霊障の症状について、あなたはどれだけ知っていますか?今回は霊障に多い17個の特徴と対処法15選をご紹介します。最近何だか調子が出ない、よく眠れないといった症状を自覚したり、最近ツイテないと感じた時は、ぜひ一度チェックしてみてください。
霊障の症状とは何か
見えない存在が干渉してくる!
霊障の症状とは、怨霊や悪霊などの目に見えない存在が私たちの生活に何らかの影響を及ぼしている状態のことで、その症状が健全な生活の障害レベルに達したものを「霊障」と呼びます。
古くから知られている現象
霊障の症状については、「祟り(たたり)」として古くから各地にエピソードが残っています。有名なところでは、天神さまとして知られる菅原道真公の祟りでしょう。京の都は突然死や落雷、疫病の蔓延に見舞われました。以下は霊障の症状を引き起こす主な要因と、特徴的な17個の症状です。
霊障の症状は何が原因?
因縁霊
遠い昔に亡くなった先祖が人を殺めたり、金銭トラブルや男女間の問題で相手を苦しめていたという事実がある場合、被害に遭った相手の怨念が現世まで残って、加害者の子孫に何らかの影響を与えると言われています。
死霊
死霊(しりょう)は、この世に未練を残して亡くなった人の霊魂が成仏できずに彷徨っているものです。恨みをもって憑依する霊だけでなく、死の直後に家族に会いに行く死霊も存在します。顔が見えない死霊は、相手を怖がらせないよう配慮していると言う霊能者もいます。
地縛霊
その場所や建物への思いが強すぎるあまり、そこから離れられない死霊を「地縛霊」と呼びます。たとえば東京・霞が関に建つ首相官邸は、515事件や226事件で非業の死を遂げた関係者の幽霊が何度も目撃されていることで有名です。
浮遊霊
「浮遊霊」は突然の事故や事件に巻き込まれて亡くなった人の霊で、自分が死んだことに気づいていなかったり、感情的に死を受け入れられずに彷徨っていると言われています。
生霊
霊障の症状を起こすのは死霊だけとは限りません。生きている人間の霊魂が本人の自覚に関係なく肉体を離れ、呪った相手に何らかの影響を与えると言われています。「生霊(いきりょう)」といわれる生きた人間の霊は、死霊よりも強い影響力を持ちます。
動物霊
動物霊も強い霊障の症状を引き起こす要因として知られています。狐や狸、蛇といった土着の動物は古くから霊障の症状を呼ぶことが昔話でも語られていますが、架空の生きものとされる龍の霊も動物霊に数えられています。
霊障の症状に多い17個の特徴
霊障の症状1・電化製品の誤作動
霊障の症状で代表的な17個をご紹介します。まず典型的なのが、新品の家電製品が壊れたり誤作動を起こすというものです。ただし、一度に買い揃えた電化製品が立て続けに耐久年数を迎えるのは自然なことで、この限りではありません。
霊障の症状2・原因不明の体調不良
原因不明の病気や、慢性的な体調不良といった特徴も、霊障の症状としてよく知られています。特に片方の肩が思い・痛いといった症状や、薬を飲んでも頭痛が続くような場合は、霊障の症状という可能性もあります。
霊障の症状3・急にツキが落ちる
ある時を境にイレギュラーな出来事が続たり、家族が続けてアクシデントに見舞われるといった場合も霊障の症状を疑いたくなります。小さなトラブルが、実は大事の予兆を告げていたということも少なくありません。
霊障の症状4・金縛りがきつい
金縛りの原因は「睡眠麻痺」と呼ばれる睡眠障害の一種であることが分かっています。しかし極度の恐怖を感じたり、明らかに人の気配を感じると言った場合は霊障の症状であることが疑われます。睡眠不足は思わぬ事故にも繋がりかねませんので、早めに対処したいものです。
霊障の症状5・顔つきが変わる
動物霊が憑依すると目つきが鋭くなったり、声や顔つきが変わると言われています。動物霊で言えば人を過度に驚かせて楽しんだり、食べ物の嗜好や言動に変化が現れるのも霊障の症状のひとつです。
霊障の症状6・いつも人の気配を感じる
誰もいないはずの部屋から話し声が聞こえたり、足音が聞こえる。背後から見られているような気がするといういことはありませんか。それは霊障の症状かもしれません。
霊障の症状7・幻聴が聞こえる
耳元で人がささやく声がしたり、脳内でずっと人の話し声がするといった場合、まず脳や心の病気を疑うのが一般的ですが、霊障の症状である可能性も否定できません。
霊障の症状8・寝覚めが悪い
眠りが浅い、朝目覚めた瞬間から気分が悪いという時も霊障の症状を疑ってみましょう。睡眠障害は生霊との関係が深く、夜中に意味もなく目が覚めるのもそのひとつと言われています。
