【頭でっかちの心理的特徴④】一方的な会話

頭でっかちな人の心理的特徴の4つ目は、双方向での会話が成立しなくて、会話の内容が、一方的な、演説になってしまいがちなことです。

会話というのはお互いに、話を聞いて聞かれて、お互いが交代して話をすることで成立しますよね。

ところが、頭でっかちな人というのは、こういった双方向の会話が成立しないことがよくあります。

こうなってしまう原因というのは、頭でっかちな人の頭の中にはとにかくたくさんの知識が埋め込まれています。

頭でっかちな人というのは頭の回転が速い人なので、話をしているうちにそれらの知識が次から次へと繋がっていき、話が止まらなくなってしまうのです。

このことが、頭でっかちの人が他の人をイラっとさせてしまう原因にもなっています。

人と話をする時には、頭に浮かんだことをすべて話すのではなく、必要な話の要点を整理してから話をするように心がけるようにしましょう。

【頭でっかちの心理的特徴⑤】行動はしない

頭でっかちな人の心理的特徴の4つ目は、とにかく行動をしない、ということです。

頭でっかちという言葉の意味にもあったように、知識を頭に詰め込むだけで、全く実践が伴わないのが、頭でっかちの人の特徴です。

それでも、以前ならいろいろなことを知っている人というのは、とても重宝されていたものでしたが、今ではスマホを使って、誰でも簡単にインターネットでいろいろなことを調べることができる時代になりました。

正直なところ、知識だけを頭に詰め込んでいても、それをどう活用するのか、という視点に欠けている頭でっかちな人というのは、これからの社会で生き抜いていくことが難しくなっていく可能性もあります。

またインターネット上の情報というのは、間違っていたり根拠があいまいだったりするものも多くあります。

そういった情報をドヤ顔で披露されても困る、というのが頭でっかちな人がウザいと思われている原因にもなっています。

頭でっかちは人生で不利!!治す方法は?!

知識ばかりで行動力が伴わないことが原因で、他の人をイラッとさせることが多い頭でっかちの人ですが、自分が頭でっかちであるがゆえに、他の人をイラッとさせていることに気が付いたら、かなり恥ずかしいものですよね。

周りの人からの生暖かい目は恥ずかしいですし、これから生きていく上で何かと不利になることもあります。

自分が頭でっかちなことに気が付いたら、それを治すことを考え始めると思いますが、頭でっかちな性格というのは治すことができるものなのでしょうか?!

ここから頭でっかちを治す方法についてみていきたいと思います。

【頭でっかちを治す方法①】ハウツー本より現実を!

頭でっかちな性格を治す方法の1つ目は、ハウツー本よりも現実世界で解決策を模索するようにすることです。

頭でっかちの人というのは、何か困ったことが起きた時に、すぐにハウツー本やお助けサイトに助けを求めるものです。

確かにハウツー本やお助けサイトには、役立ちそうな知恵がいろいろと並べてあります。

しかし、ハウツー本やお助けサイトに書かれていることというのは、一般に向けたことなので、1つ1つ細かいところでは違ってくる現実の状況には合わない部分というのも当然出てきます。

ハウツー本に書かれていることを一番に考えるのではなくて、ハウツー本に書いてあることは参考程度に考えて、現実で直面している問題の中で解決策を探るように努力してみましょう。