暗い雰囲気で一緒にいると自分までマイナス思考になってしまいそうな相手っていますよね。陰気な人は暗くてなんだか意地悪に思えるときもあります。今回は陰気な人の特徴を調べてみました。自分の生活に悪影響が及ばぬように陰気な人の性格を把握しておき上手に対処しましょう。

陰気の意味とは…

「陰気な気分」「陰気な雰囲気」などに使われる「陰気」という言葉の意味は、気がふさぐ様子とか、心が晴れ晴れしないこと、明るくないこと、晴れやかですっきりしていないことなどの意味があります。要するに暗い雰囲気の意味を持つ表現に使われる言葉です。

「陰気臭い性格の男だな」とか「陰気な顔をしている女だ」などと人の描写によく使われる形容詞ですが、人の性格を表す形容詞として「陰気」と使われるときの「陰気」の意味は、ざっくりいうと暗い男・女とか、自信なさげな男・女とか、うつむき加減だなどという意味が込められています。評価が低い意味がある場合がほとんどです。実際に陰気な人はどんな性格の持ち主でどんな特徴があるのかを調べました。

陰気な人の性格1:感情を素直に表現できない

陰気な人の性格の特徴の一つは感情を素直に表現できないことです。陰気な人は心の内を素直に表現することができません。楽しいと思うことや嬉しいと思うことがあっても、また反対に悲しいことがあっても陰気な人は感情をあまり顔に出さない特徴があります。喜怒哀楽を顔や態度に表せないので、いつもどこか無表情な印象を人に与えてしまいます。楽しい場面ではどこか暗い人、悲しい場面では冷たい人などと見られてしまいがちです。

陰気な人の心理は色々なことに不安を感じやすい心理であるため、心の中はいつもびくびくしながら生きている人が多いです。だから嬉しい感情も悲しい感情も表に出すのが怖くて躊躇してしまうのです。自分の感情をストレートに出したときに、相手に悪く批判されたらどうしようかと先走って考えてしまう心理が働いてしまうので、自分の心にブレーキをかけながら人と接する面を持ち合わせています。臆病な性格でもあるので、心のブレーキをかけすぎてしまうと、引きこもりの状態になってしまう場合もあります。

陰気な人の性格2:柔軟性がない

陰気な人の性格は気持ちに柔軟性がありません。世の中には色々な思考を持った人がいますが、そんな色々な考えを受け入れることが苦手で、自分だけの価値観や考え方に固執してしまいがちです。たとえば職場で上司や同僚から「この企画はこうやった方がいいかも、もっとうまくいくかも」などと参考意見を出されても耳を貸すことができない性格です。色々な角度から物事を考えることが苦手な性格は陰気な人の性格の特徴の一つです。  

陰気な人はある意味ではプライドが高い面を持ち合わせていることがあります。しかし陰気な人の場合そのプライドの高さがよい心理の上で働いているのではなく、プライドが高いために人の意見に耳を貸さず、自分の経験した世界だけを貫こうとする視野の狭さになっているのが陰気な人の心理です。視野の広い人であるならば、色々な意見を受け入れ柔軟に物事をとらえていけるものの、視野が狭いことが災いして、尚且つプライドの高さから人の意見を聞かない頑固な心理を持ち合わせているのが陰気な人の性格にみられます。

陰気な人の性格3:ネガティブである

陰気な人はネガティブでマイナス思考な性格な人が多いです。男も女も共通して陰気な人は物事を悪くとらえてしまいがちです。何か問題が起こるとつい悪い方向に考えてしまう心理が働いてしまいます。それゆえ明るく時間を過ごすことができず暗い人になってしまうのです。問題に遭遇すると「なんとかなる」とは考えられず心配と不安でいっぱいな心理に陥ってしまうのが陰気な人の性格です。男も女も陰気な人のネガティブさは、仕事や生き方に悪い影響をきたすことがあります。

たとえば職場で大したことはないミスをしてしまい、同僚や上司からも「気にすることないから、どんまい!」などと励まされても、マイナスな心理にどんどん陥ってしまい、ますます失敗を重ねてしまうことがあり、気持ちがふさぎこんで暗くなってしまうのは陰気な人によく見られる傾向です。物事を悪く考えてしまい、後ろ向きになってしまうので自分からますます悪いことを呼び込んでしまう場合があります。