北海道で食べたいグルメと言えば、ウニやいくらがたっぷりのった海鮮丼やお寿司を思い浮かべる人が多いでしょう。では札幌で食べたいグルメと言えば……?圧倒的に「ラーメン」と答える人が多いようです!ほかには、札幌のご当地グルメ「スープカレー」や札幌発祥の「シメパフェ」も人気!出張などの短い滞在でも思う存分札幌を満喫できるよう、これだけは食べておきたい!という札幌の必食グルメを一気に37軒ご紹介いたします!

第1位 ラーメン

札幌で食べたいグルメ、堂々の1位はやっぱりラーメン!札幌は味噌ラーメンが主流だと思っている人が多いと思いますが、もはや純粋な味噌ラーメンを提供しているお店を探す方が難しいのではないかと言うほど、札幌のラーメン業界は進化し続けています。

地元で愛されている人気店はもちろん、オリジナリティ溢れる注目店も見逃せません!今回は取り上げませんでしたが、札幌ラーメンの代表格「麺屋 彩未」は紹介するまでもなくもちろんオススメです!!

①MEN-EIJI HIRAGISHI BASE(メン エイジ ヒラギシ ベース)【札幌市豊平区】

【決定版】これを食べずには帰れない!出張や観光で行きたい札幌の必食グルメBEST37選
(画像=トリップノートより引用)

札幌のラーメンを多様化させたパイオニア的存在と言っても過言ではない一軒。2006年のオープン当初は天才現ると噂されていたほどで、筆者が初めて食べたときの衝撃は今でも忘れられません!豚骨と鶏ガラのWスープに、魚介(煮干し)の旨味もたっぷりと加えた複雑なスープが特徴的です。

ラーメンの奥深さを誰よりも知っている店主の探究心が見事。ゆずの香りを効かせた和風ダシのジュレをあしらうなど、フレンチや和食の技法も取り入れた独創的な一杯が楽しめます。昼時の行列は必至。オシャレな料理に目がない女性からの支持も厚いお店です。

札幌市内に複数の姉妹店を出店するなど、勢いに乗っているEIJI。直近では2021年の10月に狸小路のすぐそばに家系(E.A.K)EIJIもオープン!濃厚豚骨スープを味わいたい方はこちらへ。最後にご飯を入れてリゾット風にして食べる危険すぎるラーメンが味わえます!

②雨は、やさしく【札幌市白石区】

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(画像=トリップノートより引用)

ラーメンでありながらラーメンじゃない、そんな表現がぴったりなお店。ゴボウ天や大葉と言ったクセの強い食材も丼の中で見事に混然一体となっている一杯が味わえます。

中でも「白肝煮干」は、濃厚な魚介スープにワインで煮た鶏の白レバーペーストを溶きながら食べる、珍しいスタイル。凝縮されていた旨味が一気に溶け出し、旨味の層が幾重にもなって口の中に広がります。洋風の食材を味の決め手に持ってきていても、しっかり和風ラーメンに仕上がっているところが計算され尽くされた一杯です。もはやラーメンを超えた新しいジャンルの麵と言えるかもしれません。

ちなみに姉妹店「雨は、やさしく NO,2」では、ホタテペーストを溶かしていただきます。こちらは駐車場がないのでご注意くださいね。

【決定版】これを食べずには帰れない!出張や観光で行きたい札幌の必食グルメBEST37選
(画像=トリップノートより引用)

大泉洋さんが所属しているTEAM NACSが出演する北海道の人気番組『ハナタレナックス』にて、札幌市白石区における「最も美味しいラーメン」として「KING OF RAMEN」を受賞。壁に書かれたナックスメンバーのサインを写真に撮っていくファンも多いのだそう。ナックスを唸らせた一杯をぜひ味わってみてください。カフェのようなオシャレな雰囲気で、デートにもオススメです。

③麺屋 菜々兵衛 本店【札幌市白石区】

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(画像=トリップノートより引用)

札幌で主流の中太ちぢれ麵ではなく、のどごしの良い自家製ストレート麵が自慢の菜々兵衛。北海道の中札内(なかさつない)地鶏を使用したコラーゲンたっぷりの鶏白湯スープは奥行きのある深い味わいで、多くのファンが足繁く通う行列の絶えないお店です。

和食出身のご主人のこだわりが詰まった、鶏の旨味を最大限に引き出したスープが魅力。有名店のわりに比較的遅い時間まで営業しているので、足を運びやすいところも◎。2020年8月にはすすきの店もオープン!あっさりしているので〆のラーメンにもぴったりです。

④我流麺舞 飛燕(がりゅうめんぶ ひえん)【札幌市豊平区】

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(画像=トリップノートより引用)

札幌市内に5店舗・石狩地方に2店舗の系列店を持ち、その勢いを拡大し続けている飛燕グループ。目指すラーメンはヘルシーで食べやすい老若男女に愛される味。子供でも飲み干せるスープを減塩・減脂・無化調で提供しています。

