金刀比羅宮や小豆島オリーブ公園、栗林公園などの香川県の観光スポットの中で、トリップノートの6万3千人の旅行好きトラベラー会員(2020年8月現在)が実際に行っている順に、香川の人気観光地ランキングをご紹介します!
1位:金刀比羅宮
“こんぴらさん”の名前で親しまれている「金刀比羅宮」は、標高538mの象頭山の中腹にある神社。年間300万人が訪れる四国随一のパワースポットです。
海の神様として有名ですが、その他にも家内安全、心願成就、良縁成就、商売繁盛など、沢山のご利益を授かることができます。御本殿まで785段、さらに奥社まで行くと1,368段という長い石段の参道が有名。登りきった時の爽快感はひとしおです。
奥社でしか見られない絶景、そして奥社でしか手にいれることができないお守り「天狗守り」もあるので、体力に自信がある方は、ぜひ奥社まで参拝してみてくださいね。
2位:栗林公園
16世紀後半、地元の豪族佐藤氏によって作られた庭園が始まり。その時はまだまだ小さい庭でしたが、1631年頃、この地を治めた生駒家の家臣により現在に近い大きな庭園の基礎がつくられました。
のちに生駒氏から松平氏へと藩主が変わり、基礎が築かれてから100年以上経った1745年に庭園が完成。明治8年(1875)に県立公園として一般公開され、昭和28年(1953)には国の「特別名勝」に指定されました。そして2009年には『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で最高評価の三つ星を獲得しています。
栗林公園の面積は東京ドーム3.5個分で、さらに背景の紫雲山を含めれば約75ヘクタールと、なんと東京ドーム16個分にも及ぶ広大な庭園です。園内随一のビュースポット「飛来峰」からは南湖を一望する素晴らしい絶景が楽しめます。
3位:道の駅 小豆島オリーブ公園(小豆島)
瀬戸内海を見下ろす小高い丘に広がる園内には、約2,000本のオリーブの木やハーブガーデン、ギリシャ風車、温泉、ショップ、カフェ、そしてハーブを使ったリースづくりなどが体験できるクラフト館など様々な施設が集まります。
映画『魔女の宅急便』や『ぼくとママの黄色い自転車』などのロケ地としても使用されました。
4位:エンジェルロード(小豆島)
小豆島に浮かぶ、潮が引くと現れる道。ここを手を繋いで歩いたカップルは幸せになれるという噂のあるロマンチックな場所です。
また入り口付近の階段を昇れば約束の丘展望台があり、恋人と一緒に鐘を鳴らすと2人の将来が約束されるとか。潮の満ち引きを事前に確認しておでかけくださいね。
5位:小豆島オリーブ園(小豆島)
瀬戸内海を見下ろす小高い丘に、約2,000本のオリーブの木を栽培。展望台からは内海(ないかい)湾を見渡すことができます。
園内には、オリーブオイルをはじめとするオリーブを使った食品、化粧品などを販売するショップがあり、お土産さがしに最適。そして、レストラン「オリーブパレス レストレア」では、比較的リーズナブルな価格で、小豆島産の”素麺”や、オリーブオイルが際立つ”パスタ”、ご当地グルメの”ひしお丼”など小豆島ならではのお食事がいただけます。
また、彫刻家兼画家・インテリアデザイナーである、イサム・ノグチの照明家具などが展示されているミュージアム「アルテトラ」があるほか、園内にはイサム・ノグチが設計した遊具があり、家族連れや、写真撮影スポットとしても人気です。
6位:寒霞渓(小豆島)
小豆島の最高峰・星ヶ城と四方指の間にある渓谷で、群馬県の妙義山、大分県の耶馬溪と並んで”日本三大渓谷美”のひとつに数えられています。
大自然のなかをロープウェイで頂上までのぼり展望台にたどり着けば、四国の山々や壮大な瀬戸内海の景色が広がる絶景スポット。紅葉の名所としても名高く、11月上旬から下旬にかけて色づく山を楽しめます。
7位:二十四の瞳映画村(小豆島)
1987年公開の映画『二十四の瞳』のロケ用に造られたオープンセットを改装し、昭和初期の小さな村を再現しています。
映画館「松竹座」では『二十四の瞳』を常時上映し、「キネマの庵」では1950年代の日本映画黄金期といわれる時代の名作の数々を紹介。そして「Caféシネマ倶楽部」では、アルマイトの食器が懐かしい”給食セット”がいただけます。
8位:丸亀城
400年以上の歴史をもつ丸亀のシンボル。内堀から積み重ねられた石垣の高さは60mを超えており、日本一の高さを誇ります。その石垣に鎮座する天守は、江戸期以前から今日まで現存している「現存十二天守」のひとつ。最上階からは、讃岐富士の愛称で親しまれている飯野山や、瀬戸大橋を一望する絶景を楽しむことができます。
9位:父母ヶ浜海岸
香川県三豊市仁尾町に位置する、約1kmの砂浜が続く海水浴場です。花崗岩から生まれたさらさらの砂は粒子が細かく、白く美しい砂浜が広がっています。また、父母ヶ浜海岸からの夕日は素晴らしく、「日本の夕日百選」にも選ばれました。
干潮時に風がなく水面が波立たなければ、砂浜にできる潮だまりに空が映り、鏡張りのような風景を観ることができます。その光景がまるでボリビアのウユニ塩湖のよう!とのことから、最近はフォトジェニックなスポットとして人気があります。
10位:地中美術館(直島)
建築家の安藤忠雄氏が設計し、2004年に開館しました。瀬戸内の美しい景観を損なわないよう、建物の大半が地下に埋設されており、建物自体が芸術作品となっています。
地下でありながら自然光がそそぎこむ館内には、クロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品が恒久展示されています。