年を取りたくないのに!女性が老化を感じた瞬間とは?
女性が「老い」を感じる瞬間は、年を重ねるごとにやってくるものです。
アラフォーの筆者はライターという職業柄か最近「老眼」で文字がめっちゃ読みづらくなりました。文字サイズを変えられる電子書籍で気に入った本を買い直しましたし、食品や薬を買うときの成分表示や作り方が小さすぎて見えなくなって、さすがに老眼鏡を買わなきゃと悩んだ時には「いやぁ年取った!」と加齢を痛感したものです。もちろん、まだまだ若いと思っていても、ふと鏡に映った自分にギョッとすることは日常茶飯事で、最近は「もういいや」と開き直りつつあり…。
自分が「もう若くないな」って思うときって、なんだかとても寂しいし、孤独感に襲われてしまうものですよね。みんな年を取りたくないんです。いつまでも若々しいままでいたいです。だけど、こればかりは仕方がありません。誰もが同じ道を行くのです。年を取りたくない。でも、老化の事実を突きつけられる。女性が「年取ったかも…」と自覚する瞬間とはどんなときなのでしょう。
年を取りたくないのに老けたと思う瞬間は①白髪を発見したとき
加齢による白髪は女性が最初に「あれっ!私、年取った!」と感じる要素のひとつではないでしょうか。多かれ少なかれ年をとれば、誰でも白髪はあらわれます。最初は髪の間にチラチラと数本混じる人もいれば、生え際などのある一部だけがかたまって白髪になる人もいますよね。白髪を見つけたら抜きたくなるかもしれませんが、大事な髪の毛なので抜かずに根元からカットするなどして対応したいものです。
著者の場合は髪の毛よりも、先に陰毛に白髪を発見したためショックが大きかったです。31歳にして「ああ、私のセックスライフは終わった」と目の前が真っ暗になりましたよ。もちろん、部屋のあかりを真っ暗にすればそんなものは何の問題もありませんが。とにかく、白髪の一本でも一喜一憂してしまうのが女心というものです。
ただし白髪は極度のストレスが原因のことも多く、加齢のせいだけではないので見極めが必要です。特に女性は出産後に白髪が増えることもあるでしょう。これは女性ホルモンが関係していると言われますので、こういった場合は専門医に相談してみることをおすすめします。
最近は加齢の白髪をあえて染めない「グレイヘア」も認められるようになりましたね。これはある程度年を重ねた女性で、白髪の率が50%を超えたあたりから取り入れると素敵だなと著者は感じます。60歳、70歳あたりでグレイヘアにして、お化粧をばっちりしている人は、髪色とメイクの効果でとても若々しく見えます。ただし、まだ30代、40代の方がグレイヘアにするのは、やはり実年齢より老け見えしてもったいないかなと感じます。
年を取りたくないのに老けたと思う瞬間は②シミ、シワができたとき
誰だって若い頃の肌には、水をパーンと弾くほどのハリや弾力があったものです。しかしそんな時期は意識するまでもなくあっという間に過ぎていくものなんですよね。若い頃にわざわざ日焼けサロンに通ってまで黒くなりたかった筆者の友人は、今、アラフォーを迎えてシミに悩まされ、「あんなことするんじゃなかった」と後悔しきりです。アラサー、アラフォーにもなると、毎日目じりや首のシワ、「ゴルゴ線」と言われる法令線などが日々うっすらと刻み込まれている事実に直面します。鏡を見るたびに苦痛を感じる人もいるでしょう。
少なくとも著者は毎朝、自分の顔を鏡を見るのが嫌でたまりません。もちろんほっぺにできたシミなどは、最初は焦ってレーザー治療を受けたり、「トレチノイン」や「ハイドロキノン」を使って、痛い思いとダウンタイムに耐えながら消したりしていましたが、もう追いつかなくなってやめてしまいました。
著者の経験から言えば、シミやシワを発見した瞬間に「年とった〜…」とショックを受けるのが第一段階。シミやシワを必死に消そう、隠そうとして、もうとても隠しきれないとあきらめる瞬間の「年とった…」というショックが第二段階。それ以降は「もういいや、誰に見られるわけでもなし」という開き直りがやってきます。ほとんどの女性はここで一気にオバサン化するので、くれぐれも注意してくださいね。
