南部せんべいやかもめの玉子などの銘菓をはじめ、テレビで度々取り上げられている海産物やブランド牛を使った話題のグルメに、地元で昔から愛されてきた郷土菓子など、岩手で買うべきおすすめのお土産を厳選してご紹介します。

1.南部せんべい(南部せんべい乃 巖手屋)

【江ノ島】レンガ造りの遺跡がすごい!「サムエル・コッキング温室遺構」
(画像=hb.afl.rakuten.co.jp トリップノートより引用)

「南部せんべい」は、現在の岩手県と青森県にまたがっていた旧南部藩に伝わる伝統菓子です。小麦粉を主原料に、胡麻やピーナッツがトッピングされているのが一般的で、バリバリと硬い歯ごたえと素朴な味わいが楽しめます。

専門店がたくさんありますが、特に有名なのは二戸市に本社がある「巖手屋(いわてや)」。商品のバラエティが非常に豊富で、胡麻やピーナッツの定番のほか、一口サイズの「小判」、さきいかをのせた「いかせんべい」、りんごチップをのせた「りんごせんべい」など、ユニークな南部せんべいも揃います。盛岡駅直結の商業施設・フェザン内にも売店があり、品揃えが大変良いです。

2.かもめの玉子(三陸菓匠さいとう)

【江ノ島】レンガ造りの遺跡がすごい!「サムエル・コッキング温室遺構」
(画像=hb.afl.rakuten.co.jp トリップノートより引用)

岩手県沿岸部・大船渡(おおふなと)市に本店を構える「三陸菓匠(さんりくかしょう)さいとう」。看板商品である「かもめの玉子」は、三陸はもちろん、岩手を代表する銘菓として有名です。黄身餡をカステラ生地とホワイトチョコで包んでおり、しっとりほくほくとした食感と上品な甘さが楽しめます。【1個:135円(税込)】

種類も豊富で、ミニサイズ(1個・税込97円~)をはじめ、りんごの果肉が入ったものやチョコレートクリーム、さらにマンゴークリームが入った「プレミアム」(1個・税込300円~)など、季節限定を含む5種類以上の「かもめの玉子」が販売されています。

3.黄金かもめの玉子(三陸菓匠さいとう)

【江ノ島】レンガ造りの遺跡がすごい!「サムエル・コッキング温室遺構」
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

上記でご紹介した岩手の定番土産「かもめの玉子」ですが、こちらの「黄金かもめの玉子」は、岩手県の世界遺産・中尊寺の金色堂をはじめとする奥州黄金文化にちなんだ、プレミアム感のある逸品です。通常のかもめの玉子との大きな違いは、黄身あんの中にまるごと栗が入っていること。甘さ控えめの栗とかもめの玉子の組み合わせがベストマッチで、上にトッピングされた金箔も贅沢感を演出しています。

一個あたり390円(税込)と通常のかもめの玉子(一個135円)よりお高めですが、一個ずつ箱入りで販売されているのでお土産にも選びやすいですよ。【1個:390円(税込) 】

4.ごま摺り団子(松栄堂)

【江ノ島】レンガ造りの遺跡がすごい!「サムエル・コッキング温室遺構」
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

「松栄堂」は、岩手県南の街・一関(いちのせき)を代表する和菓子店。一関では季節の行事ごとにお餅をついて食べる習わしがあり、そんな餅文化を反映して、松栄堂でも多くの餅菓子が生み出されています。

中でも岩手土産の代表格となっているのが、こちらの「ごま摺り団子」。普通のお団子はお餅の上にあんこやゴマをトッピングしますが、餅の中にごま蜜を入れるという逆転の発想で生み出された商品です。柔らかなお餅の中に、とろとろのごま蜜がたっぷり入っていますので、一口で食べるようにしましょう。噛むと中からごま蜜が飛び出してきて、香ばしい風味が口いっぱいに広がります。お土産店では冷凍販売されていますので、持ち帰りもしやすいです。【8個入り:648円(税込)】

5.岩谷堂羊羹(回進堂)

