買い物するときはHALTに気をつけて
買い物をするときに注意しておくとよいHALTの法則があります。
- H→HUNGRY 空腹
- A→ ANGRY 怒り
- L→LONELY 孤独
- T→TIRED 疲れ
このような状態の時には強迫的な買い物をしがちになります。小腹がすいたら何か一欠片口にする、怒りを感じたら落ち着くまで静かに待つ、アンガーマネジメントを身につける、疲れを感じたら休養する、孤独にならないよう理解者や協力者といつでも連絡がとれるようにしておく、などの対策が強迫的な買い物の予防にもなります。また、HALTを感じた時は買い物にいかない、ネットを見ないなど買い物から遠ざかるのも効果的です。
本当の豊かさと静けさが待っている
買い物依存症者にとって、買い物という行為は瞬間的な快楽や高揚感をくれますが、それだけでなくその人が本当に欲しがっているものも同時に与えてくれます。認められたい欲求や誰かに大切にされたい思い、万能感、裏切りのない確かさや何でも手に入る自由さなど、本人には意識できていなくても、心の隙間を埋めてくれるのです。しかしそれはかりそめのもので、本当に満たされることはないため、買い物への依存はとどまることがなく、いつしか本人を蝕んでいきます。
けれどもう大丈夫です。自分は買い物依存症だと受け入れ、治療を決心したなら回復がはじまります。依存症は、一朝一夕にはよくなることはありません。本人のペースで次第に回復に向かい、さまざまなことが少しずつ変わっていくのです。いつも何かに駆り立てられ、落ち着かなかった不穏な日々から解放され、本当に必要だったものを手にいれることができます。
買い物依存症かも?と思ったら、そんなにひどくないから自分でなんとかなると1人で頑張らず、人や支援機関を頼って欲しいのです。その先には本当の静けさと豊かさが待っているのですから。
提供・Plus Quality
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