今後も続く「挑戦」

line_368048753057254_2――本作を通じて思うのは、映画作品はやはり観客へ開かれているべきということです。

松永:そうですね、開かれているべきです。でもかといって、簡単なオープンエンドにして無責任にはしたくありません。そのあんばいはすごく難しいと思います。

 映画製作では常に製作側なりの答えはありますが、映画をお客さんへ届けて、その人なりの映画が完成すればいいと思っています。

――最後に観客へメッセージをお願いします。

松永:日本という国で、こういう映画を作れたことに意義があると思います。それをお客様がどういうふうにご覧になるのか楽しみです。この映画はやっぱり劇場で観るために撮っているので、映画館で体感していただいて、感想を共有して、みなさんが何を思ったか知りたいです。

ディーン:映画というひとつのアートフォームでしか作れないものを作りたかったですし、そのためのディスカッションが必要だと思うんです。そのために今後も企画・プロデュースによって挑戦し続けていくつもりです。まずはこの作品を楽しんでいただけたらと思います。

<取材・文/加賀谷健 撮影/M TAKANORI>

加賀谷健 音楽プロダクションで企画プロデュースの傍ら、大学時代から夢中の「イケメンと映画」をテーマにコラムを執筆している。 ジャンルを問わない雑食性を活かして「BANGER!!!」や「映画board」他寄稿中。日本大学映画学科監督コース卒業。Twitter:@1895cu

提供・女子SPA!



【こちらの記事も読まれています】
無印良品「メガネ拭き」が買い。パンプスの汚れも落とせちゃう
手書きの「パスワード管理ノート」が人気。 便利&可愛いアイテム3選
3COINS「マスク インナーパッド」で息苦しくない、リップもつかない!
カルディのイチオシ調味料5選。「焼肉ザパンチ」「もへじ」が最強
ダイソー“簡単泡立て器”が神、ふわっふわのオムレツが作れちゃった