一人になりたい心理・原因◎心のバランスの調節が必要
ストレス社会ともいわれる現代社会では、楽しそうにしていても実は心の中にたくさんのストレスをためこんでいる場合があります。そのストレスは、自分でも気が付かないうちに、たまってしまっている場合もあるのです。
なんだかわからないけれど、一人になりたい、と感じるのは、心のバランスの調整が必要なタイミングなのかもしれません。自分でもわからないうちに、ストレスをため込んでしまったことが原因であることが多いようです。
無意識のうちにストレスをため込んでしまう場合、自分が何にストレスを感じているのかわからない場合が多いようです。心理的に探っていく必要があるので、一人になりたいと思う期間が長くなってしまうかもしれません。
あせらずにじっくりと自分と向き合ってみましょう。心理的な部分が解消されないと、また一人になりたいと思うようになってしまいそうです。
女性より、男性の方が一人になりたい
一人になりたいという心理や原因をまとめてみましたが、一人になりたいと思うのは、女性よりも男性のほうが多いのだそうです。
女性は何人かで集まるとずっと話していますよね。主婦の井戸端会議、なんて言われますが、カフェでもコーヒー1杯で3時間4時間、平気で話し込んでいます。女性は悩みを持っても、そうやって集まって話すことで解決したり、話すことでストレスを発散させることができるのです。
しかし男性は悩み事ができても、誰かに相談する前に自分で悩みを解決しようとする場合が多いようです。男性は本能的に、誰かに自分の弱みを見せたくないと感じるのだそうです。
そのため友達はもちろん、彼女や奥さんにも相談をすることができずにため込んでしまいます。悩みが深くなってくると一人になりたいという心理になるようです。
男性は女性と違って、一つのことに集中すると、他のことを並行して行うことが苦手だと言われています。仕事に熱中しているときに、友達や彼女から電話がかかってくることで中断されたくない、という理由から一人になりたいと考える男性もいるようです。
男性は悩みを相談できない、熱中すると1つのことしかできない、という理由から、女性よりも一人になりたいと思うことが多いようです。
一人になりたいときの対処法①人と付き合う時間を決めて接する
それではここからは、一人になりたいときの対処法についてまとめていきたいと思います。
一人になりたいと思ったときに、いつでも一人になれるとは限りませんよね。社会人であれば仕事に行かなくてはいけないですし、主婦であれば毎日家族と会います。なかなか一人になる時間や期間をつくることができない、と悩んでいる人もいるかもしれません。
しかし一人になりたいと思った時というのは、それほど長い期間一人でいたいと考えているわけではないことが多いのです。ちょっとでも自分の時間をつくることができれば解消されることも多いのです。
自分の時間をつくるためには、人と付き合う時間を決めて接するという対処法も大切です。社会人の人は、仕事の時間であったり、主婦はママ友とのお茶の時間はどうしても必要な時間になるかもしれませんよね。
社会人であれば、飲み会に誘われても断る日をつくったり、歓送迎会などがあっても2次会には行かないと決めてしまうのもいいでしょう。主婦の場合も2時間はお茶に付き合うけれど、2時間がたったら用事があるからと帰るようにすると良さそうです。
毎回毎回だと付き合いが悪いと思われてしまうので、この日はこの時間付き合う、という風に自分で決めておくと気が楽です。彼氏彼女の関係であっても、無理をして一緒にいる必要はありません。今日は帰ろうという日をつくる対処法は悪くないでしょう。