粗食と聞くと、みなさんはどんなイメージを持たれますか?

辞書などで調べても、”粗末な食事”と訳されることもありますが決してそんなことはないです。

おいしくて、健康にいい食事でもあります。

”食事から健康的になりたい”そう願う方は、一度記事を参考にしてみてください。

粗食とは?

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

そもそも粗食とはなんでしょうか。

粗食といっても一言でこれ!といった定義が実はありません。

わかりやすくいうと、「一汁一菜」と言われるようなごはん・お味噌汁・お漬物のような食事がイメージしやすいでしょうか。

ファーストフードや加工食品、コンビニなどを利用する現代人の私たちにとっては、少し離れた食事に感じるかと思います。

粗食と聞くと、なんとなく質素なイメージをもちますが、粗食こそ健康的な本来の日本の食事だと見直されています。

粗食のに関する本が出版や、さまざまなレシピ本も販売されています。

食材そのものを楽しむ、必要なものを摂取する、無駄な味つけをしない、そんな食事を楽しめるのが粗食だと感じています。

”◯◯さえ食べればOK!”◯◯健康法”など、一時的な流行の食事はありますがそんなメディア情報に振り回されるのが疲れた方。

自分の健康と向き合いたい、食材を楽しみたい、シンプルな食生活にしたい、そんな方は一度粗食について考えていきましょう。

粗食のポイント

日本の和食は、美味しいかつ健康にも良いと世界各国から評判でもあります。

日本人にとって、ごはんを食べる習慣や味噌汁を飲む習慣というのは、和食を昔から食べてきたことも影響し馴染みがありますよね。

粗食の基本としては、「ごはんと味噌汁」。

こんなにもシンプルな食事です。

近年は欧米食が主流にもなりつつありますが、実は日本人にぴったりな粗食の取り方について3つのポイントを解説していきます。

ごはんを取り入れる

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

みなさん、主食は何を食べていますか?

ごはん、パン、麺類などさまざまでしょう。

粗食を行う上では、まずはごはんを取り入れていきます。

パンやパスタなどの麺類を食べていると、自然と資質が多い食事になっていませんか?

朝は時間がないからヨーグルト、昼は手軽にコンビニのサンドイッチ、夜はさっと作れるようにパスタ。

こんな食事だと、粗食とは呼べませんよね。

糖質制限なども流行りましたが、粗食の世界では必要ありません。

健康的な粗食を考える上で、まずは主食はごはん!とても大切です。

味噌汁を取り入れる

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

そして次に、味噌汁を飲んでいますか?

ここでいう味噌汁とは、足跡やカップになった味噌汁ではありません。

お出汁をとった、具沢山の味噌汁です。

おかずの選択は肉類は避ける

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

粗食というと、一汁一菜と言われているので”一菜”の部分です。

「まごわやさしい」この言葉を聞いたことありますか?

”まごわやさしい”食材とは

  • ま:豆製品
  • ご:ごま
  • わ:わかめ
  • や:野菜
  • さ:魚
  • し:椎茸(きのこ類)
  • い:いも類

と言われています。

本来の粗食は、一菜としてお漬物を食べるスタイルが多いですが上記の食材で取り入れることは現代人の食生活から実践しやすいと思います。

ごはん+味噌汁+お漬物のスタイルはハードル高いなと感じる場合は、一菜として「まごわやさしい」の食材を取り入れてみましょう。

おかずで考える以外に、味噌汁の具材としてもこのような食材をオススメします。