更年期太りの対策4.エストロゲンを補う
『エストロゲン』という女性ホルモンが、急激に減ってしまう更年期の女性におススメなのが、大豆食品。
大豆食品に含まれる、大豆イソフラボンは、植物性の女性ホルモンと言われていて、分子構造が、女性ホルモンのエストロゲンと似ているので、身体の中でエストロゲンと似た働きをしてくれるんです。そのため、大豆製品は、エストロゲンの分泌量が少なくなった女性の身体をサポートし、更年期症状をやわらげる効果もあります。
おススメは、発酵食品の納豆ですが、納豆が苦手な方は、お豆腐や豆乳・お味噌汁やきなこでも大丈夫です。
ここで1つ注意点なのが、大豆イソフラボンは、摂取量に上限があり、上限は70〜75㎎/日と言われています。なんと、大豆イソフラボンの摂り過ぎは、女性疾患を患うリスクや下半身太りになりやすくなるとも言われているんです…。
たとえば、納豆1パックには約35㎎、豆腐半丁には約38㎎、味噌汁には約6㎎の大豆イソフラボンが含まれているので、大豆イソフラボンを摂り過ぎないよう、上手く大豆食品を組み合わせていただければと思います。
食事を味方につけることで、心と体がどんどん元気に
まとめると、更年期太りしないためには、 1.筋肉をこれ以上落とさない。対策は、タンパク質・ビタミンDをとり、意識して歩くこと。
2.細胞の老化速度を遅くする。対策は、添加物や質の悪い油・糖質をとりすぎない、オメガ3をとること。
3.血糖値を上げない。対策は、糖質から食べない、早食いをしない、食後のデザートは時間を空けて楽しむこと。
4.エストロゲンを補う。対策は、大豆イソフラボンを適量とること …でしたね。
松田リエさん
年齢を重ねていくと、痩せにくくなるだけでなく、なんとなく体調が悪い・気分が落ち込みやすいなど、更年期症状を感じている方もいらっしゃるかもしれません。今回お伝えした対策は、痩せるためだけでなく、更年期症状の改善、健康維持のためにも効果があるものばかりですよ。
私が主宰しているベルラスダイエットの受講生の方々には、アラフィフだけでなくアラ還の方々も沢山いらっしゃるんですが、食事を味方につけることで、心と体がどんどん元気になり、ファッションや趣味を思いっきり楽しまれて、みなさんとっても素敵ですよ。
ですので、「もうこんな歳だから」とあきらめる前に、“こんな方法もあるんだ”と1つでも覚えておいてもらえると嬉しいです。
<文/松田リエ> 松田リエ 看護師・保健師・食事管理ダイエット講師BelleLus代表取締役。 1986年生まれ、三重県在住。看護師としてがん患者の周術期のケアを担当後、保健師の資格を取得し、糖尿病の人などへの保健指導(食事・運動)に従事した。自身も53キロ→41キロにやせ、2016年、食事管理ダイエット講師として起業。ダイエット受講生1300名以上、ダイエットサポーター養成講座受講生200名以上の規模まで成長している。1児のママ。2022年2月に著書『ずぼら瞬食ダイエット: -12キロのカリスマ保健師が考案!』を刊行し、2ヶ月足らずで累計5万部を突破!Youtube、公式ブログ
提供・女子SPA!
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