも可憐で美しい“かつみ・さゆり”のさゆりさん。今回は、誰もが魅了されずにいられないやさしいお人柄の秘密や、辛いことの乗り越えかた、大切にしている言葉を教えていただきました。
さゆりさん
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(※編集部注)「かつみ・さゆり」の「・」には「ハートマーク」が入ります。
人は鏡、笑顔で愛せば、笑顔で返してくれる
――さゆりさんが人と向き合う上で大切にされていることは何でしょうか?
さゆりさん(以下、さゆり)「私、子どものころ『さゆりちゃん、人は鏡よ』と母に言われたことが、ずっと心の中にあるんです。『さゆりがその人のことを“嫌い”と思ったら、その人もさゆりのことを“嫌い”って思っちゃうし、さゆりがいつも笑顔で“この人好き!”って思ったら、きっとその人もさゆりのことを“好き”って思ってくれるわよ」って。ちっちゃいころ三面鏡の前で母に教えてもらった言葉なんですが、これを自分の奥底で、いちばん大事な言葉として持っているんです。
だから、人にいやなことをされたり、なにかあったときは相手を責める前に『なんで私は、この人がこういうことを言うようにしちゃったんだろう?』って考えちゃうんです。それは逆に自分によくないかなとも思うんですけど、一旦呑み込んで、“どうしてこうなったのか?”見つめ直してみるようにしています」
どんなに辛くても「人生の天気も必ず変わる」
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――自分に原因がないか、振り返ってみるのですね。それでも悩んでしまって辛いときは……?
さゆり「私は落ち込んでも長続きしなくて、一晩寝たら『あれ? なんで昨日はあんなこと思ったんだろ?』って思ったりするんです。だから私、どうしてもこの言葉をお伝えしたくて。 『人生の天気も必ず変わる。今日が雨でも明日はきっと晴れ』。雨が降るからこそ、花は咲きます。
もし、『もう楽になりたい』って思うようなことがあったら、一回深呼吸して、何も考えないで、とにかくベッドに入って朝を迎えてください。夜って、人間はどうしても沈んでしまうことがあるけど、一夜明けて太陽を浴びると『昨日のあれはなんやったんやろ?』って思うことは多々ありますから。『なんか一晩越えたら楽になった!』っていうこと、ありませんか?」
――あります、あります!
さゆり「勢いで突っ走ってしまったら、あとで絶対後悔すると思うんです。生きていらっしゃったら、必ず笑ってる日が来ますから。それなのに、それを体験できないってもったいないですからね」