長時間のデスクワークは、肩こりや腰痛などの大きな原因になってしまうもの。
デスクワークで凝り固まった筋肉は、ヨガのポーズでほぐしましょう。
今回はオフィスワーカー必見の、座ったままできるヨガ5選をご紹介します!
座ったままできるイスヨガとは?
イスに座って行うイスヨガは、場所を取らず、ヨガウェアに着替えたりせずに、サクッとできるのがポイントです。
オフィスなどでも仕事の合間にその場でできるので、カラダの不調の予防や気分転換にぴったりです。
また、イスのサポートがありながらポーズを行うので、誰にでも簡単にできるものが多く、運動が苦手な方や年配の方でも無理なくできるヨガの一つ。
座ったまま簡単にできるため、会社で行うオフィスヨガや、高齢者向けのシニアヨガなどにも取り入れられています。
オフィスでも簡単!座ったままできるイスヨガ5選
長時間のデスクワークが続くと、いつの間にか筋肉が凝り固まって、さまざまなカラダの不調を引き起こしてしまいます。
イスに座ったままできるヨガポーズは、場所を取らず、仕事の休憩時間やスキマ時間にサクッとできておすすめです。
オフィスでもできる、簡単なイスヨガ5選をご紹介します。
イーグルのポーズ
腕を絡ませて、肩や肩甲骨まわりのストレッチに適したイーグルのポーズ。
本来は立位のポーズで、全身を使うポーズですが、イスで行うバージョンは上半身に集中して行います。
肩こりが気になる方や猫背を改善したい方におすすめです。
イーグルのポーズのやり方
- 顔の前で左ヒジを90度に曲げる。
- 右ヒジを左ひじの下に重ね、腕を絡めて手のひらをを合わせる息を吸いながらヒジを高く上げて、軽く胸を反らせる。
- 吐きながらヒジを胸に引き寄せて、軽くうつむく。
- 呼吸とともに3〜5回くり返す。
- 終わったら反対側も同じようにやる。
ヒジとヒジをしっかりと密着させることで、腕を絡めやすくなります。
深い呼吸とともに行いましょう。
かんぬきのポーズ
日常生活ではあまり行わない、体側を伸ばすという動作をするポーズです。
本来はマットの上でヒザ立ちになって行うかんぬきのポーズ。
上半身と下半身に働きかけて、デスクワークで滞りがちな、全身の血行を促進してくれます。
かんぬきのポーズのやり方
- 背筋を伸ばしてまっすぐ座る。
- 右足を横に伸ばす。
- 息をゆっくり吸いながら左手を上にあげ、吐きながら上体を右に傾ける。右手は右足に軽く添えておく。
- そのまま3〜5回深く呼吸する。
- 終わったらカラダを元に戻し、反対側も同じようにやる。
- 背中が丸くなると、体側を上手く伸ばせません。
背筋を長く伸ばしたまま、傾けるように注意しましょう。
股関節まわりのストレッチ
イスに座りっぱなしのデスクワークでは、そけい部が圧迫されて下半身の血流が滞りがちに。
また、常に体重を支えているお尻まわりの筋肉も、凝り固まってしまいます。
股関節まわりのストレッチは、そけい部やお尻の筋肉を伸ばし、下半身の血流の改善、腰痛の改善にも効果が期待できるのです。
股関節まわりのストレッチのやり方
- 左足を持ち上げて、左足首を右足の太ももに乗せる。
- 息を吸いながら背筋を伸ばし、ゆっくりと吐きながら上体を前傾させる。
- そのまま3~5回呼吸する。
- 終わったら反対側も同じようにやる。
背筋が丸くなるとストレッチ効果が減少してしまうので、背筋を長く保つように意識しましょう。