田舎移住を後悔しないための11の心構え・日常編

田舎移住を後悔しないために⑤毒虫対策を万全に

「田舎移住」を後悔する人が続出!?後悔しないための18の心構え
(画像=photo-ac.com/、『Plus Quality』より引用)

田舎で移住生活を始めると、都会では見たこともないような害虫が多数出没します。いくら虫が嫌いでも、田舎で暮らすと決めたら是非知っておきたいのが毒虫に刺されたときの応急処置法です。特に、毒が強いマムシやハブに噛まれたら命に関わる率も高くなるので、噛まれた方の腕や足は付け根を適度に縛り、毒が体に回らないよう血流を減らす対処が必要です。ここで怖がってきつく縛ってしまうと恐怖のため血流が増えるので逆効果になってしまいます。水道の水をじゃんじゃん流しながら、噛まれた部分の毒を絞り出しながら流します。その間に救急車を呼び、即病院へ行き血清を打つことです。

他にもヤマカガシ、ムカデ、アブ、ブヨ、サシバエ、スズメバチ、毒ケムシなども自然の多い田舎ほど高確率で遭遇する上に、刺されるとかなりつらい思いをするため、あらかじめ対処法と病院を調べておくと良いでしょう。

田舎移住を後悔しないために⑥出没する害虫を予測する

「田舎移住」を後悔する人が続出!?後悔しないための18の心構え
(画像=photo-ac.com/、『Plus Quality』より引用)

春から夏にかけて田舎に虫が多いのは当たり前のこと。好き嫌いに関係なく住居にもあらゆる害虫が必ず出没するものです。田舎移住を決めたら、まず地元のドラッグストアやホームセンターなどで、棚に並んでいる殺虫剤の種類をチェックすると、どんな虫が出没するのかだいたいの見当がついてくるはずです。

カメムシキンチョール、アブ・ハチ殺虫剤、ムカデコロリ、ナメクジドライ、アリの巣コロリ、ダンゴムシ殺虫剤など、都会で暮らしていれば多分一生使うことも見ることもなかった殺虫剤がいっぱいです。アシタカグモなどは殺虫剤を使わなくとも害虫を食べてくれるため、田舎では「家の守り神」と言われることも少なくありません。大人の手のひらサイズほど大きくなるため恐怖ではありますが、アシタカがいれば、その夏はゴキブリは出ません。これは都会人にとっては究極の選択かもしれませんね。

田舎移住を後悔しないために⑦メディア格差があることを知っておこう

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(画像=pixabay.com/ja/、『Plus Quality』より引用)

地方都市の田舎に移住すると、まずテレビやラジオのチャンネル数が都会とは比較にならないほど少ないことに愕然とするでしょう。特に四国や九州ではNHKを合わせても全部で4、5チャンネルという場所がまだまだ少なくありません。放送局のチャンネル番号も地方によって違います。ちなみに東京で12chはテレビ東京ですが、沖縄ではNHKです。チャンネルの選択肢が少ない上に、チャンネル番号の認識も変えねばなりません。地元放送局は提携しているキー局の番組を買い取って放送することも多いため、同じチャンネルでフジテレビとTBSの番組などが混在することもあるでしょう。

そして、番組で次回の予告などで盛り上がっているときに「次回の放送予定はありません」と地方局のテロップが出て、打ちのめされることもあるはずです。毎週楽しみにしている雑誌やコミック誌も発売日には買えず、数日遅れでないと店頭には並びません。移住してきた若い人ほど、こういったエンタメ系の何気無い不便さに心が折れてしまいがちです。

田舎移住を後悔しないための11の心構え・生活編

田舎移住を後悔しないために⑧田舎の物件は安くて広いが難もあり?

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(画像=『Plus Quality』より引用)

移住して感動するのは、田舎の住宅事情ですよね。都市部に比べるとその広さは素晴らしく感じます。たとえば都会で10万円出しても、せいぜい7畳そこらのワンルームしか借りられないかもしれませんが、田舎でそれだけ出せば、上等の6LDKも夢ではないでしょう。

一軒家が良いなら、土地付きで200万ぐらいの物件だって探せば見つかります。周辺に無農薬野菜に力を入れる園芸農家のビニールハウスが多いと、熟成たい肥を作るためハエが多かったり、風上が牧場や牛舎なら、窓を開けるだけで畑の香水が充満します。こういった条件に耐えられるなら格安物件も夢ではありません。

また、移住先のトイレは、いまだに汲み取り式の、いわゆるぼっとん便所が多く残っているのも田舎ならではです。トイレは水洗式が当たり前だと思って引っ越してみたら汲み取り式だった!ということも結構多いので、事前に必ず確認することです。特に徳島県と和歌山県はぼっとん率が高いので要注意です。

田舎移住を後悔しないために⑨地域活動に参加する

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(画像=photo-ac.com/、『Plus Quality』より引用)

田舎で面倒に感じるのが人付き合いかもしれません。特に住民同士の仲が良く、移住してくる人に興味津々といった雰囲気があると、受け入れてもらえるだろうかと緊張しますよね。しかし、あまり気にせず愛想良くしておくに越したことはありません。顔見知りになると、そのうち地元で採れた農作物や魚など、をいろいろおすそ分けしてくれるのも田舎の人の特徴です。ありがたくいただいて、別の機会にはお土産でも渡しに行くと良いでしょう。

交流慣れしていない都会人が近所付き合いに無理をすると、そのうち面倒になって後々負担になって潰れてしまいます。田舎の近所付き合いはほどほどの距離感で、付かず離れずを心がけましょう。防災訓練や地元の小学校のイベントなど、地域活動に参加しておくと、地元の方言を覚える良い機会にもなります。万が一の災害時などにも、顔見知りがいるといないとでは心強さも違うでしょう。

田舎移住を後悔しないための11の心構え・買い物編

田舎移住を後悔しないために⑩農協・漁協、市場を使いこなす

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(画像=photo-ac.com/、『Plus Quality』より引用)

田舎移住で感じるのは、食費が結構かさむことです。都会のようにスーパーがあちこちにあるわけではない田舎の場合、競合がない分、日用品や食品の値段が安くはないのです。その代わり、野菜や果物、魚などは地元の農協・漁協の直販所などを使いこなせば、食材費はかなり安くなる上に鮮度も抜群です。近場の道の駅に行ってみるのも得策です。そこでも地場産品を安く買えるでしょう。

それに手作りの和菓子や寿司類、漬物などの総菜品もあるので地元を知る上でも役立ちます。また、月極めや週決めで開かれる朝市や骨董市、フリーマーケットなどもチェックしておくと、思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれません。

田舎移住を後悔しないために⑪ネット通販が使えないこともある

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田舎は店が少なく競合しなくても売れるため、ほとんどが定価かプラス手数料を乗っけた商売が少なくありません。そのため送料無料であれば、ネット通販の方が欲しいものを安く手に入れることができ、手間もかかりません。

しかし、地域によっては通販が使えないという場所も。たとえばAmazonなら何でも配達してくれると思っても、テレビや冷蔵庫などの大型商品は本州以外には配達してくれません。また通販でせっかくいいものを見つけても『申し訳ございません。お客さまの地域は弊社のサービス区域の対象外でございます』という赤いメッセージが画面に出現し、絶望のどん底に落とされることも少なくないでしょう。配送を断られるなどということが起こるとは考えもしなかったはず。このショックは「こんな所に引っ越すんじゃなかった」という後悔の念を呼ぶことにつながりがちです。