妊婦がカレーを食べる注意点

妊婦さんがカレーを食べるにあたってのメリットとデメリットを含めまして、これからはカレーを食べる時の注意点や、工夫できることなどについてのお話をしていきましょう。

カレー好きな妊婦さんからしてみれば、なんとしても食べたい食事のひとつですし、妊娠初期のつわりがひどい時などは、簡単に作れるカレーがとても重宝するレシピだったしりますものね。

【妊婦がカレーを食べる注意点】分量を適度に

どんなメニューや食材でも同じことが言えますが、摂取する分量を適度にコントロールしましょう。

カレーには多くのカロリーと塩分が含まれています。さらにスパイスや香辛料もたくさん入っていますよね。

適量を守ればまったく身体に害がないとしても、摂り過ぎれば問題が出てくるものです。

妊婦に対する適量とは、これも人によって幅があるものではありますが、一般論として、

週に1度、一日に1食、一皿カレーを食べる頻度なら、なんら支障がでることはないでしょう。

妊娠初期のつわりがひどく、カレーしか食べれないなんて場合は、薄味にするとか、塩分やカロリーを控えたカレーを作るなどの工夫をするといいですね。

【妊婦がカレーを食べる注意点】カレーの作り方に気をつける

カレーを普段の好み通りに作ると高カロリー過ぎたり、塩分が高くなり過ぎたりする場合があります。

例えば野菜を炒める時に下味をつけるとか、カレーのトッピングにトンカツやエビフライをつけるとか。

やりたいようにやってしまうと、後で胸やけがひどくなったり体調が悪くなったり、体重計の数値を見て心臓が止まりそうになったりしてしまうかも。

妊娠中は、日頃の悪習慣を正せるよい機会でもありますから、ぜひ健康に気をつけた食事作りに精を出しましょう。

例えば、

(1)油をなるべく使用しないカレー
(2)野菜の種類をたくさん増やしたカレー
(3)自分に合うスパイスをチョイスしたインドカレーに挑戦

などがありますよ。

特に、(3)自分に合うスパイスをチョイスしたインドカレーは、塩分や油脂を控えて物足りなくなった部分をスパイスを多めにすることで補える利点があります。

お料理上手な妊婦さんには、ぜひチャレンジしてもらいたいですね。

【妊婦がカレーを食べる注意点】激辛・爆盛スパイスは避ける

いくらスパイスを利かしたインドカレーがオススメと言っても、大盛り香辛料に、爆盛りスパイスのカレーは、妊婦でなくても身体に良いとは言えない食事になってしまいますよね。

特に妊娠初期は、胃の調子が悪かったり体調を崩しやすい時。つわりの有り無しに関わりなく、大辛のカレーやスパイスてんこ盛りの食べ物を控えた方が無難でしょう。

いままでつわりが無かったのに、辛い食べ物をたくさん食べてしまい胃腸が荒れて、つわりの症状がでてしまうことも考えられますよ。

妊娠初期でなくてもお腹が大きくなってくる妊娠中期には、子宮に胃が圧迫されて胃酸の逆流や胃痛が起こってしまうことも。

こんな時には、刺激の多い食事を避けて、胃腸に優しい食べ物を選ぶようにしたいですね。