第2位:プッチグランプリ
プッチタウン内にある「プッチグランプリ」は、小学1年生以上のお子様であれば、誰でも参加することができるタイムアタックレース。8台のマシンが一斉にスタートする瞬間は、まるでレーサーになったかのような緊張感を味わうことができます。
ハンドル、アクセル、ブレーキ。本物の車と構造は同じです。
この「スーパースピードアップボタン」なるものをうまく使うのが、タイムを早めるための秘訣なのかもしれません。
そして、合図とともに8台のマシンが一斉にスタート。慎重に運転を進める筆者をよそに、次々と差をつけていく子どもたち。やはり、若い子どもの反射神経や運動能力には勝てませんでした……。
結果は7位という残念な順位ではありましたが、最後には記念にこのようなカードがもらえました。
「プッチグランプリ」を始め、施設内には乗り場でカードがもらえるアトラクションが多数あります。そのカードを「コチラのプッチタウン内メンキョセンター」、もしくは、「ピピラのモトフィールド内ライセンスセンター」に持って行くと、300円で顔写真入りのライセンスカードを作ってもらえます。
また、点数によってもらえるカードも「ふつう」「ゴールド」「プラチナ」と異なってくるので、アトラクションに乗るたびに「今度はもっと頑張ろう」とチャレンジ精神が生まれるのです。
第1位:アクロエックス エボリューション
取材に訪れたこの日、園内を歩いていると、多くの家族連れが順番待ちの列に並んでいる様子を発見。それが「アクロエックス エボリューション」。その名の通り、悪路(アクロ)のコースをテストドライバーとなって走り、高得点を狙うアトラクションです。
こちらの「アクロエックス エボリューション」は、2016年5月9日台湾にオープンした「SUZUKA CIRCUIT PARK」でも、人気を博しているアトラクションなのだとか。
4人乗りのオフロードマシーンということもあり、車体はかなり大きめ。
乗車後、ハンドルを握り、アクセルを踏めば、気分はすでにプロのテストドライバー! わきの壁にぶつかると減点となってしまうので、慎重にハンドルを切って進んでいきます。
車内の音声に従い、水上を走ったり、ガッタン橋を渡ったりと、さまざまなセクションを通過していきます。運転に少し慣れてきたかと思った頃、「油断は禁物だ!」という音声が流れ、おもわずドキッとしてしまいました(笑)。
こちらも獲得したポイントに応じてカードをもらうことができます。ぜひ、最上級の「S級ライセンス」を目指してみてください。
番外編:サーキット チャレンジャー
そして、常時営業はしていないものの、編集部が声を大にしておすすめしたいのが「サーキット チャレンジャー」。なんと、実際の国際レーシングコースをカートに乗って走ることができるのです。
遊園地から続くトンネルを抜けると、レーシングコースのエントランスに到着。
まずは、スタッフの方から説明を受け、映像で操作方法を学びます。
その後、カートに乗り込みスタートを待ちます。
新感覚EVカート(電気自動車)は、大人でも子どもでも乗れるよう、ペダルは足元でなくハンドルにつけられています。
事前に渡されたカードを差し込むことで、乗車後、データーステーションで自身の結果を見ることができます。
そして、いよいよスタート。まずは、音声に合わせハンドリングテストをします。その後、一旦停止し、スタートテストが行われます。
そのまま時速30キロでコースをただひたすら走ります。辺り一面に広がる広大な景色を見ながら、風を受ける爽快感は、おそらくここでしか味わえません。操作もまったく難しくないので、ひたすら走る楽しみを味わえます。
乗車後は、C・B・A・Sの4段階でランク付けがされ、結果が印刷されます。もちろん、他のアトラクション同様、ライセンスカードを発行することも可能です。
こちらの「サーキット チャレンジャー」は、レーシングコースの走行スケジュールに合わせ営業されているので、事前にホームページなどで営業予定の確認が必要です。また、パスポートとは別に1,500円のチケットが必要となってきます。それでも、開園後は即チケットが完売になることもあるほどなのだとか。
実際に乗車した筆者も大満足。お金には変えられない貴重な体験が味わえ、この経験は一生を通して残ると断言できます! 鈴鹿サーキットに訪れた際には、ぜひ体験してみてください。
また、鈴鹿サーキットの遊園地には0歳からでも楽しめるアトラクションもあり、小さい子供でも安心して遊ぶことができるのもうれしいポイントです。