味のベースは、清らかで上品な味わいの小樽地鶏を使用した清湯(ちんたん)スープ。濃厚でパンチの効いたスープが好みの人には、焦がしラードの風味が堪らない「我流札幌ラーメン 飛塩」がおすすめです。

⑤あら焚き豚骨 あらとん本店【札幌市中央区】

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(画像=トリップノートより引用)

道外観光客にも人気のある札幌市中央卸売市場の、場外市場に店を構えるあらとん。市場から出る新鮮な魚介のアラと豚骨をあら焚きにしたガツンとくるスープが強烈な印象で、スープに負けない極太麵も特徴的なラーメンです。魚介のアラは常に旬のものを使用。季節ごとに異なる魚の風味を生かした一杯が味わえます。

また、オープン当初はメニューになかった、極太麵の濃厚つけ汁を提供するとたちまち大人気に!今では、客の8割がつけ麺を注文していくのだそう。どちらも試す価値ありです!

⑥八乃木(はちのき)【札幌市西区】

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(画像=トリップノートより引用)

札幌味噌ラーメンの名店「すみれ」の暖簾分け。札幌にいくつかあるすみれ系ラーメンの中で、ここ何年も1位に座している「麺屋 彩未」を別格としたら、八乃木が一番という呼び声も高い名店です。

火の入り具合が絶妙で、しゃっきりとしたもやしの歯ごたえとスープの相性が◎。多めに入っているおろし生姜を少しずつ溶いて、味変しながらいただくいただくのが八乃木スタイルです。何十軒何百軒と食べ歩いているツウも虜になる、洗練されたスープをぜひ味わってみて!全部飲み干したときに店主の気持ちがさりげなく丼に表れるのですが、それは食べた人だけの秘密ということにしておきましょう♪

⑦凡(ぼん)の風 杉むら中華そば店【札幌市中央区】

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(画像=トリップノートより引用)

味噌・塩・醤油に中華そばなど、どの味をとっても高い評価を得ている凡の風。舌の肥えたラーメン好きが通うお店として知られています。2019年10月にメニューや店名などを一新し、鶏出汁中華そばが看板メニューに。清湯スープ、醤油ダレ、仕上油というオーソドックスな味付けで勝負しています。

看板メニュー以外では昔から定評のある塩そばもおすすめ。まろやかななかにもキリッと引き締まった塩みのスープがバランスの良い一杯。「塩がおいしい店はなにを食べてもおいしい」と言われているのを体現しているかのような実力派のお店です!

⑧コクミンショクドウ【札幌市北区】

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(画像=トリップノートより引用)

札幌の郊外でおいしいラーメンを食べたいときにおすすめなのがこちら。ライバルの多い札幌中心部にも負けない味とサービスで勝負しているお店です。店主のイチオシは塩ラーメンのように澄んだスープが自慢の「白しょうゆらーめん(750円)」。しょうゆ味だけで6種類ものレパートリーがあります。

鶏ガラを使用したあっさり醤油がウリのお店ですが、スパイス系のメニューも充実。魚介ベースのカレー味(750円)や、担々麺風のオリジナルメニュー「ごまから麵」などが特に人気。2020年頃から札幌のラーメン史に革命を起こしたスパイス系ラーメンをぜひ一度試してみては!

⑨中華そば カリフォルニア【札幌市白石区】

【決定版】これを食べずには帰れない!出張や観光で行きたい札幌の必食グルメBEST37選
(画像=トリップノートより引用)

KADOKAWAが発行している『ラーメンWalker北海道2021』のラーメングランプリ総合部門で見事1位に輝いたカリフォルニア。札幌に煮干し系ラーメンが定着してから数年が経ちますが、とうとう有名なメディアに見つかってしまった!という印象の隠れ家的一軒です。

カタクチイワシ、ウルメイワシ、サバ節から丁寧にとったスープがベース。仕上油にはあっさりとした鶏油を合わせるお店が多いなか、こちらは油もカタクチイワシやアゴなど、相性の良い魚の油を合わせています。魚介の奥深い香りと旨味が凝縮したスープは、一度味わうとクセになる味!刻みネギなど野菜で仕上げた香味油が特徴の「真中華そば(680円)」もおすすめです。

⑩山嵐【札幌市豊平区】

【決定版】これを食べずには帰れない!出張や観光で行きたい札幌の必食グルメBEST37選
(画像=トリップノートより引用)

若いカップルや男性に人気の背脂豚骨系こってりラーメンがウリのお店。山嵐の名を冠するのは3ブランド、計4店舗を市内に展開しており、いずれも人気店となっています。

背脂たっぷりでいかにもこってりしてそうですが、キャベツや玉ねぎのみじん切りがよいアクセントになっていて意外と飲み干すお客さんも多いのだそう。こってりとあっさりが合わさったようなスープで、ツウの間では「こっさり」と呼ばれているそうです。

麵は一般的なお店より多めの165g。ボリューム満点の一杯が味わえます!