マスク着用で美人度が増して見える「マスク美人」が続出中?

自然に見えるマスク美人を目指そう もうマスクを外しても怖くない!
(画像=『Plus Quality』より引用)

新型コロナウイルスの蔓延で日本ではほぼ定着した感があるマスクの着用。今までマスクとは縁がなかった世界各国でも、マスクとコロナウイルスの防止効果に注目してマスクの着用義務が出ています。 コロナウイルスの予防効果としては限定的としつつも、感染初期は無症状のコロナウイルスでもあるため、他者に感染させるリスクを劇的に下げられるのがマスク着用のメリットでした。

しかし最近になって、マスクは感染予防だけでなく「重症化を防ぐ」効果もあるのではないかという仮説も出ているようです。 コロナ禍では、マスク着用していない人をお断りする店も多く、マスクをつけていないと驚かれたり、引かれたりして返って目立ちますよね。マスクをつけずに外に出かけるのは、スマホを家に忘れてきたのと同じように、何とも落ち着かない気分になることのひとつとなりつつあるのです。

さて、これに伴い最近よく耳にするようになったのが、口元を隠したことによる「マスクイケメン・マスク美人」という言葉。顔の半分を隠してしまうマスクの着用で、人は3割増で美人やイケメンに見えるという、いわゆる「ゲレンデ効果」が出てしまうのです。「ゲレンデ効果」とは、スキー場で、颯爽とスキーしている男性がカッコよく見えてしまい恋に落ちてしまうことを言い、スキー場では盛り上がっていても普通の日だと「あれっ?タイプとは違うんだけど…?」となってしまう現象です。きっとあなたも経験があるのではないでしょうか?

ゲレンデ効果は期間限定的ですが、マスク美人の方は人前でマスクを外すことが難しいため、「うわ、美人だなぁ」と思われてしまうとハードルが上がってしまい、外した時に顔を見て「えっ?違うやん」とガッカリされてしまうことがあるのです。実際に顔の構成を決めるのに欠かせない鼻と口が隠れているため、マスクを外したときの印象はかなり違って見えるんですよね。だけど、これって女性にとってはかなり傷つきますよね。

マスクをすると美人に見えるからくりは?

自然に見えるマスク美人を目指そう もうマスクを外しても怖くない!
(画像=『Plus Quality』より引用)

日常的にマスクが顔の一部となっていることが原因の「マスク美人」。確かに自分でも、鏡の前でマスクを外したときと、マスクをしたときは見た目に違うと感じることがあるものです。マスクをしている女性が美人に見えるという現象は、SNSのプロフィール写真を顔の一部だけにすると「多分この人は美女なんだろうな」と思ってしまうのに似ています。

自然に見えるマスク美人を目指そう もうマスクを外しても怖くない!
(画像=『Plus Quality』より引用)

人間は第三者の隠れて見えない部分を、脳内で補うことで認識する視覚機能「アモーダル補完」という機能があるんだそうです。そのため、マスクから見えている魅惑的な目や鼻筋から、自分が今まで見てきたグラビアなどの美女の記憶が蘇り、自分にとって美人と感じる心地よい顔を勝手に妄想して「美人かも!」と思い込んでしまうのです。ただし、この「アモーダル補完」による「マスク美人」が通用するのは、あなたの素顔を知らない初対面の男性だけです。会社などで素顔を知っている人には、もちろん「マスク美人」と言われても、本人の顔が認識されているため勝手な妄想を持たれることはないそうです。しかし人間は外見よりも中身がずっと大事ですから、たとえマスクで相手がどう見えようと、それだけで判断するのは性急すぎると言えるでしょうね。

  • 男性が「マスク美人」って騒ぐのわかります。本当にマスク美人って多いです。女性同士でも、マスクかけると違うなぁって言う人が多いし、年齢不詳になる中年女性も多いし、男性ならなおさらあるのでは?(32歳・学芸員)
  • 「マスク美人」がいれば「マスクイケメン」もいますよ♡。ちょっと好みと思っていても「マスクを外した顔が生理的にダメだった」ってことがあります。取引先の社員さんでもマスクを外すと「そうか、こんな顔だったのか」とイメージが違うことも多いですから「マスク美人」の女性もきっと同じでしょうね。(27歳・ディーラー)

美人に見える?女性が感じるマスクのメリットとデメリット

コロナウイルスの蔓延で、感染防止の必須アイテムになったマスク。コロナ対策以外に女性が感じるマスクのメリットはどんなことでしょうか?

美人に見えるマスクのメリット①シミやシワがごまかせる

自然に見えるマスク美人を目指そう もうマスクを外しても怖くない!
(画像=『Plus Quality』より引用)

女性の年齢が目立ちやすいのはほうれい線をはじめとした口元なんですよね。マスクをすることで、今まで気にしていた口元を全部隠せてしまうのは、老け感を気にしていた女性(特に著者)にとってはかなりの恩恵なのです。ほうれい線や口元の印象をまるっと隠せるため、眉やアイメイクを盛れば結構若見えできるのも感謝です。年齢不詳になるため、このまま永遠にマスク着用でいいと思う中高年女性も少なくないのでは?

