プレゼンで緊張しすぎてつらい人は意外と多い
大学生、社会人となるとどうしても人前で話さなくてはならないことが増えてくるものです。最も代表的なのはプレゼンテーションです。クライアントへの売り込みや、社内会議でプレゼンしなくてはいけないのに、プレッシャーで緊張してうまくしゃべれないという人は少なくありません。中には、普通の会議で自己紹介するだけなのに、順番が近づいてくると思うとあがって心臓がドキドキしてつらいという人もいるのです。
プレゼンで緊張しすぎる人の陥りがちな状態とは?
プレゼンが憂鬱になるほど緊張する人は、プレッシャーと緊張状態でかなり大きなストレスがかかっています。緊張しすぎる人は、人前でいったいどんな状態に陥っているのでしょうか。
プレゼンで緊張しすぎる人の体の状態①激しい動悸
人前に出ると思うだけで心臓がバクバク鼓動を打ち、こめかみまで脈打ってズキズキしてきます。心拍数も爆上がり。もちろん血圧もかなり上がっているでしょう。膝がガクガクしたり冷や汗が止まらなくなるという人も。
プレゼンで緊張しすぎる人の体の状態②フリーズ状態
緊張のあまり、顔の表情がこわばったり、全身の筋肉がカチンコチンで、まるでロボットのような動きになることもあるものですよね。順応力を失ってしまい、声が裏返ったり、想定外のアクシデントや質問で完全なフリーズ状態に・・・。
プレゼンで緊張しすぎる人の体の状態③混乱状態
緊張しすぎて、精神的な落ち着きや安定感を完全に失ってしまいます。プレゼンの内容もしどろもどろになりがちで、自分が何をしゃべっているのかわからなくなったり、内容をど忘れしてしまい、ますます焦って混乱状態に・・・。
プレゼンで緊張する人の心理的特徴は?
プレゼンで緊張することは、悪いことではありません。実は著者自身も、社会人になるまで人前で話すのは大嫌いでしたので、社会人になって、同僚がやたらプレゼンが上手だったので衝撃を受けたことがありました。聞いてみると、彼女は学生時代から演劇部にいて、人前で話すことには慣れているというのです。他にも学生時代からディベートなどで慣らしている人もプレゼンで緊張することが少ないようでした。やはり慣れは大切なんですね。さて、今まで見てきた中で、プレゼンで緊張する人は心理面で以下のような共通点があることに気づきました。
プレゼンで緊張する人の心理的特徴①場慣れしていない
とにかく、経験不足でプレゼンの雰囲気に慣れていないのです。また、決定的に場数が少なすぎて成功体験がなく、自分に自信がありません。
プレゼンで緊張する人の心理的特徴②気負いすぎ
とても真面目で、「このプレゼンで生き死にが決まる」という勢いでプレッシャーを感じている状態です。一言で言えば、あまりにも気負いすぎているということです。
プレゼンで緊張する人の心理的特徴③プライドが高い
自分を良く見せたい気持ちが強いため、失敗を恐れすぎるあまり、自然体でプレゼンができません。
プレゼンで緊張する人の心理的特徴④緊張する自分を意識しすぎ
うまくプレゼンすることや、あがらないことを強く願いすぎるために、あがったり緊張している自分の状態に、焦点を合わせすぎてしまいます。緊張する自分を拡大鏡で見ているため、さらに緊張して負の連鎖に。
プレゼンで緊張する人の心理的特徴⑤単に準備不足
プレゼンで緊張する人は、プレゼンの下準備に十分な時間をかけていないことが多いものです。準備不足のままでは当然自信が湧くわけもなく、「逃げたい」「休みたい」と思うのも無理はありません。もちろん、当日のプレッシャーや緊張は極限状態に・・・。