完璧主義者の人って、傍から見る羨ましい面もありますが、実はとても疲れることが多かったり、他人に不快感を与えることもあると言われています。
そもそも完璧主義者になる原因とは何でしょうか?
完璧主義者の特徴や心理も見ていきましょう。
完璧主義者って疲れる?
完璧主義者の人って、何かときっちりしていて、傍からみると「いつも完璧ですごいなー」と思うこともありますが、一緒にいるとなんだか窮屈に感じて疲れるときもありますよね。
実は、完璧主義者の人は、周りの人を疲れる雰囲気に持って行ってしまうことがあります。
つい周りにも完璧を求めてしまい、周りがそんな完璧主義者に付き合うことで、疲れるようになるのです。
しかし、完璧主義者本人も、かなり疲れると言われています。完璧主義であるがゆえに、色んなことが気になり、気になる部分を見逃すこともできないので、いつも疲れるようなのです。
完璧主義者の人は、心がリラックスすることが少なくて、疲れるのかもしれないですね。
完璧主義ですと、完璧であることにも追われ続けることになるので、それはそれは疲れるでしょう。
また、うつ病は、完璧主義者の人に多く見られるとも言われているので、自分の完璧主義なところに疲れている人は、少し肩の力を抜いて、完璧主義を克服してみませんか?
完璧主義者の性格・特徴①人にも自分にも厳しい
完璧主義者の特徴や性格に、自分にも厳しいが、人にも厳しいというものがあります。
自分のことだけに完璧主義である分にはまだいいのですが、完璧主義者の人は、周りの人の不真面目な部分や、大雑把な部分までもが気になってしまいます。
そして、「もっとちゃんとしてほしい」という思いが芽生え、人に対しても厳しくなるのです。
もちろん、自分にも厳しいですし、完璧主義の人はいつだって完璧なので、誰も責めることができないのですが、あまり人から好かれる性格はしていないでしょう。
自分の完璧なレベルを人に求めてしまうところがあるので、関わっている人からすると、ちょっとした迷惑になるときもあるのです。
誰もが完璧主義なわけではないということを知ってほしいと、周りは思っているでしょう。
完璧主義者の性格・特徴②計画的
完璧主義者の性格や特徴には、何をするにも計画的であることが挙げられます。
行き当たりばったりの行動はまずしませんし、思い付きでなにかをするというのは、怖い行動だと思っているでしょう。
そのため、1から計画表をつくり、その計画通りに物事を進めていきます。
もし、計画がずれたりしたら、気になって仕方がないでしょう。
毎回毎回計画表をチェックして、しっかり計画通りに行っているのか、ミスはないかを気にしています。
完璧主義者の中には、朝6時に起きて、6時半にご飯を食べて、7時に家を出てなど、細かく1日のルーティーンを決めている人もいます。
何に対しても計画的なので、完璧主義者の人は、大きなミスをすることは、ほとんどないでしょう。
計画通りに物事を進めるのって、とても難しいことなので、完璧主義者は本当にすごいですね。
完璧主義者の性格・特徴③細かくチェックするクセがある
完璧主義の人は、なんでもかんでも細かくチェックしてしまうクセがあります。
これは仕事に限ったことではなく、プライベートでもなんでも完璧にできているのかをチェックしてしまうのです。
本人には、チェックするつもりはないと思いますが、チェックせずにはいられなくなり、気づいたらいつも目でチェックしていたり、計画表をチェックしてしまうのです。
あまりにチェックが激しいと、女性なら「小姑みたい」とか、男性なら「男のくせにチェックが細かくていや」と思われることもあるでしょう。
チェックが細かいから、気になるものも多くなりますし、人にも自分にも厳しくなってしまうのです。
全くチェックしない人というのもどうかと思いますが、細かすぎるチェックは、自分も他人も疲れさせる要因になるでしょう。