アロマはコミュニケーションツールとしても使えます
また、レッスン内のコミュニケーションとしても、アロマの知識はとても役に立ちます。
アロマはお子様にも使えますので、「咳が止まらない」ようなお子様の症状がある場合に使える精油を教えてあげたり、といったこともレッスンの中で話をしたりしています。
妊婦さんにはこれは使ってはダメ、とか、子どもには強すぎるのでこっちの精油の方がいい、とか。
アロマは禁忌を知ることもとても大切
精油を扱っていくのであれば、「禁忌」を知ることも大事になります。
インストラクターの先生という立場になったとたんたくさんの質問を受けるようになるんですね。
なんとなくの知識で伝えることは絶対にしてほしくない。
アロマは症状を改善する効果がありますから、そうした意味でも先々アロマヨガをするのであれば知っておいてほしいと思います。
真梨先生流レッスンでの一工夫
アロマヨガのレッスンでは、始めからアロマを焚いて、その中でレッスンをするケースが割と一般的ですが、私のクラスでは精油の香りを参加者全員に嗅いでもらって、精油の効能や役割をお伝えしています。
精油の説明をかなりした後に、これから行うレッスンとの関連性もお伝えしてから動きに入っていきます。
「精油について知りたい」というニーズはやっぱり多い。
なので、ただラベンダーの香りの中で行うレッスン、とかではなくちゃんと知りたいというニーズに応えたレッスンを提供したいという思いはあります。
ちゃんと伝えようと思ったら、やっぱりちゃんと勉強をしなければいけないと思います。
例えば、「猫のポーズが肩こり解消に有効」と言う生徒さんがいますが、なぜ有効なのかを尋ねると「本に書いてあるから」って答えが返ってくることがあります。
教える人は、それではいけないよ、と伝えてます。それと同じ。
自分でちゃんと体感して、伝えられることを伝える、というのはとても大事です。
だから、アロマもちゃんと勉強していこうね、と生徒さんにはアドバイスしています。
それに伝えれば伝えるほど、質問もたくさんくるので、生徒さんとのコミュニケーションを取るにはとても良いと思います。
アロマはプライベートにも活用できます
アロマは自分の状態や性質などを知るきっかけにもなります。
その時の状態によって、欲する香りが全然違うんですね。
すごくいい匂いだな、と感じる香りは、必要な香りだったりします。
例えば、ふわふわしているときは「グランディングの精油」、これは根がベースになっている精油ですが、地に足がついてないときは、それらの香りを嗅ぐととてもいい匂いと感じます。面白いですよね。
それから、アロマの知識を持っていれば、消臭スプレーや虫よけスプレーなど、自分で作れてしまいます。
掃除にも使えますし、お父さんの靴の消臭袋とか、そんなのもできちゃいます。
薬と同じ感覚でいろいろな効果の精油をそろえていく感じですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
アロマヨガを行えるようになると
- アロマは関心が高く集客にも有効
- レッスンの幅を広げやすい
- コミュニケーションを深めるためにもとても有効
といったメリットがあります。
しかしながら、中途半端な知識では、生徒さんからの質問にこたえきれないことも。
禁忌などを知らずに行うことは、「安全なクラスづくり」というインストラクターの最も気をつけなければいけないことからも外れてしまいます。
だからこそ、学ぶ際はアロマを体型的に学べるところでじっくり学ぶことをおススメします。
こちらのブログが誰かのお役に立てれば幸いです。
今回お話を聞いた人
畠中真梨先生:
YMCメディカルトレーナーズスクールにてヨガクラス、養成講座の講師を担当。キッズヨガ、シニアヨガのインストラクター養成講座のほか、アロマヨガ、リストラティブヨガなどのレッスンを担当。
ご自宅でアロマテラピー検定を目指せる【オンライン講座】がスタート
「AEAJアロマテラピー検定対応講座」のオンライン講座が2021年7月に開催されます。
これまでは通学での受講がルールとして義務付けられていましたが、新型コロナウィルスの影響を踏まえ、期間限定でオンラインでの受講が可能になりました。
ご自宅で学べるのは、期間限定、今だけのチャンスです。
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詳しくは【オンライン】AEAJアロマテラピー検定対応講座をご参照ください。
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