アーユルヴェーダでも目のケアは人気
ヨガの姉妹とされる「アーユルヴェーダ」では、「ネトラバスティ」といって眼球をオイルで浸すトリートメントも行います。
目の周りに小麦粉で作った土手をセットし、その中に目を開けた状態のまま「ギー」というオイルを入れ、目の中にまでオイルが浸透していきます。
実際にやってみると視界はオイルで少し色が変わりますが、痛いとか滲みるということもなく、眼球だけ温泉に入っているような心地よさがあります。
この施術を実際に体験する機会はなかなかないかもしれませんが、オイルに浸したコットンを、目を閉じた状態で瞼に乗せて、その上からホットタオルを乗せるのもネトラバスティに似たような感覚が得られます(セルフネトラバスティ)。
この時に使うオイルは、アーユルヴェーダの基本オイルであるセサミン(ごま油)がおすすめです。
冷やす?温める?自宅でのアイケア
ところで。
ネトラバスティでは人肌程度のやや温かいオイルを眼球に入れますが、アーユルヴェーダでは目の疲れは目に「熱(火=ピッタ)の要素」が溜まることが原因と考え、目を冷やすケアも推奨しています。
日本の「頭寒足熱」と似た考えです。
集中してパソコンを見ていた時や頭が疲れている時などは頭から目にかけて火の要素が増えていると考え、冷やしたタオルなどで目をクールダウンさせてあげるのも効果的です。
明らかに目の周りの神経や筋肉がカチカチに凍ってしまっていると感じる時はセルフネトラバスティをしたり、市販のホットアイマスクなどで目を温めてあげるのもオススメです。
ヨガではアイケアも意識してみよう
ヨガで視力は回復する!とは言い切れませんが、ヨガをした後に視界がクリアになることはよくあります。
何もしなければ眼球を運動させることは生活の中でほとんどありませんので、少なくともヨガをする時にはアイケアも兼ねるよう意識すると良いのではないでしょうか。
提供・yoganess
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