霊障の症状9・不妊症
過去の男女関係がもつれていると、生霊によって結婚生活に支障が出ることがあります。不妊や妊娠中のアクシデント、子供の不登校などに影響しているケースもあるようです。
霊障の症状10・結婚願望がない
結婚願望がないのは、因縁霊の影響と言われることがあります。結婚に関する不都合は、長く先祖のお墓参りに行っていなかったり、先祖の不徳が影響しやすい部分です。
霊障の症状11・出会いに恵まれない
結婚願望はあるのに出会いに恵まれない、出会いは多いのに婚約やお見合いがなぜか上手くいかないといった場合も、霊障の症状が疑われます。
霊障の症状12・人望がない
何も悪いことをしていないのに陰口を言われたり、いじめの対象になってしまう。自分から人の信用を裏切るような言動をして嫌われてしまうというケースも、霊障の症状を表していることがあります。
霊障の症状13・定職に就けない
なかなか決まった仕事に就けない、いつも職を転々として長続きしないという現象も霊障の症状として知られています。職業は人生の大切な部分を占める要素なので、霊障の症状であれば早めに何とかしたいものです。
霊障の症状14・「死にたい」が口癖
特に悩みがあるわけでもないのに気分が落ち込み、「消えてしまいたい」「早く死にたい」と考えてしまう人や、リストカットなどの自傷行為が止められない人も霊障の症状が疑われます。
霊障の症状15・金運が悪い
いつも金銭の悩みから逃れられないという現象も動物霊による霊障の症状に数えられます。金銭と関わりの深いギャンブル依存症も例外ではありません。
霊障の症状16・慢性病がある
現代の医学で改善されない持病を抱えているという場合や、原因不明の痛みや苦痛に長く悩まされている、薬を服用しても全く効果が得られないという時も、霊障の症状を疑ってみましょう。
霊障の症状17・理由もなく「怖い」
霊障の特徴的な症状の17個目は「恐怖症」です。筆者のある知人は、ある日を境に「水の流れる音」に強い恐怖を覚えるようになり、お風呂に入れなくなりました。やがて洗顔も歯磨きもできなくなったため、地元で有名な霊能者からお祓いを受けるに至りました。
霊障の症状が出やすい人
感受性が強い
17個の霊障を列挙してみましたが、いかがだったでしょうか。自然界に「霊」は実在しませんが、人間の心の内には確かに存在しており、それが目に見える症状を引き起こすのが霊障と言えるでしょう。霊障の症状を感じやすい人は生まれつき感受性が強く、そういうタイプの人は総じて心根の優しい人が多いように感じられます。
オカルトに関心が強い
心霊の正体は、人間の心に深く根を張る恐怖心や罪悪感だと言えます。「霊感」や「霊能者」への関心が強かったり、特別視している人はこの部分にアクセスしやすく、霊障の症状に見舞われやすい傾向があります。反対に霊障の症状と縁のない人は、そうした「存在の必要性」を感じていないことが多いものです。
霊障に有効な対処法15選!
霊障対処法1・「恐怖心」の正体を知る
続いて、霊障の症状を改善する対処法15選のご紹介です。霊障に悩む人がまず何とかしたいのが「恐怖心」ではないでしょうか。怖くない怨霊なら障害と言えませんが、恐怖心は人間が生きて行くうえで切っても切り離せない特質です。霊障が怖いのではなく、恐怖心から霊障が生まれることをまず覚えておきましょう。
霊障対処法2・護られていることを信じる
宗教やスピリチュアルの世界で「至福体験」などと呼ばれている生理現象は、そんな恐怖心から心が解放される瞬間です。一度でも体験したことがある人は、誰の心の中にも強い孤独感や恐怖心が眠っていることを知っているでしょう。そんな人間の心の仕組みを物語にしたのが、キリスト教の聖典である新約聖書です。
人は生まれながらにしてネガティブな感情を持っていますが、同時にその対極となるポジティブな感性も備わっています。霊障の症状や人生の悩みで苦しんでいる人は、そのバランスが一時的に乱れているに過ぎません。
何者かに平安を脅かされていると感じる時は、その一方で必ず愛に護られていることを思い出しましょう。これが、15選の2番目にお伝えしたいことです。
霊障対処法3・清潔を心がける
悪霊は不潔な場所を好んで徘徊すると信じられています。身辺の清潔を常に保つことで精神の安定を図りましょう。人間が生まれつき清潔を好むのは、それが自分の生命を維持する上で極めて重要な要素だからです。古くは旧約聖書の時代から、集団生活を送る上で欠かせない衛生管理の観念が予言者の言葉として授けられています。
霊障対処法4・適度な運動も大切
