職場の嫌味に反撃開始。効果的に相手を黙らせる一言とは?
堪忍袋の尾が切れたら、主張するのが効果的な場合と、黙るのが効果的な場合があるので、うまくつかいわけて反撃しましょう。
職場の嫌味への効果的な反撃法①それどう言う意味ですか?系の返し
嫌味なこと、皮肉めいたことを言われたら、まずは正論で返すよりも
「それって、どういう意味で言ってるんですか?」
と真顔で冷静に言いましょう。
たいていの人は、あなたの怒りを察して動揺すると思いますが、相手が更に何か言ってくるなら、
「失礼ですよ!」ときっぱりと言い切りましょう。
他には、
「申し訳ありませんが、今忙しいんで後でいいですか」
「今のは大変失礼な言い方ですよね? 嫌な気持ちになったので、今すぐ謝っていただけますか?」
言い返すというよりも、冷静にあなたの怒りや憤りを相手に伝えることが大切です。相手の言い分の理不尽さや、勘違い、間違いなどがあれば、的確にその点を淡々と挙げておきます。後は無視でいいでしょう。
▼ 私の職場の反撃体験談
「ムカつくことを言われたら、「それって、どういう意味なんですか?」と真顔で聞く。
このとき、声のトーンを思いっきり低くして、すげー怖い顔するのが大事。冷たく突き放す感じでね。相手がごまかそうとしたら、「ですから、気持ちが悪いので意味を教えてくださいよ」と、周囲の注目を浴びるぐらい大きな声で言うと効果的。バツが悪くなると相手はフェードアウトしますよ。たまにやると効果的なキレ芸です」(30歳・デザイン)
職場の嫌味への効果的な反撃法②おうむ返し
嫌味を言われたら、話をそれ以上発展させないため、頭の中に嫌な気持ちを蓄積させないために、相手と同じ言葉ををおうむ返しします。
たとえば、
「あなたのやり方はおかしい」と言われたら
「わたしのやり方はおかしいんですね」
「あなたの考え方は間違ってる」と言われたら
「わたしの考え方は間違ってるんですね」
相手が言った言葉を反復して、相手のリズムを崩してやることです。
このとき、相手が自分にしか聞こえないぐらいボソボソと嫌味や不条理な指示をしてくるなら、メモやICレコーダーなどで、相手の言っていることを自分の声でおうむ返ししてはっきりと録音しておくのもいいでしょう。
肯定も否定もしないおうむ返しは、相手を拍子抜けさせて黙らせるか、イライラして「ふざけてるの?」と感情的になるかのどちらかの状態を引き出します。
その後はこんなアクションが効くかもしれません。
▼ 私の職場の反撃体験談
「私の場合は、○○さんがおっしゃっていることは、私だけではなく、他の方も同じようにされていますので、間違っているのであればマズイですね!すぐに上司に確認してみます!」と大慌てでまくし立てて、大ごとにしてやりました。相手がアワワってなるのが面白かったですよ。上司には「業務に著しく支障が出て困っている」と大げさにチクってやりました」(29歳・スーパー勤務)
▼ 私の職場の反撃体験談
「嫌味を言ってくるのは大抵年配の女性。完全無視してる子もいるけど、私はあえておうむ返しして、思いっきりヤバそうな目つきで相手を2、3秒睨んでから無視する方を選びました。「あの子、なんか怖い」と思わせてから、一対一になると相手がソワソワするようになりましたよ。被害もかなり減りました」(32歳・百貨店)
職場の嫌味への効果的な反撃法③記録で威嚇する返し
嫌味や理不尽な説教など、あなたには明らかに不条理な言葉の場合、相手の発言をメモ
しながら聞くのは、相手に「メモを取ってどうするつもりなのだろう」という圧力をかけられます。「メモを取るな」と言われたら、ICレコーダ回しておく方法もあります。
暴言や嫌味が悪質な場合はこうして録音記録しておくと、後々上司や労基に訴えるときにも有力な証拠となるでしょう。そこまでするかは、もちろんあなた次第ですが。
▼ 私の職場の反撃体験談
「例えば、相手が言っていることが前と違っていたりしたら、「録音がありますが、聴かれますか?」というと大抵黙ります。「ああ、聞かせてもらおうじゃない」と開き直られたら、人がたくさんいる前で大音量で醜い嫌味を延々チェックしてやるといいですよ。恥です恥。ストップさせたら、今度こういうことを言ったら弁護士事務所に行きますので、とビシっと言う」(30歳・出版)
▼ 私の職場の反撃体験談
「メモをとって業務上の報告と連絡、相談を上司にする。あくまで仕事のやり方で悩んでいるので指示をいただきたいという形で。
「私の仕事のやり方が未熟なせいで迷惑をかけ、業務の中断を度々させてしまします。
