謝るきっかけはあったけれど…
「彼はその方の高校時代の友人で、たまたまカラオケで一緒したのがきっかけで仲良くなって付き合うことになったんです。
ただ、ふだんから言い訳とかを一切しない人で、あのときも残業のことは話しませんでした。それ以前に当時の私は彼の仕事がそんなに大変とは思わなくて……」
人の命を助ける仕事というのは知っていましたが、彼女は当時大学生。そこまで理解が及ばなかっただけでなく、甘えさせてくれるのをいいことにワガママを言って振り回したことが何度もあったそうです。
また、別れた直後は友人たちにグチをこぼすこともあり、そのときは逆に「彼氏がかわいそうだよ」と責められたとか。特に仲の良かった友達には本気で叱られ、彼氏に謝るようにたしなめられます。
「けど、自分から連絡する勇気がなくて、元バイト先の方からの連絡はそのときにあったんです。いくら夜勤だったとはいえ、30時間以上も寝ずに働いていたなんて全然知りませんでした。それなのに彼の言い分も聞こうとせず、ひどいことを言っちゃって……」
それでも反省していたので、久々に連絡を取り、一方的に責めてしまったことを謝罪。彼氏もそれを受け入れてくれましたが、すでに別れてから2か月近く経っており、ヨリを戻すことは叶いませんでした。
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