貴女の周りに「結果が全て」という口癖の方は一人位はいらっしゃいませんか?頑張って来たプロセスはスルーされて、「結果が全て」とは、辛くて聞きたくありませんよね。では何故そんな人が存在するのか?今回は、そのような存在の人にスポットを当て、詳しく解説させて頂きます。

「結果が全て」のワードについて

「結果が全て」と言うワードは、時と場合によって良い意味になったり、悪い意味になったりしますね。「終わり良ければ総て良し」とも言いますが、頑張ったのに、結果を出せなかった時、結果が全てと言われると、本当に辛いはずです。

そう、結果を出せなかったのには、それなりの理由があるはずなのに、やたら結果が全てと言われて、その理由も聞いてもらえず、ただ、結果だけで判断されてしまうのは、人間扱いされていないようで、そんな考え方には、不安になり、怒りを呼び込みます。

しかしながら、「結果が全て」という性格の人は、どういった心理で持って、そう豪語しているのか、色んな性格の人や、色んな仕事に就いている人が「結果が全て」と言ってますので、結果が全てという口癖の人や、それぞれの性格、考え方、心理について、今回は、詳しく解説させて頂きます。

結果が全てという考えの人の性格・心理まとめ!
(画像=『Lovely』より引用)

「結果が全て」は、スポーツ界の常識

結果が全てと信じている人は、やはりアスリートによく見受けられますね。特にオリンピック選手達は、結果が全ての為に、努力をしています。羽生結弦選手は、「成功してもしなくてもというのは、大嫌い。成功させる」と宣言しています。力強い性格と考え方ですね。

結果を出す為、結果が全てと信条を持っているのが如実に現れています。通常、並大抵の努力では、オリンピックまでたどり着きませんので、言葉に重みがありますね。
ただ、結果が全てと、それが口癖になっていると、引きますが。

アスリート全員がオリンピックまでたどり着くまでは至りませんが、スポーツの世界では、勝敗が命運を分けます。

「勝てば官軍負ければ賊軍」と昔から言われてきました。昔の戦国時代は、負けは死を意味していたからです。

スポーツ界でも、負ける事は、戦国時代と似たような考え方になります。何故なら、勝っている時は応援する人も沢山出てきますが、負けると人は引いていきますので。結果が全てです。

結果が全てというのは、スポーツを仕事とする人の世界では常識となっていますね。

「結果が全て」最下位から優勝に導く人

先年、最下位だった阪神タイガースを優勝に導いた、故・星野監督。
偉業を成し遂げた、素晴らしい方でしたね。スポーツ界では、結果が全てという考え方です。何故なら、その結果が収入に結びつきますので、結果についての心理の真剣さが違います。

結果を出さなくてはいけない仕事に就いているので。
結果が全てなのは、もはや口癖でしょう。
とはいえ、最下位でやる気の失せた、心の折れたナインを引っ張て行くのは、仕事とはいえ、並大抵の努力ではなかったようですが、星野監督は、人生で一番大事なのは「夢」だと言ってました。

「夢」と言っても、王子様が白馬に乗って迎えに来るという、甘っちょろい、寝てみる夢ではありません。

現実的に、具体的に、叶えて行くために努力をするのが「夢」だそうです。
そうした果てしない努力が実って、優勝となりましたが、その後、星野監督は体調を崩し、先日還らぬ人となりました。

人生に素晴らしい考え方と、結果を残して。