車の運転が怖い初心者にはペーパードライバー講習もおすすめ
若い頃に免許を取得して以来、ほぼ運転したことがないペーパードライバーの方も多くいることでしょう。何年もハンドルを握っていないと、いざ運転するときには
何もかも忘れていることだってあるはずです。そういったときには、自動車教習所でペーパードライバー講習を受けると勘を取り戻すことができるでしょう。ペーパードライバー講習は1時間5000円~10,000円程度が相場のようです。教習所の校内コースや道路で行う講習と、希望の場所まで教習に来てくれる出張型の講習などもあります。
運転免許を取ったばかりで不安な人もこのペーパードライバー講習を受けることができるので活用してみても良いでしょう。特に狭い道や見通しの悪い住宅街での練習や、車庫入れの練習などは、弱点克服や上達のためにとても役立つはずですよ。時間やレベル、練習したい運転技術に合わせて受けてみてはいかがでしょうか。
運転初心者の弱点をサポートする車を選ぶのも手
運転初心者の不安をうまくサポートしてくれる車も多くなりました。
ドライブアシスト機能や安全機能、パーキングアシスト機能など、先進安全装備が付いていても高額すぎない車が続々と発売されています。
例えば駐車がどうしても苦手だという方は、トヨタや日産の「インテリジェントパーキングアシスト」やホンダの「スマートパーキングアシストシステム」、メルセデス・ベンツの「パーキング・アシスト・プラス」、BMWの「パーキング・アシスト・プラス」といったシステムを搭載した車がおすすめです。停めたい場所にボタン一つでスムーズに車を車庫入れしたり、狭い駐車場に入れることができるのは、初心者にはありがたいシステムです。
最近は軽自動車にも自動パーキング機能のほか、さまざまな安全機能がついています。自分の苦手分野をカバーしてくれる新車だと、安心して運転できるのではないでしょうか。
初心者でも、もう怖くない! 車の運転を快適にする工夫
ドライブに慣れてくると、「どこかに出かけたい、でも行くのが怖い」というジレンマに陥る時期もあるものですよね。
まずはジレンマに陥る理由を紙に書き出してみる
運転の練習をしたい、でも一人で出かけるのも怖い。
ドライブに行きたい、でもふらりと出かける自信がない。など、「行きたい、でも行けない」というジレンマでモヤモヤする時期には、心の中で自分のストッパーになっている、できない理由を紙に書き出してみるといいでしょう。
「道を間違えたら、とっさにリカバリーできないかもしれない」
「他の車に迷惑をかけるかもしれない」
「 流れに乗れないかもしれない」
「 思わぬ事故に巻き込まれるかもしれない」
「人が飛び出して来て事故を起こすかもしれない」
いかがでしょう。安全運転意識が高いとも言えますが、いわゆる『かもしれない運転』の鬼になって盛大にビビっているせいだとわかります。
「つまり、チキンなのです。怖がりすぎなのです。 ちょっと危機意識が高すぎなのです。教習所では私も「かもしれない運転」にとらわれすぎだと教官に言われ、道路や高速道路の教習では、何度も「チキン!」と言われたことがありました。当時はムカついたけど、本当にその通りです。今になって、私のことを「チキン」と煽ってくれた教官のことを、なぜだかありがたく思い出します。
どこかに行きたい、でも駐車場がいっぱいだったら怖いとジレンマがあるときは、 駐車場がいっぱいだったら、そのまま帰ってくればいいいんです。ひょっとして誰かに迷惑をかけても、若葉マークですから「初心者か」と、あきらめてもらえます。車に慣れるためには、開き直りも大事です。少し勇気を出して、図太く行きましょう!」(ムギ助さん)
初心者が車の運転に早く慣れるためにどんな工夫をすれば良いのでしょう。
ムギ助さんおすすめのリラックス方法を教えてもらいました。
初心者におすすめのリラックス法①運転に対するポジティブな気持ちをキープする
車の運転は「慣れ」がすべてです。どんな初心者でも、数ヶ月もすれば極度の緊張が、心地よい緊張に変わっていきます。慣れるためには、無理のない短距離のドライブを繰り返して感覚をつかんで行くことです。早朝、車や人の少ない時間帯のドライブは快適で、車の運転に慣れるには最適です。夜のドライブでも構いませんが、地域によっては暴走族や運転が荒い輩に遭遇して煽られたりする可能性もなきにしもあらずです。特に自分がよく使うルートを念入りに早朝ドライブしておくと、その後慣れるのも早くなりますよ。
初心者におすすめのリラックス法②水と飴、ガムなど気晴らしを用意
ドライブのときの水分補給は意外と大切です。緊張しているとき、信号などで水やお茶をひとくち飲むだけでも、かなり落ち着きが戻ります。
