こんにちは、テンナイン・コミュニケーションの英語講師 西田匡吾です。
先週は「多義語」について解説しました。
【多義語で増やす英単語】英文法~基礎編~ きょうごのえいご
多義語は、特定のフレーズの中で使われることが多いので、フレーズごと覚えていくと語彙が増やせるのがポイントです。
今週は「品詞がまぎらわしい語」について、解説します。
私たち日本人の英語の問題点のひとつは、和英辞書のイメージで単語ごとに英語にしてしまって、文として不自然になってしまうという点です。そこでの大きなポイントは、英語にするときに意味だけでなく、品詞にも注意するということです。
即効性があるのは、品詞のパターンを知ることです。次のパターンの空欄に入る単語が分かりますか?
・extend 【動】「~を伸ばす」
・extension 【名】「拡張」
・____ 【形】「幅広い」
・____ 【副】「幅広く」
答えはこうなります。
・extensive 【形】「幅広い」
・extensively 【副】「幅広く」
extension【名】→extensive【形】→extensively【副】というかたちの変化が分かるかと思います。
これを頭に入れて、次のパターンで、かたちを予想してみてください。
・persuade 【動】「説得する」
・persuasion 【名】「説得」
・____ 【形】「説得力のある」
・____ 【副】「説得力を持って」
答えは、何となく予想できたのではないでしょうか。
・persuasive 【形】「説得力のある」
・persuasively 【副】「説得力を持って」
このように品詞によるかたちのパターンを知っていると、ひとつの単語を知っているだけで、派生する形も含めて覚えやすくなります。
YouTube「きょうごのえいご」では、こうした品詞のパターンをたくさん紹介しています。
ぜひ見てみてください!
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