稽留流産の子宮内容除去術は健康保険適用?
稽留流産(胎児は死亡していても出血や腹痛はない状態)は、母親には自覚症状がないことがほとんどで、多くのケースでは診察によって判明します。
稽留流産の可能性ありと診断されるのは、超音波検査で赤ちゃんの姿や心拍が確認できなかった時です。その後、妊娠週数に誤差がある可能性を考慮して、1週間から2週間おいて再検査を行い、再検査によって診断を確定します。
稽留流産がわかった場合、入院して子宮内容除去手術を受けるか、外来で診察しつつ自然排出を待つかという選択肢があります。どちらの選択肢を選ぶかは、その時の症状や母親の希望、医師の意見などで総合的に決められます。
子宮内容除去手術では、感染症を防ぐため、胎嚢などの組織を取り出します。手術は全身麻酔の必要があるため、日帰りか1泊入院になることが多いです。
子宮内容除去手術は健康保険が適用されるため、自己負担額は1万円から4万円ほどです。費用は、入院日数や症状によって変わります。子宮内容除去手術によって、妊娠確率が下がることはありません。体調が回復したら、妊娠前と同様に考えて大丈夫です。
流産について正しい知識を身につけておけば、過剰に自分を責めたり落ち込んだりしなくてすみます。妊娠中はくれぐれも自分の体調面の変化に気を配り、仕事を早めに調整することが大切です。
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