ペンキを塗ったら…仕上げアイテムの種類

①水性ニス

100均のダイソーで購入できる雑貨のペンキの種類には、水性ニスがあります。

ニスをペンキの種類と言ってしまっていいものかどうかわかりませんが、ペンキの代わりに木材に直接塗ることもあるので、人によってはペンキの1種類と言っても良いでしょう。

ニスには木材を腐食から守る働きがあり、木材にペンキで色を塗った後に、仕上げで透明のニスを塗ることが多いです。

しかしダイソーの水性ニスはペンキの代わりに木肌感を残しながら色を付けることができるものもあります。

ダイソーの水性ニスには、マホガニー、チーク、メープル、けやき、ウォールナットの5色があります。

このダイソーの水性ニスを使えば、木材の色をより深い色合いにすることができるので、ぜひお好みの色を使って、作ってみたい色合いに仕上げて見てはいかがでしょうか?!

ダイソーの水性ニスは水性なので、水で薄めることもできるし、重ね塗りをして風合いを変えることもできます。

②アンティークメディウム・クラッキングメディウム

100均のダイソーではアンティークメディウムというペンキや、クラッキングメディウムというペンキもあります。

アンティークメディウムのペンキは重ねて塗ることでアンティーク調の古びた雰囲気を作りだすことができます。

一方でクラッキングメディウムの方は縫って乾かした後にペンキのひび割れを起こし、年代物で寂れた雰囲気を作ることができます。

この2種類のペンキを使いこなすことで、非常に重厚感のある作品を楽しむことができます。

③珪藻土・漆喰

100均のダイソーには珪藻土と漆喰のペンキも販売されています。珪藻土と漆喰は空気を綺麗にする効果があると言われていてとても話題になっていますね。

珪藻土と漆喰はそれぞれ自然の味わいある雰囲気のペイントが楽しめます。冬場や湿気が多い時期は乾燥に多少時間がかかる場合がありますので注意しましょう。

④薄め液

ペンキの種類とは違うかもしれませんが、ダイソーには過去薄め液も売っていたようです。(2019年現在は確認が取れていません。)薄め液というのは、油性ペンキを薄めるときに混ぜるものになります。

ペンキの色によっては色が濃すぎたり、ペンキの色は薄くして、木目を生かしたい場合などあります。

水性ニスや水性ペンキであれば、水で薄めれば好きな濃さに薄めて調節することができるのですが、油性ペンキの場合には、水で薄めるわけにはいきません。

油性ペンキは油性ペンキ専用の薄め液を使って薄める必要があります。

ダイソーで販売している油性ペンキのアクリルスプレーを薄めて使うことはないでしょうが、油性ペンキを使う時には、色合いの調整に必要になることもあるので、薄め液も1つ用意しておいた方がいいかもしれませんね!

ダイソーではペンキ以外のものも揃う!

100均のダイソーにはいろいろな種類のペンキがあることがわかりましたね。

ペンキの種類の品ぞろえが少ないと思う人もいるかもしれませんが、100均で100円で購入できる雑貨でこれだけそろえることができれば良いのではないでしょうか?

DIYをする時には、ペンキの他にもハケやローラーなども必要になります。

100均のダイソーではペンキを塗る時に必要になる道具もいろいろと揃えることができるので、必要なものも全部ダイソーで揃えてみてはいかがでしょうか?

ペンキの性能は?!ダイソー、セリア、ホームセンターを比較!

ダイソーでも電気を購入することができるのですが、同じ100円均のセリアのペンキとどちらの方がいいのか、ちょっと迷っている人も多いようですね。

そこでペンキの性能の差についてみていきたいと思います。

ペンキならダイソーやセリアではなくて、ホームセンターだよ、という人もいるでしょうから、ホームセンターのペンキの性能とも合わせてみていきましょう。

比較したのは水性ペンキについてになります。

※ダイソーのペンキの性能

まずはダイソーのペンキを塗った様子から見ていきましょう。

ダイソーの水性ペイントは、かなりさらさらしています。木材に塗ってみると、1回塗っただけではかなり塗りムラがある上に、木材の木目が透けて見えます。

木目を生かしたいのであればいいのでしょうが、木目を消したいときには1回では不十分なので乾かしてから2度塗りする必要があります。

2度塗りすれば塗りムラや木目は気にならなくなりましたが、他のペンキと比べるとツアが出るのが特徴です。

ツヤのある仕上がりにしたければ、ダイソーのペンキはお勧めですが、ツヤを出したくないのならダイソーはお勧めしません。

※セリアのペンキの性能

セリアのペンキは他のペンキと比べるとかなりサラサラしているのが特徴です。

セリアのペンキもダイソーと同じように、一度塗っただけでは塗りムラが気になり、木目が透けて見えてしまうので2度塗りが必要になります。

しかし、ダイソーとホームセンターのペンキと比べると、乾燥するのに一番時間がかかるのが気になります。

2度塗りすると木目や塗りムラは気にならなくなります。仕上がりはダイソーのペンキと比べるとマットな質感で、ツヤは出ません。

マットな質感を100均で実現させたいのであれば、ダイソーよりもセリアのペンキの方がおすすめです。

※ホームセンターのペンキの性能

最後に、ホームセンターで購入したペンキはどのような感じなのでしょうか。

ホームセンターで購入したペンキは、1度目に塗っただけでもキレイに塗れて、塗りムラも気になりませんし、木目が透けて見えることもありませんでした。

その分、2度塗りをすると却ってマット感が強くなりすぎてしまい、だぼっとした重い印象になってしまうので、重い感じにしたくなければ2度塗りはお勧めしません。

ダイソー、セリア ホームセンター ペンキはどこのがいい?!

ここまで見てきて、結局ペンキを購入するのなら、100均のダイソーとセリア、100円では購入することができないホームセンターの中で、いったいどこで購入するのが一番いいのでしょうか。

色をつけながら木目を生かしたい仕上がりにしたいのであれば、ダイソーとセリアのペンキがいいでしょう。

ツヤのあるダイソーか、マットに仕上がるセリアか、という選択になってきます。

しかし、しっかりと塗りたいのであれば、100均のはどちらも2度塗りが必要になることを考えると、果たしてペンキを使う量が2倍になるということと、時間もコストと考えれば、100均のペンキがコスパ最高、という訳ではなさそうです。

ペンキとしての性能は、ホームセンターのペンキが一番でしょう。