  • マスクをしていると、部署に来る宅急便の若い男性がいつもより優しい気がする。これってマスク効果かも。もちろん、外すと予想以上におばさんですよ。(38歳・団体職員)

美人に見えるマスクのメリット②化粧の手間が省ける

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(画像=『Plus Quality』より引用)

マスク装着の日常化はメイク時間の時短化に貢献しているようです。女性にとって朝のメイクがパパッと終わるのもマスク効果の恩恵です。マスクをすることでファンデーションをやめて、薄づきメイクに変えたという女性も増えているのではないでしょうか。その代わり、アイメイクなどのマスクから見える部分だけを念入りにする女性が増加。思わぬところでマスク美人が量産されているのかもしれませんね。

美人に見えるマスクのメリット②人と話すのが苦にならない

人見知りしやすいタイプの女性にとって、マスクがあるとなんとなく自分の領域がキープできているような気がして少し安心するという方もいます。恥ずかしがり屋で顔が赤くなる女性も、マスクでこういったことが軽減されるのではないでしょうか。人と話すときにあまり顔をじろじろ見られたくないという人も、マスクがあると安心して人と話せます。

美人に見えるマスクのメリット③コロナ以外の感染防止に役立つ

自然に見えるマスク美人を目指そう もうマスクを外しても怖くない!
(画像=『Plus Quality』より引用)

コロナウイルスの蔓延で定着したマスク文化。手洗いや除菌、うがいなどの習慣で、最近は風邪を引くことがなくなったという人も多いようです。マスクはコロナウイルスのみならず、ウイルス全般の感染防止に役立っているといえるでしょう。紙マスクは臭いや乾燥がつらいという人も、布マスクが豊富なので自分に合ったものを選べるようになったのはメリットのひとつですよね。また、マスクで耳が痛くならないストラップやマスクケースなどの小物も豊富になったので、今まで花粉症で悩んできた人にとっても、マスクに関してのメリットが増えたと言えるでしょう。

美人に見えるマスクのメリット④プチ整形や歯の矯正のチャンス

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(画像=『Plus Quality』より引用)

マスク着用がデフォルトな今こそ、顔の下半分、マスクから見えていない部分の劣等感を解消するチャンスだと捉える女性も多いようです。例えば、シミやシワ、ほうれい線対策としてヒアルロン酸注射を受けたり、プロテーゼを使った鼻の美容整形や唇のプチ整形などが人気だと言います。マスクで見えない部分なので、ダウンタイムを気にせず行えるのもメリットです。おまけにテレワークになっていれば無駄に外に出て行くこともないため、まさに「やるなら今しかない」という気持ちもわかりますよね。このチャンスを活かして歯の矯正を行うという女性もいるようです。

コロナがいつか終息してマスクを外したときに、本当に美人になっているというわけです。確かにまだコロナの終息は先が見えません。時間はたっぷりあるのです。著者のように、太ると二重アゴが目立つなりやすい女性もマスクでうまくカバーしておいて、ダイエットに励むという手がありますよ。

美人に見えるよりデメリットが大きいマスク生活の真実は?

マスクをし続けるデメリット①マスクによる肌荒れや吹き出物

自然に見えるマスク美人を目指そう もうマスクを外しても怖くない!
(画像=『Plus Quality』より引用)

感染予防で常に着用しなければならないマスクですが、肌が弱い女性にとっては負担になりがちです。特に自分の肌に合わないマスクなどを使ってしまうと、頬の周辺の肌荒れや吹き出物などができてしまうこともあるでしょう。マスクかぶれで皮膚科に通うという人も増えているようです。夏などはマスク蒸れやマスク焼けも由々しいものです。中には、マスクで肌荒れしているのに、マスクで隠せているというジレンマを感じる人も少なくありません。

マスクをし続けるデメリット②声が聞き取りにくいと言われる

仕事などで人とコミュニケーションをとる場合、常にマスク着用をしていると、相手にうまく声が伝わらず何度も聞き返されるなどということも起こります。マスクをすることによって口元が見えないため、元々声が小さい人や風邪声の人は声が明瞭に通らず戸惑うことも多いようです。

マスクをし続けるデメリット③常時着用の息苦しさ

自分に合っていないサイズや素材のマスクをつけたときの息苦しさはたまらなく不快ですよね。マスクをつけたまま外などを歩くのも、蒸れたり暑くなったりで熱中症になる危険もでてきます。マスクで息苦しいときは「マスクのサイズが小さすぎないか」「マスクが密着し過ぎていないか」チェックして少し大きめのマスクを着用してみるなど工夫が必要です。逆に大きすぎるマスクは顔との隙間ができて本来のマスクとしての効果が低くなってしまうので注意が必要です。

マスクをし続けるデメリット④マスクの下で老けがち

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(画像=『Plus Quality』より引用)

マスクを常時着用し始めると、今までのように口角を上げて笑顔を見せたりする必要性もなくなってくるため、無表情になりがちですよね。しかしこれに油断してしまうと、表情筋が衰えて、肌がたるみやすく、ほうれい線も出やすくなってしまうのです。下手をするとコロナが終息した際には「マスク老け」にもなりかねません。家でマスクを外したら、口を大きく開けたり口角を上げて笑うといった顔のストレッチ習慣をつけておくと安心です。

マスクをし続けるデメリット⑤マスクで魅力が半減する人も

マスク美人がいる反面、マスクがない方が魅力的な人もいます。例えば、美貌で売っている女優さんやタレントさんはマスクをすると魅力が半減し、誰だかわからないこともありますよね。同じことが職場でも起こっているはずです。特に目元が普通で、鼻や口元が美しい人は、せっかくの美貌がマスクで隠されるため「普通の人」に見えてしまうといったことがあるようです。コロナウイルスの感染防止対策とはいっても、早くマスクなしで過ごせるようにならないかなと思う人も多いのではないでしょうか。