沖縄県の子育て環境

沖縄県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

沖縄県は子ども・子育て支援の基本方針となる「黄金っ子(くがにっこ)応援プラン」を推進しています。質の高い教育・保育のために、人材の向上や養育環境の整備への支援などをしていきます。

「おきなわ子育て応援パスポート」はさまざまな割引や優待が受けられるサービス。18歳未満の子供を育てている世帯に発行されます。

また、沖縄県の各市町村はファミリーサポートセンターの設置など、子育てへのサポート事業を実施しています。多くの市町村で「こども医療費助成」を行っていますが、助成される年齢が就学前まで、中学卒業まで、18歳まで、と違いがあります。

教育環境はエリアによって大きく異なります。進学校をはじめ学校が多い那覇市など都市部、大自然の中で貴重な体験をできる本島北部や離島、インターナショナルスクールがある北谷町、読谷村周辺など、各家庭の教育方針を検討して移住先を考えてみて下さい。

沖縄県で住むならどこがいい?

沖縄県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

沖縄移住におすすめの市町村を紹介します。那覇市、中城村、豊見城市、八重瀬町、北谷町、西原町の特徴をまとめてみました。下記にあげた以外にも特徴あるエリアが多くあります。移住先を検討する際に参考にしてください。

那覇市の周辺に住むなら

那覇市は人口約32万人を有する沖縄県の政治・経済・文化の中心地です。かつては海外との交流拠点として琉球王国文化が華ひらいた街です。

夏は四方の海からの風が吹き抜け、冬は暖かく、年間の平均気温差が少ない過ごしやすい土地です。沖縄戦で街は焦土となりましたが、県民市民の努力と協力によって発展してきました。

ショッピングやグルメが楽しめる国際通り、琉球王朝の歴史を感じられる首里城、沖縄県立博物館・美術館、ひめゆりの塔など見どころいっぱいです。子育てサポート事業は、つどいの広場、地域子育て支援センター、那覇市ファミリーサポートセンター、病児・病後児保育などがあります。こども医療費助成は通院・入院は就学前まで、入院のみが中学校卒業までです。

生活に必要なものがそろい、那覇空港から発着するモノレール、ゆいレールが走り、バスなど交通の便も良好です。

中城村

中城村(なかぐすくそん)は、沖縄県中頭(なかがみ)郡の村です。沖縄本島中部の東海岸に位置し中城湾に面しています。那覇空港方面から国道329号線を北上し、那覇市から50分ほどと、比較的アクセスも良い場所です。

人口は2万人ほどの村ですが、人口伸び率は全国でも上位です。琉球大学や沖縄国際大学も近隣で学生向けの格安アパートも数多くあります。

「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして、世界遺産に登録されている中城城跡に多くの観光客が訪れます。農業が盛んで、サトウキビをはじめ、野菜類、花き、南国フルーツ、畜産など温暖な気候を生かした幅広い農業が行われています。

特に特産品の島にんじん、島大根は有名。病院や学校、スーパーなど生活に必要な施設、農地が広がるのんびりとした光景が広がり自然も豊かと、移住先として考えるには好条件がそろっています。

豊見城市

豊見城(とみぐすく)市は、沖縄本島南部に位置しています。沖縄県の県庁所在地である那覇市に隣接しているため、ベッドタウンとして人口が増加しています。

子育て支援に関する情報をまとめた「子育てガイド ありんくりん」を発刊し、妊娠から出産、子育てに役立つ情報や相談窓口などを紹介しています。

こども医療費助成は通院は就学前、入院は中学校卒業までが対象です。沖縄アウトレットモール・あしびなー、イオンタウン豊見城、豊見城市観光プラザ「てぃぐま館」など、買い物にも便利で生活しやすい環境です。豊見城発祥の地とされる「瀬長島」は、多くの人々が訪れる観光スポット。

沖縄八景の一つに数えられる風光明媚な景勝地です。現在は島内に、宿泊施設、温泉施設のほか、野球場、商業施設、遊歩道、展望台などがあります。島の外周には遠浅の海岸が広がり、展望台からの青い海やサンセットは息をのむ美しさです。

八重瀬町

八重瀬町(やえせちょう)は、沖縄県本島の南に位置しています。町の東側は南城市、西側は糸満市、南側は太平洋、北側は南風原町と豊見城市に接しています。

農業を中心に発展してきましたが、車で20分ほどで行ける那覇市に近い北部は都市化が進み、田園と都市が共存するまちとなっています。人口は約3万人。

こども医療費助成は通院・入院は就学前まで、入院のみが中学校卒業までです。町内には現存する最古のシーサーといわれる富盛のシーサーがあり、沖縄県指定有形文化財に指定されています。大きな観光地はありませんが、スーパーや病院など生活に必要なものが近くにあり都市圏にも出やすい、落ち着いて暮らせるところです。

北谷町

北谷町(ちゃたんちょう)は、沖縄本島中部に位置し、北は嘉手納町、東は沖縄市と北中城村、南は宜野湾市に接しています。西側は東シナ海に面しています。人口は約3万人。

米軍基地の占める割合が半分ほどで、県内でも3番目の基地占有率です。アメリカの西海岸を思わせる街並みが特徴の美浜地区には、若者や駐留米軍関係者に人気のアメリカンビレッジがあり、多くの地元県民や観光客が訪れます。

イオン琉球、イオン北谷店といった娯楽・店舗施設もファミリーに人気。1年を通してマリンアクティビティが楽しめ、美しい夕陽スポットで知られています。

本島内の主要観光地へのアクセスも便利です。しかし嘉手納基地が近くにあり航空機騒音問題は避けて通れません。米軍や関係機関に対して騒音軽減の要請、住宅防音工事の助成など対策がとられています。

西原町

西原町(にしはらちょう)は沖縄本島中部の東海岸に位置しています。人口は約3万5000人。琉球王朝時代の遺跡、五穀豊穣と地域の繁栄を祈る伝統行事が受け継がれています。

産業は稲作中心からサトウキビ、亜熱帯果樹栽培、花卉(かき)栽培へと変わり、現在では商工業も盛んです。町内には県内唯一の国立大学である琉球大学があります。

幼児教育から大学教育までの一貫した教育施設に恵まれ「文教のまち」を目指して発展しています。那覇市からは車で30分足らずと通勤圏内で、大型ショッピングモールや広い公園、きららビーチ、西原マリンパークなど遊べるスポットも身近。

子育てファミリーにうれしい環境がそろっています。

まとめ

沖縄県は国内有数の人気観光地です。海の美しさ、独特の文化に魅了されて移住希望者も多く、仕事、住宅探しには時間がかかるようです。人材確保支援事業やサポート事業を活用して現実的に情報を集めて準備してください。


提供・移住支援.com

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