あなたの周囲にもフレネミーがいるかも！？見分け方と縁切り対策は？
グループ、チーム、人のいるところには必ず存在する「フレネミー」。フレネミーとは英語の“Friend”（友達）と“Enemy”（敵）を組み合わせた造語であり、意味はズバリそのもの、「友達の振りをした敵」。属しているグループ内で優越感に浸るため、嘘や噂話を巧妙に利用して他人をコントロールする悪質な人のことです。
フレネミーはグループやチームの中に一定数いて、素知らぬ顔で友達の中に溶け込んでいます。そして、その見分け方がかなり難しいのが特徴的。ママ友や職場の同僚など、あなたが「友達」だと疑わないその人が、実はフレネミーだったということはも珍しくありません。いち早く見分け方を覚えて縁切り対策しておかないと、後々かなりのダメージを及ぼすことにもなりかねません。
縁切り対策を急ごう！巧妙で悪質なフレネミーの見分け方
フレネミーは頭の回転が速いので、見分け方を駆使しても、相手が一枚上だと巧妙にごまかされて大変悪質です。フレネミーはそのほとんどが自己中心的な人。自分の虚栄心を満たすために利用できる人間をどんどん踏み台にしていきます。また、自分より幸せそうな人間を貶めることに無常の幸せを感じるため、裏で意地悪や嫌がらせをしてくることもあるでしょう。
表面上は「親友だよ」「なんでも相談してね」などと言っておきながら、その情報や悪口をあちこちで吹聴して回るのはお手のもの。嘘も交えた情報操作をあちこちで行い、グループ内で喧嘩が起こるのを楽しみます。誰かを村八分にして弱って不幸になっていくのを心の底から喜びつつ、「大丈夫？私はあなたの味方だからね」などと慰めに行くのがフレネミーの巧妙な腹黒さ。
飴とムチを使い分けながらじわじわと相手を貶めていく巧妙なやり口なので、ターゲットになった人は、真実を知ると精神的なダメージを受けることになるのです。
フレネミーの見分け方。縁切り必須！万全の対策とは？
幸せそうな人を貶めることが生きがいのフレネミー。あなたの周囲にいるようなら、さりげなく防御しておくのがいちばんです。フレネミーの特徴をチェックして見分け方を覚えておきましょう。そして縁切りの対策を早めに行うことで自分や仲間を守りましょう。
縁切り必須！フレネミーの見分け方と対策① フレネミーは群れの中にいる
フレネミーは集団の中に紛れ込んでいます。集団に溶け込んで、誰かの足を引っ張るのが楽しいため、彼らが単独で行動することはまずありません。常に誰かとつるんでいて、仲間の中でターゲットを変えながら、グループ内でこっそりトラブルを起こし、誰かと誰かが仲違いしたり喧嘩したりして、落ち込んだり、悲しんだりする様子を楽しみます。
フレネミーは、今まで平和そのものだったグループや友人が、自分の影響で不幸になっていくことが楽しくてたまらないのです。
【対策】
同じグループだからといって油断しないこと。誤解が多くなったり、怪しい情報が増えてきたりしたら、多かれ少なかれフレネミーがいる可能性が高いでしょう。どんなに良い人そうに見えても、腹の底までは見ぬけません。グループやママ友などのSNSでは最低限の返信にとどめ、自分の個人情報は流さないようにしましょう。
縁切り必須！フレネミーの見分け方と対策②フレネミーは親しげに近づいてくる
初対面から馴れ馴れしく近づいてくる人には警戒しましょう。初めて会ったのに「私たち親友になれそうだよね♪」「一緒に遊びに行かない？休みの日は何してるの？」などとぐいぐいとアピールしてきます。人との距離の縮め方が極端に早く、特に自分にとって利用できそうな人にはしつこく執着して情報交換を求めてくるのがフレネミーの特徴。
フレネミーは人当たりがよく好感度が高い人が多く、友達や異性だけでなく、上司などもうまくコントロールします。そして仲良くなって相手の情報を聞き出すと、虎視眈々と狙った人を陥れる機会を探るのです。
【対策】
初対面から馴れ馴れしい人、友達になる気満々で近づいてくる人に要注意。SNS教えて、電話番号教えて、どこに住んでるの？などプライベートのことを根掘り葉掘り聞き出そうとしますが、あなたの情報は絶対に教えないことが鉄則です。
この人おかしいな、調子が良すぎるなと感じたら、塩対応して距離を遠く保ち、相手がどういう人間か時間をかけてよく観察するといいでしょう。
縁切り必須！フレネミーの見分け方と対策③フレネミーは情報操作をする
競争心やジェラシーが強いフレネミーは、自分が常にグループ内でマウントをとっていたい人。自分が優位でいられるよう、自分より目立つ人や自分が霞んでしまう魅力がある人などは、自分に心を許したのを見計らって、巧妙に引きずり落とします。
特に、他人を陥れるためにフレネミーが日常的に行っているのが情報操作。同じ状況や出来事を仲間内に伝えるとき、相手によって内容や規模をすり替えたり、嘘を吹き込んで相手がショックを受けたり、動揺するように仕向けます。
【対策】
フレネミーは情報操作のために嘘をつくのも平気です。嘘情報であなたが動揺したり、取り乱して落ち込むのがフレネミーの狙い。対策としては、自分の噂や悪口を聞いても「ああ、そう」と聞き流すこと。フレネミーの思惑にはまらず、あなたは楽しそうに過ごしましょう。そのときに露骨に不機嫌になったり、情緒不安定になって足を引っ張ろうとしてくる人がいたら、その人がほぼフレネミー確定です。