ラベンダーは花も美しいですが、爽やかな香りが楽しめるのも魅力です。ハーブの女王とも呼ばれるラベンダーの、花と香りを堪能してみてください。
ハーブ類
園内では、ハーブの花や果実なども見られます。まとまって咲くアジサイやラベンダーと比べると地味な存在ですが、控えめに咲く様子も趣があります。
こちらは、ヨーロッパ、南西アジア原産のハーブ「ウォール・ジャーマンダー」です。花の付いた枝をワインなどのお酒の香り付けに使うほか、葉をお茶として飲むと、利尿や殺菌などの効果があるそうです。
初夏から夏には、赤紫やピンク、白などの小さな花が楽しめます。育てやすく乾燥にも強いので、花壇などによく植えられるそうです。
木いちごの仲間のブラックベリーも見られます。果実は熟すと濃い赤から黒色になるのが特徴で、栽培も簡単なので、家庭果樹としても重宝されています。住宅街のお庭などで見たという方もいるかもしれませんね。
筆者が訪れた6月下旬は、まだ色付き始めたところで、熟していませんでした。黒くなるのは、7月頃になるでしょう。
ヘメロカリス・ユリ
ヘメロカリスは、黄色やオレンジの花を咲かせるユリ科の植物です。園内では、6月上旬から下旬頃まで、四季の庭などで見られます。花は一日でしぼむと言われていますが、こちらにはたくさん植えられているので、次々に咲き、鮮やかな花を楽しむことができます。
ほかにも、初夏には風の丘などで、7月下旬頃までユリの花が楽しめます。ピンク色のかわいい花を咲かせる品種もありますよ。
バラ
バラは、5月中旬から6月下旬まで楽しめます。平地では5月頃までが見頃ですが、標高が高いこちらでは、初夏に訪れてもまだ咲いていることがあります。
山頂側にあるローズシンフォニーガーデンでは、イングリッシュローズを中心に、約60種のバラの花が見られます。色や香りも様々なので、ゆっくりと楽しんでみてください。バラの花は、ほかにも園内の散策路などでも鑑賞することができますよ。
グラスハウスの花や植物
グラスハウス(温室)では、さまざまな熱帯植物が鑑賞できます。バナナやスターフルーツといった果樹のほか、ブーゲンビリア、アンスリウムなどの熱帯原産のお花も見られますよ。また、ハーブの家ではハーブのドライフラワーも飾られています。
こちらは、グラスハウス内の「愛の像」です。壁面には、ハート形に飾られた花もあるので、こちらで記念撮影するのも良いでしょうね。
景色を楽しみながらカフェで休憩しよう
花々の鑑賞を楽しんだら、園内で休憩しましょう。グラスハウスのそばにあるカフェでは、各種ドリンク・スイーツなどをテイクアウトして、いただくことができます。テラスの目の前には、神戸の市街地や海を一望する景色が広がり、開放感は抜群です。
テイクアウトメニューは、オリジナルのハンバーガー「布引ハーブバーガー」(1,050円)や、ガーデンソフトクリーム(550円)、オリジナルブレンドハーブティ(650円)などがあります。
また、そこから少し下った場所にある風の丘にもオープンカフェがあり、季節の花々を鑑賞しながらドリンク、スイーツを味わうことができます。蒸し暑い時期には、薄紫色のラベンダーソフトクリーム(350円 バニラとのミックスは400円)を味わってみてはいかがでしょうか。
おわりに
初夏の神戸布引ハーブ園は、いかがでしたか?蒸し暑くなる時期に見頃を迎えますが、アジサイやラベンダーといった、この時季ならではの花々を楽しんでみるのも良いでしょう。なお、こちらは標高約400メートルにありますが、初夏から夏には暑い日も多いです。暑さ対策や水分補給をして、楽しんでくださいね。
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