特に、○○さんには毎日罵られて怒鳴られるなど、不快な気持ちにさせているみたいなので、どうしたらいいかわかりません」。とか適当に。ここで、言われたことを記録していた罵詈雑言メモやICの録音が役立つかもしれません。上司がどういう判断をするか、それも見ものです」(37歳・ホテル勤務)
職場の嫌味への効果的な反撃法④明るい返し
相手を揺さぶりたいだけの嫌味に反応しないためには、明るい返しが最適です。
たとえば、嫌味を言われたら
「ですよね~。勉強になります。ありがとうございまーす♡」
「なるほど、そういう考えもありますね~、勉強になりまーす♡」
「貴重なアドバイスをありがとうございます♪」
これで終了です。あとは無視で良いでしょう。
それでも嫌味を言ってくるなら、
「〇〇さんて、人の揚げ足取るの得意ですよねー♡」
「〇〇さんて、ずっと嫌味言ってますけど、いつ仕事してるんですか?♡」
「〇〇さん、毎日そんなに悪口や嫌味ばかり言わないでくださいよ、私心がボロボロなんですよ♡」
など、周りや上司に聞こえるよう、わざと大きめの声で言いましょう。
明るいけれど、目は笑ってない。そういう返しができれば合格です。
また、嫌味の途中で、急に何か思いついたように話題を変えて「あんたのことなんてどうでもいい」という表明をするのもいいでしょう。嫌味を最後まで聞かず、相手を放置するのが目的です。
「あ!あれやっとかなきゃ!すいません、席はずしまーす♡」
嫌味の途中で別の人に声をかけるのもいいでしょう。
「あ、そういえばこの前のあれ、うまくいきましたか?♡」 など。いろいろパターンが作れそうですね。
職場の嫌味への効果的な反撃法⑤相手の不意を突く返し
油断して嫌味を垂れ流す相手に、不意をつく返しを提案する人も。以下の反撃体験談参考にしてみてはいかがでしょうか。
「二人でいるときにネチネチ嫌味を言われたら、「ちょっと言わせてもらっていいですか。口臭がすごいんですけど、ニンニク食べました? 歯槽のう漏ですか?マスクしてても口、臭いますよ」と言ってやる」(27歳・会社員)
「そういう姑息な人間は、周囲に気づかれないように、個人攻撃してきますよね。悪質な奴だと気づいたら、最初は嫌味を言われても言い返さず、下手に出て、相手を持ち上げたり、シュンとした演技をしておくといいでしょう。そして、相手が油断していつもの嫌味を言い始めたら、態度を一変させて、「あなたの嫌がらせさで仕事がと滞って困ってる!どうしてくれるんだ!と大きな声で反撃する。上司が止めに入ったらゴング。証拠としてICレコーダーの録音があれば、相手のいいように言いくるめられずに済みますね」
(38歳・食品)
いつもチクチク小言や嫌味を言ってくるお局がいて、大勢の中でコソッと嫌味を言われたときに流石に我慢できず、「○○さん、今、なんて言いました?」と大声で言ってやった。
「今の言葉、みんなの前でもう一度言ってくださいよ、下品だなー、すごいこと言いましたよね」って。みんなざわざわして、何、何と注目を浴びて、すっかりお局しぼんでましたね。
その後は「私に話しかけんなオーラ」を全開にして、相手への威嚇ビリッビリにして防御してましたね。舐められないことです」(36歳・介護)
「何かいってやりたいとき、フランス語で罵るのは素敵。「このマウンティングゴリラ!」をフランス語で言うと、Ce gorille de montage(せごりでもんたーじ)。「バカ丸出し」は、Stupide nu(すちゅーぴどにゅ)と言う風に。発音はグーグル翻訳で本格的な発音を練習すると優雅。もちろん相手は何言われてるかわからなくてポカン顔。本当にStupide nu」(28歳・アパレル)
「いつもより明らかに違う低い声で「延々と嫌みうるせえな」とすごむ。目に狂気をちらつかせて相手にヤバイ奴を相手にしたと思わせる。相手に圧をかけられても絶対に屈しない態度で、突き放すと相手は黙るよ。これは普段穏やかで、真面目で、嫌なことをじっと我慢するタイプがやるとすっごく効果的です♡」(34歳・広告)
「私のおすすめは逆さ言葉の呪い返しです♡ずっと嫌味言われてる時や、愚痴を聞かされているとき、相槌を打つふりをしながら「逆さ言葉」で話の腰を折りましょう♡。悪辣な言葉も逆さにしていうとわからないのでスッキリ。あまり褒められた方法じゃないかもしれないけど、言ってやった感があるからムカついても水に流しやすいですよ♡。
たとえば、
★カバろしにんげかいい。(いいかげんにしろバカ)
★なだずくないていさ(最低なクズだな)
相手は何を言ったのか、聞き返してくるはず。
「えっ?日本語わからないんですか?」とでも言って苦笑いして立ち去るか、縁切りしたいなら、意味を教えてやってもいいのでは♡」(23歳・専門職)