「いいね」が辛い!SNSで疲れる人が増えている

SNSが疲れる?心が辛いときの上手な抜け出し方
(画像=pixabay.com/ja/、『Plus Quality』より引用)

友人や知人、家族との連絡に今や欠かせないSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)。FacebookやTwitter、Instagram、LINE、Tumblrなど、趣味を通じて面識のない人ともフォローし合い、様々な情報が得られます。グループ登録して仲間同士で連絡できたり、電話よりも気軽で便利なものですよね。

しかし、ひっきりなしに来るSNSの新着情報、続々と発信される「こんなことしたよ」「こんなもの食べたよ」的なプチ自慢に溢れたタイムラインの情報に、ほぼ強制的に「いいね」しなくてはいけないときなど、何だか虚しさや辛さを感じてしまうことはありませんか。

「映え」を求めてかなりの時間をSNSに費やす毎日。自分の投稿の反応を見て一喜一憂し、他人の投稿に早く返信しなきゃ、早くコメントしなきゃ、早く「いいね」しなきゃというプレッシャーに追われるようになっていたら、あなたもきっとSNS疲れが始まっています。

疲れるSNS、辛いSNSを全部やめるとどうなる?

筆者も数年前まで、長い間SNSに夢中になっていました。Twitter、Instagramの他に、好きな写真を撮影してはTumblrに公開するのが楽しみだったこともありました。

しかし、仕事関係でどうしても必要になったFacebookのアカウントを作ってから、人生がどんどん複雑になっていった気がします。家族や友達との連絡に使うLINEも、機能が複雑化して繋がりたくない人とも繋がってしまうことに。毎日流れて来る情報量の多さに圧倒されました。

情報過多とプレッシャーで辛いSNS疲れ

SNSが疲れる?心が辛いときの上手な抜け出し方
(画像=pixabay.com/ja/、『Plus Quality』より引用)

SNSに流れて来る情報は自分にとって役に立つ情報もありますが、どうでもいい情報もガンガン流れて来るものです。「いいね」だけで、コメントが入ってないのはある意味「見ました」という意味ですが、コメントは余計なお節介や「それ知ってる、情報遅すぎ」系、のいわゆるクソリプなどストレスになることも多いはず。

とにかく、どうでもいい情報が山ほどタイムラインに溢れていて、SNSが疲れると感じたり、辛いと思うようになった時は、そういった情報の中で溺れかけているのです。

SNSは便利ですが、距離感を間違えると1日の大半をSNSに費やすことになります。多くのフォロワーがいたり、友達とのつきあいもあるし、疲れるなと感じてもSNSはやめられないという人も多いでしょう。

しかし、多くの種類のSNSを一通り経験し、一通り全部やめた著者の立場から先に言わせてもらいたいのは、『SNSは全部やめても、人間関係には全然問題ない』ということです。むしろ、SNSをやめれば、本当大切な人がわかります。SNSがなくても、必要な人は電話やメール、あるいはショートメールで何不自由なく連絡が取り合えます。仕事もプライベートもそれで十分うまくいくのです。

ちなみに著者は、長年使ったLINEもやめました。最初は不便でしたが、今ではまったく問題ありません。「ごめん、LINEって合わないからやめたんだ」ってきっぱり言えるのは清々しい気分です。電話、メール、スマホのショートメッセージなどは既存のSNSと比べるとテンポが遅いですが、返って人との交流を大切にできる気がします。

これだけは、はっきり言えます。もしあなたがSNSが疲れると感じたり辛いと思うのであれば、SNSなんてとっとと辞めても、まったく問題ありませんよ。SNSが疲れると感じたら、心を病む前に、そこから離れるのがいちばんだと思います。