東京湾と太平洋に囲まれた「房総半島」。海に面した房総半島には、海の幸はもちろん、数多くの観光名所が点在しています。本記事では房総半島で訪れたい、人気観光スポットを紹介いたします。
【1】東京湾アクアライン「海ほたる」
厳密には房総半島上にあるスポットではありませんが、房総半島を東京・神奈川方面から訪れるならぜひおすすめしたいのが、東京湾アクアラインにあるパーキングエリア「海ほたる」。東京湾アクアラインは、神奈川県の川崎と、千葉県の木更津を東京湾を横断して結ぶ約15キロのハイウェイで、川崎側は東京湾の海底を通る「東京湾アクアトンネル」を、木更津側は東京湾の上に架かる「アクアブリッジ」を走ります。
「東京湾アクアトンネル」から地上に出て、「アクアブリッジ」へと繋がる人工島にあるのが「海ほたるパーキングエリア」で、多くのドライブ客が立ち寄る人気のスポットです。
東京の街や、富士山、羽田空港を離発着する飛行機の姿などの景色を見る事ができる他、施設内には様々なフォトスポットも設けられています。食事や買い物なども楽しめるスポットです。
【2】東京湾観音
大坪山の山頂に建つ高さ56mの観音様です。昭和32年に平和祈念と戦没者の慰霊を目的に建立されました。胎内には314段の階段があり、東京湾の風景を一望することができます。
- 拝観料:500円
【3】鋸山(のこぎりやま)
むき出しの岩肌が鋸をイメージさせる、千葉県を代表する景勝地の一つ。
麓の山麓駅と山頂駅が「鋸山ロープウェイ(往復運賃:950円)」で結ばれており、山頂付近に点在する景勝地へのアクセスも便利です。全長680mのロープウェイは15分間隔で運行されており、乗車時間4分程で山頂駅に降り立つことができます。
山頂付近は約1300年前に開かれたとされる「日本寺(拝観料:600円)」があります。境内では岩肌を掘って建立された1,553体の石仏がある「東海千五百羅漢道」や、日本一大きい磨崖の「大仏」を参拝できます。
山頂にある「瑠璃光展望台」では、垂直に切り立った断崖に突き出た岩の上から下をのぞきこむ「地獄のぞき」が人気です。