人間の思考は、じっとしているとネガティブに傾くことが分かっています。これも人類が進化の過程で身につけた生きるための知恵に過ぎず、多くの場合は単なる思い込みです。思い切って考えるのをやめ、行動に移してみると運気が好転することも少なくありません。適度な運動は精神の健康を保つ秘訣です。
霊障対処法5・お祓いをして頂く
頭では分かってても、ついネガティブに考えてしまうということもあるでしょう。そういう時は、迷わず神仏の加護に頼ってみることをおすすめします。神職や住職からありがたい説法を聞いたり、よく整った神域に身を置くことで気持ちが切り替わることもあります。良い結果を引き寄せるポイントは「何も疑わない」ことです。
霊障対処法6・イメージトレーニング
感受性の高い人におすすめの対処法は、イメージトレーニングです。自分が高速で回転する物体の中心にいて、悪霊や風邪のウィルスなどの悪いものを勢いよく弾き飛ばすイメージをしてみましょう。自分の中に悪いものが入り込んでいる気がするときは、重さや色を付けてリアルにし、足の裏や指先などから外に排出します。
霊障対処法7・規則正しい生活
普通過ぎてツマラナイと思われるかも知れませんが、早寝・早起きなどの規則正しい生活は霊障の対処法としても有効です。身に付くまでは窮屈に感じられますが、慣れるに従って意識が前向きに変化していることに気づくでしょう。気を付けたいことは、一時的に生活が不規則になった時にそれを気にし過ぎないことです。
霊障対処法8・マントラを覚える
「マントラ」とは、言葉そのものに神仏の教えや功徳が込められている呪文のことで、「真言(しんごん)」とも訳されます。「般若心経」などはその代表的なもので、23字を唱えればすべての災いを退けると言われるパワフルなマントラ「光明真言」もお勧めです。
霊障対処法9・お守りを身に着ける
宗教や教派に拘らず、何らかのチャームをお守りとして身に着けることも効果的な対処法です。人は意識を向けたものに「気を取られる」ものですが、外にばかり気が向いてしまうと内なるパワーが足りなくなります。お守りは、外に飛び散った自分の意識を内に呼び戻すのにも役立ちます。
霊障対処法10・柏手を打つ
ホテルや旅館などの施設で薄気味悪さを覚えたときは、神社でお参りするときの要領で「パンパン」と勢いよく柏手(かしわで)を響かせましょう。柏手は人が神を呼ぶ時の音であり、悪霊がもっとも嫌う音とされています。鐘や鈴など、金属が触れ合う音も悪霊を遠ざける効果があるので、対処法として持ち歩くのもおすすめです。
霊障対処法11・大きな声を出す
霊障の症状かな?と思ったときは、大きな声を出すことも効果的です。呼吸が弱くなると声も小さくなり、生命力が低下します。また、言霊を信じる日本では、「はい」という返事が「拝」に通じるともいわれます。大阪の牧岡神社は、大声で笑えば「心の岩戸」が開かれて福が舞い込むとされる「お笑い神事」で有名な古宮です。
霊障対処法12・覇気を養う
優柔不断で心が弱い人は、怨霊にも付け込まれやすいと言われています。死霊と生霊に関わらず、人の魂は常に救いを求めていますが、魂の救済は他の誰かに依存することでは成就しません。肉体的なことならまだしも、魂のことで相手に依存させたり、期待させることは百害あって一利なしと言えるでしょう。
霊障対処法13・徳を増やす
生霊や悪霊に負けて憑依されないための対処法として、「陰徳を積む」こともおすすめです。人が見ていても見ていなくても、慈善事業に寄付をしたり、ボランティアで人の役に立つなどの行いをしてみましょう。陰徳は先祖代々積み立てられる貯金のようなもので、いざと言う時に神のご加護として払い戻されると言われています。
霊障対処法14・自分の心を観察する
他者の不運を願ったり、不利益になるような噂を立てるような「不徳」は運気を下げます。人の陰口を言うのも、霊障を引き寄せるのも、実は同じ「恐怖心」です。自分が飛ばした念は必ず自分に戻ってくると言われていますが、それは私たちの心に「罪悪感」があるためです。自分の心の使い方を観察する習慣を付けましょう。
霊障対処法15・考えをシンプルに保つ
15選の最後は「考え方をシンプルに保つ」ことです。物事を難しく考えてしまうのは、失敗を恐れる心が強いことが原因ですが、これは人の心の中に「正しくなければ罰せられる」という観念が根を張っているためです。
人の過ちを許せない人は、自分の失敗に対しても過度に否定的になりがちです。シンプルな心に霊障は生じません。失敗に固執せず、いつも心を軽くしておくことが肝心です。