自分でオイルマッサージをするときのポイント9つ

スッキリ爽快!オイルマッサージの効果5つと部位別のマッサージ方法
(画像=『Rolmy』より引用)

自分でオイルマッサージするときは、9つの注意点があります。
オイルマッサージの効果を半減しないために、参考にして実践してください。

1.お風呂上がりに行う

頭皮以外のオイルマッサージは、お風呂上がりのタイミングで行いましょう。

肌を綺麗にしていないと、植物油(キャリアオイル)がきちんと浸透しません。
また、あらかじめお風呂で血行を良くしておくとマッサージの効果がより高まります。

お風呂上がりは乾燥しやすいため、すぐにオイルを塗りましょう。
ゆっくりマッサージしたいけれど乾燥を防ぎたい場合は、お風呂場で行うのがおすすめです。

2.肌が濡れた状態だと保湿効果アップ

オイルマッサージは、肌が濡れた状態でやると保湿効果が高まります。
なぜなら、肌の水分が逃げるのを防ぐためです。

たとえば脚をオイルマッサージしたい場合は、先に髪のタオルドライとスキンケアを済ませておくと効率的です。
全身を一気にマッサージしたいときは、お風呂場から出ずに行うと水分が逃げにくいでしょう。

3.手の体温でオイルを温める

オイルマッサージを始める前に、手の体温でオイルを温めましょう。
温めるとオイルが柔らかくなるため、肌への浸透率が高まります。

オイルを手にとる際は、ふくらはぎや太ももなど1パーツにつき500円玉サイズを出してください。
頭皮は、500円玉3枚分が目安です。

両手のひらで軽くこすり合わせると、オイルが温まります。

4.揉む前にさすって筋肉をほぐす

オイルマッサージで脚や腕を揉む前に、優しくさすって筋肉をほぐす必要があります。
これは筋肉がほぐれていない状態で揉むと、傷めてしまうためです。

さするときは、力を入れたり体重をかけたりしてはいけません。
優しく肌に沿うようにさすり、血行や老廃物が流れていくのをイメージしましょう。

じんわり身体が温まったら、筋肉がほぐれている証拠です。

5.優しい力で揉む

オイルマッサージで揉む際は、優しい力で揉みましょう。
強い力で身体を揉むと、筋肉を傷めたりリンパの流れを悪化させたりする恐れがあります。

また、筋肉が傷むと身体に痛みを感じる「揉み返し」が発生します。
オイルを塗ると滑るため、可能な範囲の力で揉みましょう。

自分が気持ちいいと思う程度の力で、マッサージしてください。

6.洗い流す場合は30分後に

オイルマッサージを終えた後に洗い流したい場合は、30分時間を置きましょう。
肌に浸透するには少し時間がかかるため、すぐに洗うと十分な効果を得られません。

洗い流す際はボディソープは使わずに、シャワーのみで洗い流してください。
保湿効果を高めたい人や香りを楽しみたい人は、洗い流さずそのまま寝ることも可能です。

7.オイルマッサージ後は直射日光を浴びない

オイルマッサージをした後は、直射日光を浴びないようにしましょう。
理由は、紫外線によってシミができることもあるためです。

夜、お風呂上がりにオイルマッサージする場合は気にする必要はありません。

しかし日中お風呂に入った後にオイルを塗る場合、数時間は日傘を使って直射日光を避けてください。
また、サロンなどでオイルマッサージを受けるときも同様に、直射日光は避ける方が無難です。

8.オイルの酸化に注意する

オイルを購入したら、酸化に注意しましょう。
酸化したオイルを使用すると、ニキビやシミの原因になります。

植物油(キャリアオイル)の使用期限は、開封後約3か月です。
まずは10~50ml入りのものを試すと、酸化の心配をせず使い切ることができるでしょう。

また、植物油(キャリアオイル)を保管する際は、高温多湿や直射日光を避けてください。

9.ベストなマッサージの頻度は毎日

オイルマッサージは、毎日やるのがベストです。
筋肉や精神的な疲れは毎日溜まるため、その日のうちに解消するとスッキリできます。

毎日行うというのはあくまでベストな頻度ですので、自分の都合に合わせて無理なく続けるのがおすすめです。
もし肌が弱くて心配な場合は、1〜2日おきに行いましょう。

また、生理中や飲酒後にマッサージを行うと、血行が良くなりすぎて体調が悪くなる恐れがあります。
そのような状況では控えることをおすすめします。

肌タイプ別|自分に合うオイルの選び方

スッキリ爽快!オイルマッサージの効果5つと部位別のマッサージ方法
(画像=『Rolmy』より引用)

植物油(キャリアオイル)は、自分の肌タイプに合わせて選びましょう。
肌タイプによっては合わないオイルもあり、肌荒れの原因になります。

以下の表では、肌タイプ別におすすめのオイルを記載しています。
「自分の肌に合うオイルがわからない」という人は、ぜひ参考にしてくださいね。

普通肌
乾燥肌
オリーブ・椿・セサミ・マカダミアナッツ・アボカド・スイートアーモンド・ホホバ・グレープシード
脂性肌 スイートアーモンド・ホホバ・グレープシード・ヘーゼルナッツ
敏感肌 スクワラン・シアバター・オリーブ・スイートアーモンド・ホホバ・グレープシード

上記の表を参考にしつつ、実際に使用する前に以下の手順でパッチテストを行ってください。

  1. 10円玉サイズの植物油(キャリアオイル)を腕の内側に塗る
  2. 1〜2日待ち、かゆみや炎症がないか確認する

また、2つの植物油(キャリアオイル)を混ぜて使うことも可能です。
メインオイルとサブオイルを8:2で混ぜると、バランスがよくなります。