まわりの人が人生をエンジョイしているのに、自分はこんなに寂しい。生きている意味があるんだろうか?長い人生において、人は強い孤独感や疎外感に見舞われることがあります。そんな心理になる原因を追究し、孤独感や疎外感を克服・解消する方法をお伝えします。
強い疎外感や孤独感…この寂しい心理どうしたらいい?
生きていれば、人は強い孤独感や疎外感に苛まれることがあります。ひとりぼっちだから感じる孤独感もあれば、集団の中にいても感じる疎外感もあります。
いずれにしても、そんな心理状態のままでは、今後人生を歩んでいく上で自らハードルを設けているようなものです。
だからこそそんな心理に陥った意味や原因を特定し、克服・解消する必要があるのです。
孤独感や疎外感と聞けば、まったくいいイメージはないかもしれませんが、別の側面から見れば、それは自分という人間を知る大きなチャンスを得ているということ。
いわば孤独感や疎外感の意味や原因を追究し、克服しようとすることで、自分が何者か、また人生で何を得ようとしているかがわかります。
今回、孤独感や疎外感を解消するための方法を13コお伝えします。どの方法でも実践することで、人生に意味が見出せるといいですね。
寂しい…強い疎外感・孤独感を克服・解消する方法1
【自分を好きになるよう頑張る】
孤独感や疎外感の正体が何かと考えると、ひとりぼっちであると感じる以上に、自分が好きじゃないという原因が先立つ気がします。
孤独感は、心理学では「他者から承認されていない」ことを意味します。承認とは、他者から愛されていると実感するとともに、自分で自分を好きになることです。
もっと言えば、自分を好きになれない人間は、他人を愛することもできません。
孤独感を感じる原因は、「他者から認められていない」という心理から生まれます。裏を返せば、「他者から認められたい」という強い欲求が渦巻いているのです。
しかし、他者からの承認を待っているだけでは、真に孤独感が解消される日はやって来ません。他者から愛されるためにも、自立するためにも、まずは自分で自分を好きになるよう努力すべきなのです。
寂しい…強い疎外感・孤独感を克服・解消する方法2
【自分を見つめ直す】
集団の中にいるのに、「自分はひとりぼっち」「誰からも相手にされない」といった、疎外感を感じることがあります。まさに自分の居場所がない状態で、一人頭の中で悪い考えを巡らしては、よりドツボにはまっていくのです。
しかし、一人頭を悩ませたところで、疎外感を感じる原因を特定できるわけでもなし、まして疎外感が解消されるわけでもありません。
自分が他者を傷つけていなかったか、反省すべき点がなかったかなど、自分の日々の言動を振り返ってみましょう。心当たりが見つかれば、謝罪するなどして、問題解決を図ることができます。
また、自分を見つめ直すと同時に、相手の懐に自ら飛び込む勇気も必要です。そのためには、振り返った自分をまわりにPRしてみましょう。
相手を理解し、相手に自分を理解してもらうことこそ、自分を見つめ、疎外感を解消する一番の近道です。
寂しい…強い疎外感・孤独感を克服・解消する方法3
【自分が本当に望むものを分析する】
フェイスブックやラインなどのSNSが当たり前になってきた昨今、自分が望む望まないに関わらず、いろいろな情報を入手することができるようになりました。
しかし、入って来る情報のほとんどは、自分にとってあまり意味がないものです。ただ、実際「意味がないもの」として捉えている人は少なく、その情報がすべてだと思っている人の方が断然多いのです。
世界のセレブが豪遊した、こんな豪邸に住んでいる、年棒をいくらもらってると聞けば、「ああ、羨ましい」と思うのは至極当然ですが、はたしてそれは本当に自分が望んでいるものでしょうか?
見も知らぬ大勢の人と上辺だけ付き合うよりは、気心の知れた少人数の友達と付き合う方が、よほど楽しめるし、幸せを感じられるでしょう。
自分が望む幸せの基準がきちんとわかっていれば、有名人などの華やかな姿を見て孤独感を感じることもなくなるはずです。