人から褒められたい!認められたい!と感じたことはありませんか?これは承認欲求という人間の欲求であり、近年話題になっています。今回は承認欲求とは具体的に何なのか、そして褒められたい、認められたいと強く思う人はどのような特徴があるのかを紹介したいと思います。

【褒められたい・認められたい!承認欲求】はじめに

人から褒められたい、認められたいという心理は現代で暮らす人なら誰もが持っているものです。

褒められると大人になっても嬉しいし、人から自分の能力を認められると自信がつきますよね。

このような欲求は人間として自然なものですが、あまりにもこの欲求が強すぎると面倒なことになってしまいます。

今回は承認欲求とは一体どういうものなのか、欲求が強すぎる人の心理や原因、そして克服方法を解説していきたいと思います。

褒められたい・認められたい心理が強い人の特徴!【承認欲求】
(画像=『Lovely』より引用)

【褒められたい・認められたい!承認欲求】承認欲求とは?

人間には欲望があります。食べたい、眠りたい、安全な場所で住みたいなどその欲望は尽きることがありません。

そのような欲の中でこの承認欲求は他者から認められたい、褒められたいと願い、認められることで自分を満足させるものです。

アメリカの心理学者のマズローという人が人間の5大欲求を唱えているのですが、その4段階目の欲求がこの承認欲求なのです。

ちなみに、1段階目は生理的欲求です。これは人間が生きるために必要な欲求で食べたい、眠りたいというものです。

2段階目は安全欲求です。これは安全な住処が欲しい、健康で暮らしたいという安心を求める心理です。

3段階目は社会的欲求です。これは社会の集団に属したいという心理で、友達を欲したり、自分が所属する場所を求める気持ちです。

4段階目が承認欲求で、人から認められたいという心理が働きます。

最後の5段階目は自己実現欲求で、自分の力を発揮して貢献したいという心理です。

このように見ると、人間の欲は果てしないような気がしてきます。

また、この5段階の欲求は同時に起こるのではなく、基本的に1段階目が満たされると2段階目、2段階目が満たされると3段階目へというように上がっていくのが基本だとされています。

ということは4段階目の承認欲求が起こるということはそれまでの3段階は満たされているということになります。

【褒められたい・認められたい!承認欲求】承認欲求は辛い?

これまでで、承認欲求は人間の段階的な欲求の1つであるため、悪いものではないということがわかりました。

けれども、最近はこの承認欲求という言葉がマイナスのイメージとして認識されるようになっています。

その原因は承認欲求が強すぎる人が増えてきたからです。承認欲求が強すぎると確かに生活が辛くなることもあるのは事実です。

では、承認欲求が強すぎる人とはどのような特徴があるのか見ていきたいと思います。

褒められたい・認められたい心理が強い人の特徴!【承認欲求】
(画像=『Lovely』より引用)

【褒められたい・認められたい!承認欲求】①ある程度リア充

先ほど少し述べたのですが、この承認欲求に至るまでには下の3つの欲求を満たしていることが基本となります。

ということは、食事を摂取し、眠ることもでき、雨風をしのげる住居があり、そして自分の居場所である社会的団体もあるとわかります。

いわゆる一般的に生活をしている人なのです。その現在の生活にある程度は満足しているからこど、次のステージである承認欲求が起こってくるのです。

もし、承認欲求以下の欲求が満足に満たされていないとしたら、他者に認められたいと思う余裕はないですよね。

よって、承認欲求が出る方はある程度リア充なのです。
さらにその欲求が強くなってしまうのは、その承認欲求も少しは満たされているのだけれども、もっと満たされたいという心理が働いているのです。

褒められたい・認められたい心理が強い人の特徴!【承認欲求】
(画像=『Lovely』より引用)