TwitterのDMに嬉しい仕事が舞い込んだ!

永野恭子さん(仮名・27歳)さんは、カフェでバイトをしながら漫画家を目指しています。

「美大生の頃から漫画を描き始めて、ここ数年はTwitterやインスタにエッセイ漫画をアップしていて、ちょくちょくお仕事ももらえるようになってきました」

業界人から「仕事をあげる」との口車に乗せられ、セクハラにも耐えたものの…?
(画像=『女子SPA!』より引用)

そんなある日「体験エッセイ漫画の本をだしませんか?」とTwitterにDMが届いたとのこと。

「出先でDMを開いたのですが、ビックリし過ぎて商店街でしゃがみ込んでしまいました。すぐに送り主のプロフィールをチェックすると編集プロダクションの人で、私の好きな作家さんの本も担当していたので大興奮してしまい、顔がニヤけてしまうのを一生懸命我慢しながら帰宅しましたね」

その編集者Fさん(40代後半・既婚)に連絡を取ると、すぐに初打ち合わせの日が決定。

「打ち合わせでよく使われることで有名な、レトロな喫茶店に14時に待ち合わせしました。でも、とにかくFさんの話が長くて長くて…。必死で話を合わせましたが、…気がついたら夕方で気を失いそうになりましたね」

自慢話に深夜まで付き合わされた

しかも恭子さんの体験エッセイ漫画本の打ち合わせのはずが、8割は今までFさんが手掛けてきた仕事の自慢話だったそう。

「初対面だったので、かなり長めの自己紹介ということかな?と思っていました。結局その後、飲みに行こうと誘われてしまい、深夜まで付き合わされてヘトヘトになりました」

ですが別れ際に「◯◯(大手出版社)に企画書出しとくから!恭子ちゃんは会話のテンポが良いし明るいから、絶対に面白い体験エッセイ漫画が描けるよ」とFさんに言われて疲れが吹っ飛んだんだとか。