生まれたばかりの赤ちゃんは、何をしていても初めて尽くしで、まだ自分では何もできない状態。
そのせいで大人が思っている以上にストレスをためています。
今回は赤ちゃんがストレスに感じること、ストレスを感じている時のサイン、対処法、予防法を解説します。
赤ちゃんにとってストレスになること
赤ちゃんは生まれたばかりのデリケートな状態で、いろんなストレスにさらされています。
もはやストレスを感じてしまうこと自体は不可避というか、世界に順応していくために必要な過程ではあるのですが、それでも親御さんは何でストレスを感じているのかはわかっていてあげたほうがいいです。
身体的なストレス
赤ちゃんは手足もまだ思うように動かせず、自分の体の異変にもどう対処すればいいかわかっていません。
例えばこんなことでストレスを感じます。
- おむつが汚れた、蒸れている
- 体のどこかがかゆい
- 空腹
- 汗をかいて不快
- 抱っこされて居心地がよくない
こういう時は赤ちゃんは泣きだしてサインを出します。
それが分からず放置してしまうとそれが不安になって一番ストレスを感じるので、赤ちゃんの体に異変がないかチェックしたり、抱っこのポジショニングを微妙に変えてみましょう。
精神的ストレス
大人でも対人関係はかなり疲れることが多いですよね。
また赤ちゃんは毎日不安なことだらけで、親御さんの庇護を求めていますが、それがしっかりされていないと一番のストレスになります。
- ママにだっこしてもらいたい
- 親が怒っている
- 一人きりにされて不安
- 気持ちがわかってもらえない
- 親の顔が見えない
些細なことで不安を感じ、泣き出してしまうので気をつけましょう。
環境的ストレス
赤ちゃんを取り巻く環境は一番のストレス原因となります。
少しの違和感でもこちらが思った以上に敏感に反応してしまうので気をつけましょう。
例えばこんなことが当てはまります。
- 外からの明かりがまぶしい
- 暗すぎて不安
- 部屋が暑い、寒い
- 騒音が気になる
- 寝心地が悪い
- 知らない人がそばにいる
- 普段とは違う場所にいる
赤ちゃんをいくらあやしても泣き止まない時はこういう外部の環境要因が考えられます。
赤ちゃんがストレスを感じている時の反応は
赤ちゃんがストレスを感じている時は、大泣きしてくれればわかりやすいですが、いろんな反応が出ます。
ひどいと身体的に異変が出ることも。
- 湿疹ができる
- ミルクを嘔吐する
- 下痢、もしくは便秘になる
- 食欲減退
こんな症状が出たら要注意です。
不安であればすぐに病院に連れて行くのもありですが、その前にご家庭内のストレス要因になるものを取り除けば症状が改善する場合もあります。
湿疹は一時的なものか、アレルギーやアトピーが原因かは判断がつきづらいので、医師の診察を受けましょう。
また、行動で反応する場合もあり、夜泣きがひどくなったり、笑わずにずっとぶすっとした表情をしていることもあります。
ストレスに過敏に反応したり、心を閉ざしてしまっている場合があるので、逐一ケアしてあげましょう。