「私もドライブの前には必ず、少し濃いめに入れたお茶を冷やしてボトルにいれて持って行きます。ミネラルウォーターもいいですね。緊張緩和のためには、ジュースや缶コーヒーなど味のついたものより、お茶かお水が断然効果的だと思います。
特に運転に慣れない間は疲れやすいので、 運転の合間に、飴やガム、チョコレート、ミントタブレットなどを口に入れて気分転換するのもおすすめです」(ムギ助さん)
初心者におすすめのリラックス法③保湿対策と日焼け対策
エアコンを使う季節は車の中の乾燥が運転者には意外とつらく感じるもの。長時間ドライブするときには、ダッシュボードの上に濡らしたおしぼりをたたんで置いておくと適度な湿度をキープすることができるでしょう。エビアンスプレーや疲れ目をすっきりリフレッシュする目薬も必需品です。また、運転席は直射日光を受けやすいため、日焼け対策も欠かさずに。出かける前に日焼け止めを塗っておくことはもちろんですが、携帯用のUVカットスプレーもあると便利です。UVカット機能のついたドライブ用手袋も必需品ですよ。
初心者におすすめのリラックス法④服装や靴選びを慎重に
初心者にとって運転しやすい服装は意外と大切です。 通勤に使う場合はシャツやスーツで乗らなくてはいけないこともあると思いますが、動きがうまくいかずストレスもたまりますので上着は脱いで、なるべく楽な格好で乗るのが鉄則です。
練習ドライブをする時には、適度にフィットする伸びのある素材が最適。ストレッチジーンズや、紫外線カット効果のある長袖、ジャージ素材やコットン素材のトップスが良いでしょう。
「運転にダメだったのは、サラサラ、ツルツルした生地のおしゃれ系ボトムスでした。ガウチョパンツやスカートは、カーブの際に運転席の座席で安定感がなく、滑ったりして気が散ります。靴選びも教習所で言われるように、ヒールや厚底は危険です。通勤用のヒールや革靴などとは別に、ドライビングシューズを用意しておくと安心して運転することができるでしょう」(ムギ助さん)
初心者におすすめのリラックス法⑤好きな音楽でリラックス
運転に慣れるまでは、自分の運転速度に丁度いい、リラックスできる音楽を選んで楽しんでみましょう。
「普段よく聞くお気に入りの音楽でも、緊張いっぱいの運転中に聞くとなぜか気が散ることもあります。運転に完全に慣れるまでは運転専用の選曲をしてみてはいかがでしょうか。緊張せず焦らずに走るためには、ゆったりしたテンポの音楽がおすすめです。私はしばらくビビり気味の自分を奮い立たせるために、ベタですがWANIMAの『やってみよう』をかけていたものです(笑)。とにかく運転したくないと思ったら、まずエンジン入れて、このBGM聴いて元気を出して練習していました。
音楽で勇気が湧けばしめたもの、それをお守り代わりにしてますますドライブが楽しくなってきますよ。また、ドライブをイメージしながら音楽を探すのも楽しい作業です。ただし、緊張した頃に聴いてた音楽は、後から聞くとその頃のドキドキした初心者感覚が蘇ってきます。音楽はかなり心の中に刷り込まれてしまうものなので、めちゃくちゃ好きな音楽は使わない方がいいかもしれませんね」(ムギ助さん)
初心者経験談▼
免許を取って数ヶ月は車の運転に苦手意識があって大変でした。ラジオや歌詞がある歌は言葉が気になって気が散るため、車の中では普段聞かない子供用のクラシック音楽をかけていました。ショパンの英雄ポロネーズとか、バッハのG線上のアリア、ビバルディの四季とか。エミール・ワルトトイフェルの「スケーターズ・ワルツ」なんかも良かったですよ。おかげで今では快適にドライブできるようになりました。(41歳・会社員)
初心者経験談▼
仕事にどうしても必要になり、35歳で運転免許を取りました。最初は一人で運転するのが不安で、助手席にぬいぐるみを座らせて、「一人じゃない!大丈夫」と言い聞かせながら乗っていましたよ。最初はみんな初心者なんです。運転は慣れることがいちばん。時間が解決してくれますよ。(37歳・ベーカリー勤務)
初心者だって、慣れれば大丈夫。安全運転で楽しいドライビングライフを送りましょう!
誰でも免許とりたての頃は車の運転が怖くてビビるものです。だけど運転は「慣れ」がすべて。走行距離を伸ばして行くうちに、緊張と楽しさが丁度いい感じに溶け合って、リラックスして一人ドライブを楽しめるようになってきますよ。毎日乗れば乗るだけ、慣れるのも早いはず。小さな達成感を日々積み重ねて、ドライビングライフを目一杯楽しんでくださいね。
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