▼年をとるのはみんな同じですから、差をつけるにはそれなりに工夫が必要。シミを隠そうとしてメイクを濃くすると、自分でも驚くほど老け顔になってしまうし、隠そうとすると余計に目立つんですよね。30代後半から40代にかけて、それで悩んで、プロにメイクを教わりました。似合う髪型や髪色、メイクやファッションを指南してもらうだけで、ずいぶん垢抜けたし、自信がつきますよ。(42歳・ハウスメーカー)
年を取りたくないのに老けたと思う瞬間は③代謝が落ちたと感じたとき
昔は何を食べてもスリムですっきりしていたのに、急に痩せにくくなったと感じることってありますよね。代謝が落ちて血の巡りが悪くなると今まで感じたことのない肩こりや腰痛、足のむくみだけでなく、ちょっとした風邪がいつまでも長引いたり、怪我や青あざが治りにくかったりして落ち込みます。親や先輩からの「そうそう、年取ると治りが悪くなるから気をつけなきゃね」という何気ない一言が、「年を取りたくない」と願う心を打ちのめすのです。
代謝が落ちて来ると、今までのようにダイエットをしても、効果が出にくくなってきます。いわゆる中年太り的な特徴も出てくるため、体型がなんだか丸っこくなってきたら取り返しがつかなくなる前に、日頃の生活や運動で代謝を上げる努力が必要になってきます。
▼年を重ねるにつれて、声ってどんどん低くなりませんか? 地声で話すと、自分でしゃべっている声が暗い感じに聞こえるんですよね。なのでとにかく人と話すときには、声を2トーンぐらい高く、明るい声で話すように心がけています。口角を上げることも大切。口角をあげると目が優しくなるので、意識せずにスマイルになるんです。(36歳・ディーラー勤務)
年を取りたくないのに老けたと思う瞬間は④体力が落ちたとき
女性男性に関わらず、体力の衰えこそ「老けたなぁ」と痛感するポイントかもしれません。例えば、お酒を飲んだ翌日の疲労感がいつまでも抜けなかったり。著者の場合は好きだったディズニーランドも、昔のように大はしゃぎできなくなりました。何だかああいう場所に行くと高揚感よりも、疲労感が勝るようになってしまい「私も変わったよなぁ…年とったぁ」と思ってしまいます。朝起きて、一言目が「ああ疲れた…」ということも珍しくありません。徹夜で勉強なんていうことも今では多分できないし、会社の残業さえも体に堪えます。
また、体力の変化といえば、筋肉の衰えを実感するのももつらいものです。よくオバサンが椅子やソファから立ち上がるときに「どっこいしょ」とか「よっこらしょ」と気合いを入れていますが、著者もあの気持ちがわかるようになったときには「ああ、ダメダメ、まだオバサンになるには早い」と自戒したものでした。体力の低下はデスクワーク中心の人が特に感じやすいかもしれません。毎日少しずつでも運動をして筋力をつけなきゃと焦ります。
年を取りたくないのに老けたと思う瞬間は⑤ど忘れが多くなったとき
加齢でもっとも顕著になるのは、とっさにものの名前が思い出せないことかもしれません。仕事でよく知っている人とばったり会った時、にこやかに挨拶を交わすのですが名前がどうしても思い出せない、なんてこともありますよね。友達と話をしていて、「あれだよ、あれ、何だっけ」となってしまい、相手も「わかる、あれだよね」なんてことも起こりがちです。心の中では「あれ誰だっけ!帰ってすぐに名刺調べなきゃ」「あれって何だっけ、Google先生に泣き付こう」などと思っていたりするのではないでしょうか。
これは確実に老化現象のひとつだそうです。覚えて頭の中に蓄えてあった記憶はそのままあるにも関わらず、引き出すための力が加齢で衰えていくため「あの人の名前、何だっけな」と、記憶を引っぱり出しにくくなるのです。
ほかにも女性が「年とったぁ」と思う瞬間をコメントでご紹介しましょう。アラフォーの著者にとってはどれも激しく共感することばかりです。
▼最近滅多にテレビを見なくなって、たまにバラエティ番組を見たら、話題にもゲストにもついていけなくなってる自分に唖然とする。誰が誰なのか、みんな似ていてわからないし、「年を取りたくない」と思っていたのに妙にへこみます。子どももいないから「これって誰?」と聞く人もいないし。(37歳・会社員)
▼今まで大好きだった唐揚げや焼肉が、急に胃にもたれるようになったとき。彼に「何食べたい?」って言われたら「あっさりした和食かお刺身♡」なんて自分が言うようになるとは思わなかった。これからどんどんあっさりしていくのかな。年を取りたくない~。(28歳・メーカー)