ストレス発散や時間つぶしにはもってこいのゲーム。いまはNintendo SwitchやPS5、そしてスマホゲームまで、気軽に遊べるゲームが充実しています。

「子どもがゲームに夢中で宿題をしない」「目が悪くなった」と、子どものゲーム問題は、筆者もママ友との会話でしょっちゅう話題に上がりますが、実は夫のゲーム問題に頭を悩ませている女性も多いのです。

 2021年5月7日に、はてな匿名ダイアリーに投稿された「スプラトゥーン依存症の夫と離婚したい」が話題になり、多くのコメントが寄せられています。投稿者の夫は家にいるときは常にスプラトゥーンをプレイし、昨年生まれた娘とのコミュニケーションや夫婦の会話もほとんどなし。来年の「スプラトゥーン3」発売を控え、離婚も視野に入れているといいます。

 今回は、同じように夫のゲーム問題で悩んでいるという3人の女性に話を聞きました。

あわや大惨事!ゲーム中に子どもから目を離した隙に…

「夫も私も30代後半で結婚したので、子どもが生まれたときの喜びはひとしおでした。普段はとっても子煩悩パパなんですけど……」と話し出したのは、昨年、第一子を出産したイクミさん(仮名)。

「仕事から帰ってきた主人が、子どもと一緒にベッドでゴロゴロしていたんです。毎日のルーティンなので、その日も安心して子どもの面倒を任せていました」

 普段から帰宅後は子どもとの時間を大事にしている夫に、イクミさんも毎日のように安心して子どもを見てもらっていたと言います。

「いつもは子どもの喜ぶ『キャッキャ』という声が聞こえてくるのですが、その日は突然大きな泣き声が聞こえてきて……。慌ててベッドのある寝室に行ってみると、子どもがベッドから落ちていたんです!」

「ゲームは子どもが寝てから」ルール決めで解決

夫たちのゲーム依存にモヤッ。トイレでモンスト30分、ゾンビゲームで離婚も
(画像=『女子SPA!』より引用)

事の次第はこう。機嫌の良い子どもがおもちゃで一人遊びを始めたため「ちょっとくらいなら……」とスマホでパズドラ(パズル&ドラゴンズ)を開いた夫。

 しかし子どもはハイハイができるようになり、動ける楽しさを理解したばかり。おもちゃで遊んでいると思ったら、いつの間にかベッドの端にまで移動していたそう。気づいたときにはもう遅く、バランスを崩してベッドから転落してしまったのだとか。

「子どもの転落に備えて低いベッドに買い替えたばかりだったし、床にもクッションを敷き詰めていたので、幸いケガをしなくて済みました。でも子どもは初めて転落したので、ビックリして大泣き。夫は『ケガはない!?』『ごめんね』とパニックになるし、カオス状態でしたよ。」

 それからというもの、ベッドに柵をつけて対策したのはもちろんのこと“子どもが起きている間はゲームをしない”というルールも決めたそうです。