外国人も女の子座りができない?
男性だけではなく、外国人のなかにも女の子座りができない国の人がいます。日本のように、床や畳の上に直接座る文化のない国の人です。
人の股関節(こかんせつ)というのは、骨格の構造からいうと、内側よりも外側にむけて動くようにできています。そのため、床や畳に直接座る文化の無い人が、正座以外で座る場合には、女の子座りではなく、あぐらで座るという可能性が高いのです。
膝を内側ではなく、外側に向けて座るという座り方ですね。
外国人の女性であっても、同じように女の子座りではなく、あぐらで座る人の方が多いと考えられます。
つまり女の子座りというのは、人間の骨格から考えると、とっても座りにくい座り方ということが言えそうですね。座りにくい座り方ということは、それだけ股関節や膝に負担をかけている座り方なのかもしれません。
骨盤の大きさや股関節の硬さによっては女の子座りが出来ない女性も
男性や外国人が女の子座りができない原因や理由について解説をさせていただきましたが、骨盤が大きい女性のなかにも、女の子座りができないという人もいます。
女性で女の子座りを「しない」のではなく、「できない」という人は、ちょっと注意が必要かもしれません。ドキッとしたあなたは、すぐにチェックをしてみてくださいね。
女の子座りができない女性は、股関節の筋肉が外側に開いて、固まってしまっている可能性があります。もっと悪い場合には、股関節や骨盤に以上があるかもしれません。
筆者の母もそうでしたが、女性ですが骨盤が小さいという人もいます。骨盤が小さい女性の場合、妊娠をした時に子宮を支えられなくなったり、産道を大きくすることができないなどが起こることもあります。
ちなみに筆者の母の場合は、出産時に骨盤が小さいことが判明したため、通常分娩の予定でしたが緊急で帝王切開にきりかえての出産になりました。無事に産んでいただいて感謝です。
女の子座りができない場合は?股関節を柔軟にするストレッチでほぐそう!
女の子座りができない女性で、骨盤や骨格に異常があるわけではない人は、簡単なストレッチや筋トレで、股関節の筋肉をほぐすことができます。
ストレッチや筋トレをして、柔らかい股関節にしておきましょう。
【女の子座りを使った股関節ストレッチ】
①まず、ストレッチでは仰向けになって足を伸ばして寝転びます。
②仰向けのままで膝を立てます。
③両ひざをくっつけた状態でくっついている膝が床に近くなるように足を外側へと広げます。このときに膝が床から浮いてしまっている人ほど、股関節の筋肉が固くなっている可能性があります。
④寝転びながらの女の子座りのポーズのまま、膝を上下に動かします。痛いと感じたら、あまり下に動かす必要はありません。
ストレッチをしているときは、テレビを観ながらや、音楽を聴きながらなど、リラックスした状態で行ってください。
毎日ストレッチをすることで、股関節の筋肉をほぐして、女の子座りもできるようになります。