【江ノ島】レンガ造りの遺跡がすごい!「サムエル・コッキング温室遺構」
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

奥州市江刺区に本店を構える「回進堂」は、300年以上もの歴史をもつ老舗和菓子店。そんな回進堂を代表する商品が「岩谷堂羊羹」で、県内各所のお土産店などでは必ず販売されているほど、銘菓として広く知られています。

さまざまな味やサイズが販売されていますが、一口サイズや特小型サイズだと、食べ切りやすいのでお土産にもぴったり。中でも「本練り」は、厳選した小豆と昔ながらの製法で作られる、ずっしりと濃厚な味わいが魅力です。【特小型 本煉(140g):340円(税込)】

6.八幡平の樹氷(花月堂)

【江ノ島】レンガ造りの遺跡がすごい!「サムエル・コッキング温室遺構」
(画像=hb.afl.rakuten.co.jp トリップノートより引用)

岩手県と秋田県の県境に広がる八幡平エリアで、厳冬期に見られる樹氷をイメージして作られたお菓子。やわらかい生マシュマロをクッキーでサンドして、チョコでコーティングしています。ミルクチョコやホワイトチョコ、抹茶の3種類の味を販売。【各1個・税込180円~】

7.マルカンビル大食堂のソフトクリームキャンディ(マルカンビル)

【江ノ島】レンガ造りの遺跡がすごい!「サムエル・コッキング温室遺構」
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

「マルカンビル」は、元は「マルカン百貨店」という名前の百貨店で、花巻市の人々に愛される定番スポットでした。2016年に一度閉店したものの、地元の声を受けて2017年に「マルカンビル」として復活。

6階にある大食堂は、百貨店時代の風情を残したレトロな雰囲気と、10段に巻かれた名物の特大ソフトクリームが写真映えするということで、以前にも増して人気となっています。

マルカンビルの1階にあるショップでは、お菓子に雑貨に、民芸品やトガったTシャツまで、お土産が幅広く揃います。おすすめは、話題のソフトクリームをキャンディにした「マルカンビル大食堂のソフトクリームキャンディ」。味はミルクキャンディで、食堂のレトロ感を再現したかわいいデザインがたまりません。【1缶:350円】

8.明がらす(まつだ松林堂)

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

創業150年以上の遠野市の老舗菓子店が作る、銘菓「明がらす」。原料の配合は門外不出で、一子相伝で守り続けている味となっています。まわりはお餅のような生地で包まれていますが、中身はクルミとゴマが混ざったさっくりとした不思議な食感。甘さ控えめで、ゴマの風味が引き立ちます。ほかにはないクセになる味わいなので、岩手に来た際はぜひ試してみては?日持ちは10日程度。【6個入り:400円(税込)】

9.すがたの元祖まごいかせんべい(すがた)

【江ノ島】レンガ造りの遺跡がすごい!「サムエル・コッキング温室遺構」
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

パッケージのちびまる子ちゃんが目を引く「すがたの元祖まごいかせんべい」。明治14年創業のいかせんべいの元祖「すがた」が作っているお菓子です。こちらの“まご”いかせんべいは、通常のいかせんべいサイズより小さめで、柔らかく食べやすいのが特徴。おせんべいの生地は甘めで、いかの風味がほんのり香ります。

こちらのちびまる子ちゃんパッケージは陸中海岸・浄土ヶ浜バージョンなので、このエリアを訪れたらぜひ買い求めてみて。【1箱:350円(税込)】

10. 奥州ポテト(フルールきくや)

【江ノ島】レンガ造りの遺跡がすごい!「サムエル・コッキング温室遺構」
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

岩手県南部・奥州(おうしゅう)市に本店を構える菓子店「フルールきくや」。岩手県産の食材を使ったお菓子を販売しています。

中でも人気は、「奥州ポテト」。鳴門金時と生クリーム、奥州産の卵で作った生地にカスタードクリームが入ったスイートポテトで、しっとりとした食感に濃厚な甘さを楽しめます。【5個入り・850円(税込)】