真夏の猛暑でも出かけたくなる夏でも涼しい避暑地・観光スポットや、夏は一層美しく見える絶景スポットなど、8月のお盆休みや夏休みにおすすめの国内旅行先をご紹介します。
1.【石川】千里浜なぎさドライブウェイ
金沢市街からのアクセスも車で40分程の、石川県羽咋(はくい)市に、日本で唯一波打ち際を車で走れる砂浜、千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイがあります。なんと車で走れる砂浜は世界でたった3ヶ所しかないのだとか。その一ヶ所が石川県にあるのです。
車で走れるだけではなく、潮干狩り、海水浴もできる千里浜。フォトジェニックな写真を撮りたいのであれば、オススメは遊ぶ人たちも少なくなった夕暮れ時です。太陽が地平線に沈み行く時は、刻々と空や海の色合いが変わり、ロマンチック。どこを切り取っても絵になります。
2.【山口】角島大橋
山口県下関市と角島を結ぶ角島大橋。2000年の開通以来、角島観光のシンボルとも言える存在で、オーシャンビューの絶景を楽しめるドライブルートとして人気を集めています。
橋の長さは全長1,780m。エメラルドグリーンに輝く海の上を、浮かぶように橋が架けられています。本州と島とをつなぐ生活道路でもあるため、もちろん年中渡ることはできますが、晴れた夏の真っ青な空と、エメラルドグリーンの海との対比が見事なので、はじめて訪れるならぜひ真夏に。
日中も美しいですが、夕暮れの景色もまた格別。通行料無料で距離もさほど長くないので、時間帯を選んで何度か渡ってみるのもおすすめです。
3.【長野】阿智村
日本一の星空が見える場所として、環境省から認定されたことのある長野県・阿智村。山あいの標高の高い位置にあり、周囲の光を遮る環境と、空気も澄んでいることから、肉眼でも十分に天の川を観られます。星は年中眺められますが、最もおすすめの時期は天の川の星の輝きが増す真夏。夏は見える星の数が多く、他の時期よりも濃くはっきりと見えるのです。
村のいたるところから星を見上げることができますが、富士見台高原ロープウェイを利用すれば、標高1,400mの高さまで登って星空遊覧を楽しむことができます。わずかな街の光さえも届かない暗闇で、ガイドによる星座解説付きで鑑賞できますので、ぜひ参加してみてください。
4.【高知】モネの庭マルモッタン
「睡蓮」の絵で有名なフランスの画家、クロード・モネ。モネの愛した庭が、高知県北川村に再現されています。本場フランス、モネの庭の担当者から指導・監修を受けて造られ、門外不出とされた「モネの庭」の名称を贈られた、世界にたった2ヵ所だけのモネの庭です。
睡蓮は早いものでは4月末から咲き始め、5月中旬から10月末頃まで花を咲かせます。最盛期は7月下旬から9月中旬で、開花時間は10時頃〜14時頃までなのでこの時間帯に訪れましょう。
5.【埼玉】川越氷川神社・縁むすび風鈴
夫婦円満・縁結びの神様として信仰を集めている川越氷川神社で、天の川に恋の願いが届くように、また夜の神社を楽しんでもらえるようにと2014年より始まった夏の催事が「縁むすび風鈴」です。縁むすび風鈴のシンボルエリアである風鈴回廊では、11色の色彩豊かな風鈴に参拝者が願いを書いた短冊が結ばれています。
夜には、川越氷川神社に残る『光る川の伝説』を基にしたライトアップも行われます。神社の境内を流れる小川に天の川をイメージした映像が投影され、星空が水面を照らす仕組みになっており、地上に降りた天の川の風情を楽しむことができます。開催期間は例年7月上旬〜9月上旬ごろです。
6.【京都】京の七夕
毎年旧暦の七夕にあたる8月上旬に、京都では「祈り」や「願い」をテーマに、’’京の七夕’’というイベントが開催されます。現代版の七夕として、新しい夏の風物詩となっています。
開催エリアは堀川エリア、梅小路エリア、鴨川エリア、岡崎エリア、北野紙屋川エリアの5エリア。京都市内各地でそのエリアの特徴を活かしたライトアップや納涼まつりなど、七夕を盛り上げる各種イベントが開催されます。
7.【富山】黒部ダム
立山黒部アルペンルートの人気のスポット「黒部ダム」。延べ1,000万人の労力と7年の歳月を費やし完成した大規模ダムで、世界でもトップクラスの大きさです。
毎年6月26日~10月15日まで行われる観光放水では、毎秒10トン以上の水が放水され、想像以上の迫力に圧倒されます!ダムの真上や真横など、さまざまな角度から放水の様子を観察できます。運がよければ、放水にかかる虹を見られることも。