ゴールデンウィークが終わりましたが、皆さんゆっくり過ごせましたか?
新しい環境になったり、学校や会社に行きたくない、なんとなく体調が悪い、授業や仕事に集中できない、気分がやたら沈んで、やる気が出ない…。
という方は、もしかしたら「五月病」かもしれません。
今回は五月病を予防するための生活習慣をご紹介していきます。
五月病の原因として考えられること
五月病の初期症状としては、やる気が出ない、食欲が落ちる、眠れなくなるなどが挙げられます。
これらの症状をきっかけに、徐々に体調が悪くなり、欠席や欠勤が続くことがあります。
では、何が原因なのでしょうか?
環境の変化
初めての一人暮らしや新しい環境の変化、新しい人間関係がガラッと変わる時期ですよね。
この環境の変化に慣れずに、 心身に無気力感や疲れ、ストレスを感じてしまうことが、五月病の原因と考えられています。
目標の失望
この学校に通いたい!この会社に入社したい!など、大きな目標があるときは、やる気が自然と湧きますが、いざ、目標を達成してしまうと、達成した解放感から、次の目標が見つからず、やる気が湧かないという状態に陥り、五月病に繋がる可能性があります。
カパの乱れ
アーユルヴェーダでは、春のシーズンは冬に蓄積した水の質であるカパが太陽の温かさの影響で体内を詰まらせていくとされています。
カパの質は「重い」「冷たい」「油分」です。
その質の詰まりが体だけではなく、私たちの心も重たいものにしていくため、五月病の原因に繋がっていくと考えられています。
五月病を防ぐ生活習慣
では、ここから、五月病を防ぐ生活習慣を5つご紹介していきます。
簡単なので、生活に取り入れてみて下さい!
生活のリズムを整える
連休中は特に夜更かしをして、いつもよりも遅く起きたり、食事が不規則になりやすく、生活が乱れやすくなります。
朝寝坊せずに、規則正しく生活することで、五月病の予防に繋がっていきます。
朝食もしっかり食べ、身体を起こすことも大切です。
休養をとる
先程、朝寝坊をせずと書きましたが、知らず知らずのうちに心身に疲労が蓄積した状態で連休に入り、緊張の糸が緩むことで五月病に繋がっていくため、疲労感が強い場合はゆっくり休養することが大切です。
寝溜めはせずに、規則正しい生活習慣を維持し、睡眠を十分にとるようにしましょう。
遊んでストレス解消も大切ですが、身体が疲れている場合は早めに就寝することを心がけましょう。
深呼吸する
ストレスを感じ、身体的な緊張がある時は、呼吸が浅くなります。
浅い呼吸は血中の酸素を減らし、筋肉の緊張を高め、ストレスをますます高める原因に繋がっていきます。
腹式呼吸を意識して、ゆっくりと深呼吸をしていきましょう。
深呼吸は1番簡単にできる方法です。
お風呂に入る
38〜40℃の湯船に浸かることをおすすめします。
お湯の温度は副交感神経が優位になる、ぬるめの温度が適温です。
42℃以上のお湯だと交感神経が優位になり、リラックスできなくなってしまいます。
全身お湯に浸かることで、浮力効果・水圧効果がかかり全身がほぐれ、リラックス効果とマッサージ効果が得られます。
ぬるめのお湯に浸かり、しっかりと身体を温めることで、副交感神経が優位になるのです。
また、上記の入浴方法は、良質な睡眠にも繋がります。
お風呂で疲れを癒やし、ぐっすり眠って翌朝すっきり目覚める!
これを日課にすることで、疲労も解消され、心身ともに健康になり、五月病の予防にも繋がっていきます。
運動をする
運動や身体活動は、ストレスを軽減する効果があります。
現代人は、仕事でデスクワーク、家ではテレビやスマートフォンなどで、座ったまま過ごすことが多いので、身体を動かす時間を作ることで健康増進するだけでなく、緊張を和らげ、心身をリラックスさせ、ストレス解消に役立っていきます。
一日やれば良いということではなく、運動を習慣化することが大切なので、運動習慣がない方は、少しずつ挑戦していきましょう。
筋トレやダンス、ヨガ、ランニングなど自分に合った方法を見つけていきましょう。