毎日のデスクワークや家事などで、背中には疲労が溜まりがちに。
背中の疲労は放っておくと、慢性的な肩こりや腰痛、姿勢の歪みなどの原因になってしまいまいます。
今回はそんな背中の疲れを取るのに効果的なヨガポーズ3選をご紹介します!
背中の疲れの原因とは?
背中の疲れを招きやすいものの代表として、デスクワークが挙げられます。
デスクワークでは、つい背中を丸めて首を前傾させ、猫背の姿勢になってしまいがちに。
猫背は、特に首まわりや肩まわりの筋肉に負担をかけてしまい、血行不良を引き起こしてしまいます。
このような姿勢を長時間キープしていると、常に背中まわりの血行は悪く、慢性的な疲労が蓄積してしまうのです。
定期的に運動する習慣がある場合には、運動によりカラダがほぐされ、血行が促進し、背中の疲労も多少はリセットされます。
ですがほとんど運動習慣がない場合には、筋肉が動かされてほぐれる機会がないため、背中に大きな疲労が溜まってしまうのです。
背中の疲れをヨガで取るポイントとは?
さまざまなカラダの部分をストレッチしてくれるヨガポーズ。
背中の疲れを取るためには、何を意識すればより効果的なのでしょうか?
背中の疲れをヨガで取るポイントをご紹介します。
肩甲骨
肩甲骨は背中の上部の大部分を占めている、2対の大きな骨です。
肩甲骨は首や肩、腕にも筋肉でつながっており、肩甲骨の動きの悪さは、背中の筋肉がこっているサインなのです。
肩甲骨まわりの筋肉の伸びを意識してヨガを行うことで、背中の血行を促進し、疲労の緩和につながります。
呼吸
ヨガポーズと呼吸は切り離せないものです。
深くゆっくりとした呼吸とともにポーズを行うことで、筋肉の緊張を緩ませ、効果は倍増します。
また、ゆっくりとした呼吸は副交感神経を優位にさせて、心身をリラックスさせて回復力も高めてくれます。
呼吸を意識しながらヨガポーズを行うことで、効率的に背中の疲れを取りましょう。
背骨
背骨のバランスと背中の疲労はセットになっています。
背中の筋肉が疲労すると、筋肉が硬く縮まって背骨に歪みができてしまいますし、姿勢の悪さなどで背骨が歪むと、まわりの筋肉が引っ張られたりして、疲労につながってしまいます。
ヨガで背骨をよく動かして筋肉を緩めつつ、背骨をまっすぐに整えることで、背中の疲労を緩和しましょう。