年金の受給額を増やすには?
老後の重要な収入源となる年金は、例えば“繰り下げ受給“で年金額を増やすことができるでしょう。
年金は、受給時期を66歳以降に設定することで年間受給額の増額が可能です。昭和16年4月2日以後に生まれた人は、老齢基礎年金の受給を66歳0ヵ月まで繰り下げると1ヵ月当たり8.4%、70歳0ヵ月まで繰り下げた場合は1ヵ月当たり42%、増額されます(2020年12月時点)。
また、老齢厚生年金も66歳0ヵ月~70歳0ヵ月に受給開始時期を繰り下げることで、同様の増額が可能です。老齢厚生年金の場合は、昭和17年4月2日以後生まれの人が対象です。
他にも、加入している年金の区分によっては「国民年金基金」もしくは「付加年金」に加入するほか、国民年金の加入期間に納付額の不足があれば追納する、60歳以降も働いて厚生年金に加入するなどの方法があります。
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